新生児の呼吸障害治療の新戦略のために~胃食道逆流現象からの新しいアプローチ
新生児の呼吸障害治療の新戦略のために~胃食道逆流現象からの新しいアプローチ
批准号:
19K17311
负责人:
平田 倫生
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
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英文摘要
2022年度は、当初本研究計画においての最終年度を予定していた。しかし、3年にわたるコロナパンデミックの直撃により、新生児医療は大きな影響を受け、おのずとこの研究計画も、特にデータ収集の段階で大きな影響を受けた。また、それに主任研究者の本務地の変更もあり、結果として研究の遂行に大幅な遅れを生じた。そのため、やむを得ず最終年度の延長を申請した。現在、得られたデータについて詳細な解析を行っている最中である。現時点では、当初の仮説とは異なる結果が得られている。つまり、早産低出生体重児において、当初その遷延する呼吸障害と潜在的な胃食道逆流の強い関連を疑って研究を開始したが、蓄積されたデータからはおおむねその関連性は薄く、障害が遷延するケースとそうではないケースでは逆流の程度に差がないことが明らかになった。また、逆流の程度がかなり重いケースで、必ずしも呼吸障害の重症度が高くなってないという所見もある。つまり、逆流そのものよりも、胃内胃酸濃度などほかの要素が呼吸障害本体とは関連している可能性がある。引き続き、さらに食道壁の基礎インピーダンス(主に静止時)に注目して、正常児との差を既存の先行研究で得られている値と比較する解析を実行中である。この解析によって呼吸障害を引き起こしやすい児の食道インピーダンス値がある程度つかめれば、個々の新生児のインピーダンスをあらかじめ測定することにより、そのリスクを予測できるかもしれない。ただし、基礎インピーダンスの値は、各種条件により変化しやすいため、その基準値の設定には困難が予想される。
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