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鼻副鼻腔乳頭腫の腫瘍組織におけるIL-33およびST2発現の検討

鼻副鼻腔乳頭腫の腫瘍組織におけるIL-33およびST2発現の検討
鼻鼻窦乳头状瘤肿瘤组织中IL-33、ST2表达的检测
批准号:
19K18818
负责人:
永田 善之
金额:
$1.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31

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鼻副鼻腔乳頭腫の症例におけるIL-33およびST-2の発現について検討を行っている。昨年までに集積した症例のデータと、本年度の症例を併せた24症例で、正常コントロール症例群、慢性副鼻腔炎症例群、鼻副鼻腔乳頭腫症例群の3群間で、免疫染色における染色性(染色の程度のグレード判定)、タンパク質レベル(定量)、mRNAレベル(定量)の有意差検定(一元配置分散分析による郡間比較)を行った。昨年より症例数を増やして、検討を行った結果を本年度示すことができた。結果としては、免疫染色の染色性について、IL-33は正常コントロールや慢性副鼻腔炎群と比較すると鼻腔乳頭腫群で、染色性の有意差を認めた。しかし、ST-2に関しては、3群ともに組織の部分的な染色にとどまり、有意差検定において明らかな差は見られなかった。タンパク質レベル、mRNAレベルにおいて検討した結果は類似していた。慢性副鼻腔炎と鼻腔乳頭腫の症例群において、IL-33の発現が、両者ともに正常コントロール群と比較して高値であったが、有意差はみられなかった。ST-2に関しては3群間において、発現レベルは低く有意差もみられなかった。これは、タンパク質レベル、mRNAレベルともに同様の結果であった。症例数を増やして検討したが、結果は大きく違わなかったことが本年の研究でも明らかになった。本検討では、IL-33は慢性副鼻腔炎でも鼻腔乳頭腫でも、上皮への刺激が起こった結果として発現するタンパク質であり、IL-33は炎症性疾患でも腫瘍性疾患でも類似した動態を示すマーカーであることがわかる。ST-2に関しては、発現が見られる細胞は免疫染色でもはっきりしなかった。鼻腔乳頭腫における発現を期待していたが、これも発現細胞が不明であり、発現していてもごく軽度であり、病態への関与は不詳である。
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