表層凍結斜面崩壊メカニズムの地盤工学的解析に基づく東欧校倉木造教会堂保存の研究

基于地表冻结边坡破坏机制岩土分析的东欧木结构教堂建筑保存研究

• 批准号: 19KK0111
• 负责人: 上北 恭史
• 金额: $ 11.81万
• 依托单位: University of Tsukuba
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-10-07 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19KK0111/
• 关键词: ウクライナ; 木造教会堂; 校倉造; ポテリッチ; 劣化; 凍結; 氷河; モニタリング; 地盤調査; 東ヨーロッパ; ログハウス; 世界遺産; 保存; 凍土; 斜面崩壊; 地盤工学; 地滑り

ウクライナの西部のリヴィウ県およびポーランド東部のサヌク県などにはカルパティア地方に伝わる伝統的な木造教会堂が多く残る。2013年にはウクライナとポーランドの共同申請で「ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群」が世界遺産になっている。木造教会堂は村の居住者たちの教会堂であり、村はずれの小高い丘の上などに建てられていることが多い。そして教会堂として利用するとともに伝統的な修理方法に従って維持されてきた。しかしウクライナではソビエト連邦時代に木造教会堂を維持する伝統的工法が失われたこともあり、修理が必要な木造教会堂が増えている。ウクライナのリヴィウ県のポテリッチ村に残る聖神降臨聖堂（Potelych-Tserkva of the Descent of the Holy Spirit）は西側の池に面した斜面に建つが、現在斜面の下側に向かって傾斜しており、内部に補強のフレームを入れて維持している。この教会堂は16世紀に建設されたといわれており、現在まで大きな修理は行われていない。本研究では毎冬凍結する地面が春に融解することにより耐力を失い、教会堂の土台の変形をもたらすのではないかと推測した。そこでポテリッチの教会堂を対象に、ボーリングによる土壌調査を実施した。教会堂の斜面の上部と下部の2か所に深さ10メートルのボーリングを調査会社に依頼し、コア貫調査を行った。またそのコアの土壌分析を行った。その結果、地表面から数十センチの堆積表土があるものの、深さ10メートルまでは地層はなく、均一な砂の土壌であることが確認できた。ポーランド東部とウクライナ西部はカルパティア山脈の北西の端部に位置するが、この辺りはもともと氷河期に氷河が削った砂が堆積した土壌であり、粘土層などの地層がない。そのため地層のすべり面は確認できず、地滑りの挙動は把握できなかった。

It is the first time in the history of Chinese history that the Chinese people have been able to understand Chinese culture. In 2013, the joint application for the registration of "wood church groups in places" as a World Heritage Site was submitted. The wooden church hall was built by the inhabitants of the village. The church is using the system to repair the damage. The wooden church building was maintained in the era of the United States. The traditional method of repair was lost and the wooden church building was repaired. Potelych-Tserkva of the Descent of the Holy Spirit was built on the west side of the pool, and now the lower side of the slope is inclined to the bottom, and the internal reinforcement is maintained. The church was built in the 16th century, and now it is repaired. This study predicts that the ground will melt every winter and that the earth will melt every spring. The Church of the Holy Trinity is a place of worship and worship. The upper part and the lower part of the church slope are deeply divided into 10 parts. The investigation team carries out the investigation according to the characteristics of the church. The analysis of the soil and water quality of the soil was carried out. As a result, the surface of the earth is divided into dozens of layers, and the surface layer is divided into ten layers. The eastern part of the mountain range is located at the northwest end of the mountain range, and the western part is located at the northwest end of the mountain range. The ground is smooth and smooth.

项目成果

東欧の茅葺き技術－カルパティア地方を中心に－ －ウクライナ木造教会堂群保存手法の構築－日欧校倉造修理工法の比較研究 その4

东欧的茅草技术 - 以喀尔巴阡地区为中心 - 乌克兰木制教堂建筑保存方法的构建 - 日本和欧洲教堂墓地修复方法的比较研究 第 4 部分

• 发表时间: 2021
• 期刊: 日本建築学会2021年度大会学術講演梗概集建築計画
• 作者: 日塔和彦;花里利一;上北恭史;藤田香織;マルティネス アレハンドロ
• 通讯作者: マルティネス アレハンドロ

キエフ国立建設大学/リヴィウ工科大学(ウクライナ)

基辅国立建筑大学/利沃夫技术大学（乌克兰）

Structural System of Historical Log Architecture

历史日志建筑的结构体系

• 发表时间: 2021
• 作者: Wataru Saeki;Kaori Fujita;Yasufumi Uekita
• 通讯作者: Yasufumi Uekita

キエフ建設大学/リヴィウ工科大学(ウクライナ)

基辅建筑大学/利沃夫技术大学（乌克兰）

カルパチア地方における校倉造木造教会堂の建築技法 ウクライナ木造教会堂群保存手法の構築：日欧校倉造修理工法の比較研究 その3

喀尔巴阡地区木制教堂建筑的建筑技术：乌克兰木制教堂建筑保存方法的建立：日本和欧洲教堂建筑修复方法的比较研究，第3部分

• 发表时间: 2020
• 期刊: 2020年度大会学術講演梗概集建築歴史・意匠
• 作者: 日塔和彦;上北恭史;稲葉信子;花里利一;藤田香織;清水重敦;マルティネスアレハンドロ
• 通讯作者: マルティネスアレハンドロ