マレーシア沿岸・河口域底質汚染の毒性リスクと生物多様性へのインパクトの包括的評価
マレーシア沿岸・河口域底質汚染の毒性リスクと生物多様性へのインパクトの包括的評価
批准号:
19KK0275
负责人:
宇野 誠一
金额:
$11.81万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-10-07 至 2024-03-31
中文摘要
急速な経済発展に伴い、東南アジア諸国沿岸域では化学物質による底質汚染が進んでおり、特に河口域付近では深刻である。しかし底質汚染による生物影響リスクや多様性の損失への寄与はほぼ未知である。本研究ではマレーシア沿岸域を対象とし、底質影響を調べるのみならず、底質内の生物多様性維持の現状を明らかにし、影響リスクと生物多様性損失レベルの関連を検証する。マレーシアは東南アジアの中でも特に下水処理場普及率が高いが、その設置は西部に偏る。そこで処理場が普及していない東部と普及率が高い西部の生物影響リスクの生物多様性維持の現状を比較し、下水処理場の汚染負荷軽減の貢献度を把握すると共に、環境保全への有用性を明らかにすることを目的とする。本研究では実際にマレー半島の各河口域に赴き、河口~沿岸域で採泥して、得られた底質の影響評価などを行う予定であったが、コロナの流行により2021年度までは現地に赴くことができなかった。22年度は2回マレーシアに渡航して東側の主たる河口域のサンプリングは終了し、現在西側の調査を実施中である。実施すべき影響試験なども当初の予定よりは遅れているが、順次進めている。海産魚胚を用いた影響評価により、処理場の普及率の低さ故に汚染や生物影響も深刻な状況であると予想していたが、結果的には生物影響リスクが特に大きな地点は見出せなかった。一方で東側は処理場の普及にもかかわらず、ある程度大きなリスクが点在した。この結果と様々な要素の関係を鑑みると、底質中化学物質汚染やその生物影響に下水処理場の関与は限定的であり、沿岸域周辺の人間活動の負荷のみならず、その地形と底質性状の方がマレー半島の底質汚染レベルや生物影響に大きく関与していると考えられた。今後調査を進め、さらにマレー半島沿岸域の底質汚染パターンとリスク分布を明らかにしていく。
英文摘要
急速な経済発展に伴い、東南アジア諸国沿岸域では化学物質による底質汚染が進んでおり、特に河口域付近では深刻である。しかし底質汚染による生物影響リスクや多様性の損失への寄与はほぼ未知である。本研究ではマレーシア沿岸域を対象とし、底質影響を調べるのみならず、底質内の生物多様性維持の現状を明らかにし、影響リスクと生物多様性損失レベルの関連を検証する。マレーシアは東南アジアの中でも特に下水処理場普及率が高いが、その設置は西部に偏る。そこで処理場が普及していない東部と普及率が高い西部の生物影響リスクの生物多様性維持の現状を比較し、下水処理場の汚染負荷軽減の貢献度を把握すると共に、環境保全への有用性を明らかにすることを目的とする。本研究では実際にマレー半島の各河口域に赴き、河口~沿岸域で採泥して、得られた底質の影響評価などを行う予定であったが、コロナの流行により2021年度までは現地に赴くことができなかった。22年度は2回マレーシアに渡航して東側の主たる河口域のサンプリングは終了し、現在西側の調査を実施中である。実施すべき影響試験なども当初の予定よりは遅れているが、順次進めている。海産魚胚を用いた影響評価により、処理場の普及率の低さ故に汚染や生物影響も深刻な状況であると予想していたが、結果的には生物影響リスクが特に大きな地点は見出せなかった。一方で東側は処理場の普及にもかかわらず、ある程度大きなリスクが点在した。この結果と様々な要素の関係を鑑みると、底質中化学物質汚染やその生物影響に下水処理場の関与は限定的であり、沿岸域周辺の人間活動の負荷のみならず、その地形と底質性状の方がマレー半島の底質汚染レベルや生物影響に大きく関与していると考えられた。今後調査を進め、さらにマレー半島沿岸域の底質汚染パターンとリスク分布を明らかにしていく。
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東京湾底質中に おける多環芳香族炭化水素類の分布とリスク評価
东京湾沉积物中多环芳烃的分布及风险评估
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[今村和貴・前原亜弥・中村周太郎・國師恵美子・宇野誠一]
通讯作者:
今村和貴・前原亜弥・中村周太郎・國師恵美子・宇野誠一
マレーシアトレンガヌ大学/マレーシアサインズ大学(マレーシア)
马来西亚登嘉楼大学/马来西亚理科大学(马来西亚)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
トレンガヌ大学(マレーシア)
登嘉楼大学(马来西亚)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
鹿児島大学 水産学部 附属海洋資源環境教育研究センター 環境保全学研究室
鹿儿岛大学水产学院海洋资源环境教育研究中心环境保护实验室
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
海外基金