「共感すること」の歴史的変遷―18～20世紀ヨーロッパの感情史

“同理心”的历史变迁：18世纪至20世纪欧洲的情感史

基本信息

批准号：
20H01333
负责人：
伊東剛史
金额：
$ 11.32万
依托单位：
Tokyo University of Foreign Studies
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2023-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-20H01333/
关键词：
共感感情史感情の歴史学ヨーロッパ

项目摘要

本研究は、18~20世紀ヨーロッパを対象とし、共感を主題とする感情史を探究するものである。共感を自他の感情の互換性を想像し、特定の感情を共有する行為として再定義したうえで、「共感すること」がいかなる社会的実態を伴い、それが歴史上どのように展開してきたのかを明らかにする。社会的統合と分断の問題が先鋭化した今日的状況の理解に資することが、本研究の最終的な目標である。当初の計画では、初年度に実施できなかった現地での史料調査を重点的に行う予定だったが、昨年度に引き続きコロナ禍のために海外渡航が難しく、方針を転換した。そして、先行研究に関する理解を深め、また、感情史の成果を広く発信して、他分野の研究者とも共有するために、オンライン・ワークショップを開催することにした。こうして、2021年6月11日に、「感情史ワークショップ：ローゼンワイン著『怒りの人類史』を読む」を開催した。同書は、感情史を牽引する著者の最新の成果である。その特徴は、もともと中世ヨーロッパ史の専門家である著者が、仏教思想における怒りの捉え方を議論に取り入れた点である。その怒りは正しい怒りなのかを問う西洋世界と、怒りを捨てるべきと諭す仏教世界が対置されている。それは、感情史の西洋中心主義的側面を乗り越えようとする試みでもある。そこで、ワークショップでは、これらの問題を考えるため、心理学者の大平英樹先生（名古屋大学）と、インド哲学研究者の岩崎陽一先生を招聘し、『怒りの人類史』について参加者によって活発な議論を交わした。それにより、本研究のメンバーも大きな刺激を受け、感情史の方法をそれぞれの事例研究に活用する糸口を得ることができた。その成果は、個々の論文、口頭報告に結実した。

这项研究探讨了情感史的历史，重点是18世纪和20世纪，重点是同理心。在想象自我其他情感的兼容性，将它们重新定义为分享特定情绪的行为之后，我们将揭示社会现实“同理心”的拥有以及它在整个历史上的发展。这项研究的最终目标是为了解社会融合和分裂问题变得更加普遍的当前状况做出贡献。最初的计划是专注于本地历史研究，这在第一年是不可能的，但是与去年一样，由于Covid-19的大流行，很难出国旅行，因此该政策已经改变。我们已决定举办一个在线研讨会，以加深对先前研究的理解，并广泛传播情感历史的结果，并与其他领域的研究人员分享。因此，在2021年6月11日，“情感历史研讨会：Rosenwein的《愤怒的历史》。这本书是推动情感历史的作者的最新成就。它的独特特征是，最初是中世纪欧洲历史专家的作者将他对佛教思想的愤怒的方式纳入了他的讨论。西方世界正面临着这个愤怒是否正确的问题，佛教世界面临着应该放弃愤怒的事实。这也是克服以西方为中心的情感历史方面的尝试。因此，为了考虑这些问题，参与者邀请了心理学家Ohira Hideki（Nagoya University）和印度哲学研究员Iwasaki Yoichi，参与者就“愤怒的人类历史”进行了热烈的讨论。这也鼓励了这项研究的成员，并能够在各自的案例研究中使用情感历史方法提供线索。结果是由单个论文和口头报告承担的。

项目成果

期刊论文数量（59）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

プラネタリー・アーバニゼーション：横浜国立大学都市科学部編『都市科学事典』 1004-1005

行星城市化：横滨国立大学城市科学学院编辑的《城市科学百科全书》，1004-1005

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
鈴木舞;飯島武次;焦南峰;梁雲;角道亮介;大日方一郎;曹龍;菊地大樹;平勢隆郎;青山和夫;小林茂・栗栖晋二;平田周
通讯作者：
平田周

感情史の理論と実践

情感史的理论与实践

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
Geetha;M.; Matsuda;H.; Melts;I.; Makiko;S.; Nguyen;T. L.; Anugu;A. R.; Kensuke;F.;伊東剛史
通讯作者：
伊東剛史

離婚をめぐる夫婦間交渉―18世紀チャムリー家文書と裁判記録

围绕离婚的婚姻谈判：18 世纪查姆利家庭文件和法庭记录

DOI：
发表时间：
2020
期刊：
影响因子：
0
作者：
Hiroko Takeda;Kuniko Ishiguro and Makiko Fuwa;Kuniko Ishiguro;Kuniko Ishiguro;Song Jing and Kuniko Ishiguro;Kuniko Ishiguro;Kuniko Ishiguro;Kuniko Ishgiuro and Makiko Fuwa;赤松淳子;赤松淳子;赤松　淳子;赤松淳子;赤松淳子;赤松　淳子;赤松淳子;赤松淳子;赤松淳子
通讯作者：
赤松淳子

人間狩り 215-240

人类狩猎 215-240