東北日本における海溝型巨大地震の多様性の解明

日本东北部俯冲带大地震多样性的阐明

基本信息

批准号：
20H01988
负责人：
澤井祐紀
金额：
$ 7.24万
依托单位：
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2020
资助国家：
日本
起止时间：
2020-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

2022年度は，千島海溝および日本海溝沿いにおいて発生した古地震の多様性を検討するため，地質調査，歴史史料分析，津波浸水シミュレーションを平行して進めた．地質調査は，北海道東部太平洋沿岸において実行した．北海道浜中町では，これまでの調査結果の補足データを取得し，過去の海岸線の位置を精度良く復元するために掘削調査を行った．得られた試料は，火山灰の同定，放射性炭素年代測定，OSL年代測定を行った．この結果，13世紀～14世紀における海岸線の位置を特定することができた．厚岸町では，過去に発生した巨大地震による地殻変動を復元するために，柱状堆積物試料を採取した．得られた試料について，X線CT画像撮影を行った．さらに，昨年度までに得られた試料について，XRF分析と放射性鉛およびセシウムの測定を行い，1800年代に千島海溝で発生した津波の痕跡を検討した．歴史史料の分析では，天保十四年三月二十六日（1843年4月25日）に北海道および東北地方太平洋沿岸を襲った津波について，歴史記録に基づき同津波の高さを整理した．これに加え，津波の数値計算を実施し比較することで主に西側領域における波源像について検討を行った．また，従来の歴史地震研究では使用されていない1843年と1858年の地震史料を収集し，地震被害を受けた地点の位置を明確にした．そのなかで従来の研究の地名比定を正すことができた．さらに，従来使用されていた史料とは別の確実な史料で地震による津波の河川遡上を明らかにすることができた．津波浸水シミュレーションでは，千島海溝南部で発生した13~14世紀の地震について，北海道東部太平洋沿岸における津波堆積物の分布をもとに津波の浸水シミュレーションを行った．

在2022财年，地质调查，历史材料分析和海啸洪水模拟并行进行，以检查沿着库里希玛沟渠和日本沟渠发生的古质量的多样性。地质调查是在北海道东部太平洋海岸进行的。在北海道的哈马纳卡镇，获得了先前调查结果的补充数据，并进行了挖掘调查，以准确恢复过去的海岸线的位置。鉴定出所获得的样品，放射性碳年代和OSL约会。结果，可以在13至14世纪确定海岸线的位置。在Akkeshi镇，收集了柱状沉积物样品，以恢复过去发生的大地震引起的地壳变形。对所获得的样品进行X射线CT成像。此外，对去年获得的样品进行了XRF分析和放射性铅和剖宫产测量，并检查了1800年代Kuril沟渠中发生的海啸痕迹。在对历史文件的分析中，根据历史记录，组织了1843年3月26日（1843年4月25日）在1843年3月26日（1843年4月25日）袭击北海道和太平洋海岸的海啸高峰。此外，我们进行了数值计算，并比较了海啸以检查主要在西部地区的波源图像。此外，收集了1843年和1858年的地震历史文件，这些文件未在传统的历史地震研究中使用，并阐明了受地震损害影响的地点的位置。其中，可以纠正先前研究的位置比率。此外，有可能使用可靠的历史文件阐明地震引起的河流的上游流，这与以前使用的历史文件不同。在海啸洪水模拟中，根据库里希玛沟道南部发生的13至14世纪的地震进行了海啸洪水模拟，该地震是根据东南部太平洋沿海地区沿海地区太平洋海岸的分布。