中枢神経系悪性リンパ腫の腫瘍内多様性と微小環境解析による病態発生の解明と治療開発
中枢神経系悪性リンパ腫の腫瘍内多様性と微小環境解析による病態発生の解明と治療開発
批准号:
20H03795
负责人:
永根 基雄
金额:
$11.4万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
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英文摘要
我々はこれまでに中枢神経系原発悪性リンパ腫(PCNSL)の包括的遺伝子解析を施行し、全身性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)と異なる特徴的な遺伝子異常パターンを報告した。しかし、PCNSLと全身性DLBCLの病態の類似性および相違性については未だに明らかではない点が多い。本研究では、PCNSLにおける腫瘍細胞および免疫微小環境の多様性を解明することを目指す。 2022年度も、追加のPCNSL臨床検体を収集し、全症例において腫瘍組織からのDNA/RNA、末梢血からのDNA抽出を行った。十分量の細胞数が得られた検体について、100種類を超える表面マーカー解析、mRNAトランスクリプトーム解析、TCR/BCRレパトア解析を同一の単一細胞から取得可能な単一細胞マルチオミクス解析技術を用いたライブラリーを作成し、次世代シーケンサーによるデータ取得を行った。これらのデータ解析により、これまでのmRNAトランスクリプトームだけでは明らかにすることが困難なPCNSLに特徴的な腫瘍細胞や微小環境の遺伝子発現プロファイルが見出されており、これらは新規の治療対象となる可能性を有している。また、均一の標準治療を行った患者群における治療奏効の違いを予測する腫瘍固有な遺伝子変異を含めた因子解析も計画しているが、患者コホート情報の収集を引き続き行っている。生検標本を用いたリンパ腫関連遺伝子のパネル検査を行うことで、奏効や生存期間等の治療アウトカムと関連する予測因子の抽出がされれば、治療選択に寄与する可能性が期待される。
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