環境倫理の行為者像に向けたカント義務論の再検討
環境倫理の行為者像に向けたカント義務論の再検討
批准号:
20J13193
负责人:
中村 涼
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2022-03-31
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
本研究課題の遂行のため、2021年度においてはイマヌエル・カント(1724-1804)の倫理学における「自由のカテゴリー」の内容を解明するための研究をおこなった。自由のカテゴリーとは、カント倫理学における実践的な認識を成立させるための基礎となる概念であり、それゆえこの概念を理解することは、カント義務論の再解釈をおこなうことを目指す本研究課題の根幹となるものである。『実践理性批判』分析論の第二章において、カントは彼の理論哲学と同様に、実践哲学でも私たちの実践的認識を支配する十二の概念、すなわちカテゴリーを発見したと主張する。これらのカテゴリーが「自由のカテゴリー」と呼ばれ、この諸概念を用いることによってのみ実践的認識は可能であるとされる。このように、自由のカテゴリーはあらゆる実践的認識に不可欠な役割を果たしているため、カント倫理学の解釈にとって決定的に重要な諸概念であることは間違いない。それにもかかわらず、自由のカテゴリーがカント倫理学研究において重要な位置を占めているとは今のところ言い難い。その上、諸研究者間での意見の相違は決着を見ておらず、同時にこの現状がこの表の理解が単純ではないことを示している。このような背景を踏まえ本研究は、まず先行研究用いて自由のカテゴリー表が抱える問題を整理、概観することに加え、『実践理性批判』およびその他のカントのテクストに即して、自由のカテゴリー表の再解釈をおこなうことを目指した。この成果をまとめ、第一に、2021年11月28日に開催された、第7回近代哲学コロキアムにおいて、「『実践理性批判』における自由のカテゴリー表の問題」と題した研究発表をおこなった。第二に、2022年2月発行の『フィロソフィア』第109号(pp. 1-18.)において、「『実践理性批判』における自由のカテゴリー表について」と題した研究ノートの投稿を行った。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
カント倫理学における可想界の概念
康德伦理学中可能世界的概念
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Chikamatsu Akira, Katayama Tsukasa, Maruyama Takahiro, Kitamura Miho, Horiba Koji, Kumigashira Hiroshi, Wadati Hiroki, Hasegawa Tetsuya, 中村涼, 中村涼]
通讯作者:
中村涼
『実践理性批判』における自由のカテゴリー表について
关于《实践理性批判》中自由的范畴表
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
フィロソフィア
影响因子:
--
作者:
[町田茉南, Weilu Shen, 尾上弘晃, 蛭田勇樹, Alexander Heisterkamp, Eric Mazur, 寺川光洋, 古閑一憲, S. H. Hwang, 奥村賢直, Y. Hao, 山下大輔, 松尾かよ, 板垣奈穂, 鎌滝晋礼, 白谷正治, 中村涼]
通讯作者:
中村涼
自己自身を保持するということ―カント実践哲学の主要概念について―
保存自我:论康德实践哲学的主要概念
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
哲学世界
影响因子:
--
作者:
[ハイナー・F・クレメ著, 尾崎賛美, 中村涼訳]
通讯作者:
中村涼訳
『実践理性批判』における自由のカテゴリー表の問題
《实践理性批判》中自由范畴表的问题
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Chikamatsu Akira, Katayama Tsukasa, Maruyama Takahiro, Kitamura Miho, Horiba Koji, Kumigashira Hiroshi, Wadati Hiroki, Hasegawa Tetsuya, 中村涼]
通讯作者:
中村涼
甲虫の多様化要因の新説:交尾器形態の急速な多様化が近縁多種の共存を可能にしたか?
-
批准号:24KJ0923
-
项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
-
资助金额:$2.75万
-
财政年份:2024
-
负责人:中村 涼
-
依托单位:
海外基金