Parallel temperingを用いた符号問題へのアプローチの検証と応用
Parallel temperingを用いた符号問題へのアプローチの検証と応用
批准号:
20J13882
负责人:
吾郷 太一
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2022-03-31
中文摘要
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英文摘要
格子上の場の理論は素粒子物理学を記述する枠組みである場の量子論を数学的に厳密に定義し、例えばQCDにおけるハドロン物理のような摂動的に解くことができない問題に対して数値計算を利用したアプローチを与えるため、強い力を発揮してきた。ところが、例えば有限温度有限密度におけるQCDのように物理的に興味深い模型の中には作用が複素数となるものが存在し、このような模型では従来のマルコフ連鎖モンテカルロ法を用いた計算手法が適用できない問題がある。この問題は符号問題と呼ばれている。これまで符号問題を解決するための手法として、一般化Lefschetz thimble法というものが提案されている。これは積分経路を位相の変化が緩やかであるものに変更する方法である。しかしこの方法は積分経路を変形するとフェルミオン行列式の零点に吸い込まれて分配関数が発散してしまう問題がある。本研究の目的は、 (1)Lefschetz thimble法が抱える問題点を解決するような新しいアルゴリズムを提案し、(2)実際に物理的にも重要な模型でシミュレーションを行うことである。採用期間1年目である本年度は先行研究で提案されていたblow-upのないgradient flowに注目した。これは積分経路を変形してもフェルミオン行列式の零点に吸い込まれない利点がある。本研究ではblow-upのないgradient flowを用いたハイブリットモンテカルロ法を提案した。そしてこのアルゴリズムを(0+1)次元有限密度Thirring模型に対して数値計算を行い、このアルゴリズムの有効性について検証を行った。その結果、位相の振動は十分に抑えられておりかつ積分経路の分断も起きておらず解析的な計算結果を再現できているということが分かった。本年度は前半の目的(1)を達成することができたため、研究はおおむね順調に進展している。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
blow-upのないgradient flowを用いた一般化thimble法へのHMCアルゴリズムの適用について
HMC算法在梯度流无爆裂广义顶针法中的应用
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[椋橋 奈穂, 水野 斎, 佐々木 史雄, 柳 久雄, 吾郷太一]
通讯作者:
吾郷太一