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HIV-1膜融合を標的としたヘテロダイマー型二価型阻害剤の創製研究

HIV-1膜融合を標的としたヘテロダイマー型二価型阻害剤の創製研究
针对HIV-1膜融合的异二聚二价抑制剂的创建研究
批准号:
20J13977
负责人:
海老原 健人
金额:
$1.09万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2022-03-31

项目摘要

项目成果

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ヒト免疫不全ウイルス1型(HIV-1)の膜融合を標的とするヘテロダイマー型二価型阻害剤の有用性を実証するために、新規二価型阻害剤を設計しその合成に着手した。当研究室で見出された二価型阻害剤は従来の膜融合阻害剤をリンカーと呼ばれる紐状の化合物で繋ぎ二量体としたシンプルな化合物であるが、単量体に比べ強力な抗HIV-1活性を持つことが知られている。例えば、HIV-1ウイルス外被タンパク質gp41のC-terminus heptad repeat領域より見出されたC34の誘導体C34REGの二量体では、単量体に比べ抗HIV-1活性が100倍以上相乗的に向上したことが報告されている。また、二量体のデザインはBogerらによって報告されたヘリックス構造のミメティクスによりデザインされた低分子化合物においても同様に応用できることが明らかとなっている。したがって、本設計は高活性な膜融合阻害剤を創製する一般的なデザインとして応用できると期待された。そこで、本研究では二価型膜融合阻害剤の設計自由度の拡張を図るために、同一の2つの阻害剤からなる従来のホモダイマーから異なる2つの阻害剤からなるヘテロダイマーへと設計を転換し、二量体化による相乗的な抗HIV-1活性向上効果が同様に得られるか検討を行った。また、ヘテロダイマーは標的タンパク質であるgp41に二箇所の異なる相互作用領域を持つためにウイルスの薬剤耐性化に少なくとも2つの変異が必要であると考えられることから、従来の膜融合阻害剤に比べ変異ウイルスに対する高い阻害効果が期待される。これらの観点から、ヘテロダイマー型二価型膜融合阻害剤の創製研究に着手した。本研究では、標的化合物の二量体の設計ならびにその合成ルートの立案を行った。本研究の成果は、今後の二価型膜融合阻害剤のデザインに有用であると期待される。
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