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A型インフルエンザウイルスの新規レセプターの探索

A型インフルエンザウイルスの新規レセプターの探索
寻找甲型流感病毒的新受体
批准号:
20J13980
负责人:
神木 春彦
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2022-03-31

项目摘要

项目成果

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レセプターは細胞に対するウイルスの結合と侵入に関わる分子で、感染に不可欠である。宿主に対するウイルスの感染性や病原性は、感染対象の細胞におけるレセプターの有無や種類に依存する。そのため、レセプターの同定はウイルスの感染や病態発現の仕組みを解明するために必須である。A型インフルエンザウイルスのレセプターとしてシアル酸に結合したガラクトースのみが知られているが、本研究のこれまでの実験により研究室株ウイルスがシアル酸非依存的に感染することが示された。そこで、本年度は、インフルエンザウイルス野外株がシアル酸非依存的に感染するかどうか検証し、また、ランダムノックアウト法および免疫沈降法を用いて未知レセプターの同定を試みた。シアル酸糖鎖を有さないSLC35A1-KO細胞に様々な野外株を感染させた結果、増殖しないウイルスも存在したが多くの株は増殖した。このことは、自然界に存在するウイルスの多くはシアル酸非依存的に感染可能であることを示す。この新たな知見は、ウイルスの細胞侵入機構には未知の経路が存在することを示唆し、シアル酸糖鎖の分布からは説明できなかったウイルスの宿主特異性など、ウイルス学上重要な問題を解明する手がかりになる可能性がある。また、シアル酸糖鎖をレセプターとしないインフルエンザウイルスがパンデミックを起こす可能性が新たに提示され、ウイルスサーベイランスや抗ウイルス薬開発の方向性に影響を与え得る成果であるといえる。一方、未知レセプターの候補遺伝子を探索したものの、同定には至らなかった。ランダムノックアウトに用いたヒト由来細胞への感染性が低かったこと、および免疫沈降でスパイクタンパク質と共沈した分子の電気泳動像からは未知レセプターと考えられるバンドが見つからなかったことが問題となった。今後の研究では、これらの問題点に対し有効にアプローチする必要があることが明らかになった。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI: --
发表时间: 2020
期刊:
影响因子: --
作者: [Itabashi Takayuki, Arashiba Kazuya, Kuriyama Shogo, Nishibayashi Yoshiaki, 岡﨑享子, 神木春彦]
通讯作者: 神木春彦
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