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成体神経幹細胞の胎生期起源細胞ニッチの解析

成体神経幹細胞の胎生期起源細胞ニッチの解析
成体神经干细胞胚胎细胞生态位分析
批准号:
20J14509
负责人:
丁 悦文
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-24 至 2022-03-31

项目摘要

项目成果

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哺乳類の成体神経幹細胞による神経新生は嗅覚記憶・損傷修復・本能行動などに貢献している。先行研究により、胎生期において既に成体神経幹細胞の形質(分裂頻度が低い)を持った特別な幹細胞集団が大脳の限局した領域に存在し、その中の一部が成体まで維持され、成体神経幹細胞になることが見出された。しかし、この成体神経幹細胞の胎生期起源細胞が胎生期でどのように生まれ、維持されるのかは不明である。本研究では幹細胞の未分化性を維持する微小環境の幹細胞ニッチに着目した。そして、成体神経幹細胞の起源細胞の幹細胞ニッチが胎生期から成体までどのように形成されるのか、また起源細胞がどのようなニッチの中に存在し未分化性を維持するのかを解明することを目指す。これまでに、蛍光色素DiIを用いた実験により、成体神経幹細胞の胎生期起源細胞の接着先候補を探索したところ、特徴的な細胞集団に接着している可能性を示唆する結果を得ていた。そこで、当該年度においては、成体神経幹細胞の胎生期起源細胞が接着していると考えられる細胞集団特異的にCreリコンビナーゼを発現するマウスを用いて、遺伝子破壊及び細胞死誘導を行った。まず、Creリコンビナーゼ発現マウスの細胞種特異性を確かめた結果、遺伝子破壊及び細胞死誘導が接着先候補細胞において確かに引き起こされていることを明らかにした。このマウスを用いて、遺伝子破壊及び細胞死誘導が神経幹細胞に及ぼす影響を調べたところ、少なくとも遺伝子破壊マウスにおいては胎生18.5日目における神経幹細胞の数が増加する傾向が観察された。この結果より、胎生期起源細胞の幹細胞ニッチとなりうる新たな細胞種が存在する可能性が示唆された。今後は遺伝子破壊及び細胞死誘導マウスにおける表現型を引き続き解析する予定である。
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