课题基金 / 基金详情

A Comprehensive Study on Globalization and Transformation of Japanese Literature: In Relation to Soft Power during the Cold War

A Comprehensive Study on Globalization and Transformation of Japanese Literature: In Relation to Soft Power during the Cold War
日本文学全球化与转型综合研究:与冷战时期软实力的关系
批准号:
20K00350
负责人:
志賀 賢子
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
概ね順調に研究を進めている。国外における調査研究はコロナ禍により叶わなかったが、それを補うべく、国内における調査を進めた。デジタルアーカイブからの資料の取り寄せ、国会図書館における調査、地方における出張調査が主たる内容である。地方における出張調査については特に、文化冷戦期における引揚者の動向に注目し、引揚港となった舞鶴、博多、佐世保の記念施設、アーカイブを訪問して資料収集、調査を行なった。冷戦期の変容を特徴的に示す都市拠点としては、東京・京都(および舞鶴)・大阪・神戸の地方新聞地方雑誌メディアを掘り起こし、言説と表象の集積を行った。米国メリーランド大学所蔵プランゲ文庫の細目を調査するために、20世紀メディア情報データベースを用いて、中央文壇や文芸ジャーナリズムだけではなく、ローカリズムとグローバリズムを架橋する文学事象をピックアップすることを心がけた。また、文学と映画、演劇のジャンル横断的な動向についての調査をも進めた。具体的な成果としては、ロックフェラー財団の招聘により渡米した文学者、大岡昇平と演劇・映画のアダプテーションの研究をまとめ、また大岡昇平による文化冷戦期の大衆文学言説を批判的に検証した。前者については、分担執筆『文学研究の扉を開く 基礎と発展』に、「インターテクスチュアリティとアダプテーション:言説のネットワーク 大岡昇平『武蔵野夫人』」としてまとめた。後者については、フランスにおける日本近代文学研究グループのワークショップRELIJAMにて「戦後占領期から冷戦機にかけての「大衆文学」研究の現状と課題(久生十蘭から松本清張まで)」として報告した。特に、この研究を通じて、フランスの日本近代文学研究者とのネットワークができたことは大きな収穫であった。
英文摘要
概ね順調に研究を進めている。国外における調査研究はコロナ禍により叶わなかったが、それを補うべく、国内における調査を進めた。デジタルアーカイブからの資料の取り寄せ、国会図書館における調査、地方における出張調査が主たる内容である。地方における出張調査については特に、文化冷戦期における引揚者の動向に注目し、引揚港となった舞鶴、博多、佐世保の記念施設、アーカイブを訪問して資料収集、調査を行なった。冷戦期の変容を特徴的に示す都市拠点としては、東京・京都(および舞鶴)・大阪・神戸の地方新聞地方雑誌メディアを掘り起こし、言説と表象の集積を行った。米国メリーランド大学所蔵プランゲ文庫の細目を調査するために、20世紀メディア情報データベースを用いて、中央文壇や文芸ジャーナリズムだけではなく、ローカリズムとグローバリズムを架橋する文学事象をピックアップすることを心がけた。また、文学と映画、演劇のジャンル横断的な動向についての調査をも進めた。具体的な成果としては、ロックフェラー財団の招聘により渡米した文学者、大岡昇平と演劇・映画のアダプテーションの研究をまとめ、また大岡昇平による文化冷戦期の大衆文学言説を批判的に検証した。前者については、分担執筆『文学研究の扉を開く 基礎と発展』に、「インターテクスチュアリティとアダプテーション:言説のネットワーク 大岡昇平『武蔵野夫人』」としてまとめた。後者については、フランスにおける日本近代文学研究グループのワークショップRELIJAMにて「戦後占領期から冷戦機にかけての「大衆文学」研究の現状と課題(久生十蘭から松本清張まで)」として報告した。特に、この研究を通じて、フランスの日本近代文学研究者とのネットワークができたことは大きな収穫であった。
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