日英語の構文ネットワークを基盤とした事態認知モデル
日英語の構文ネットワークを基盤とした事態認知モデル
批准号:
20K00668
负责人:
村尾 治彦
金额:
$1.08万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
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英文摘要
2021年度から開始していた、repeated +NP, increased/ decreased +NPなどの繰り返しや増減を表す英語の名詞句表現と対応する、「〇〇が繰り返される・増加する・減少する」のような日本語の動詞表現の例について、増減を表す表現がより見つかりやすかったことを踏まえ、2022年度は増減表現に絞って例文収集を行い、日英語間での比較を行った。日英語の増減表現パターンにおいて、日本語の動詞志向性(「機能が落ちる」など)と英語の名詞志向性(decreased functionなど)の違いが一般的傾向として見られたが、動詞と名詞の概念化過程に反映される順次的走査(出来事が展開していく様子を時間軸に沿って順にたどって捉える方法:動詞の概念化に反映)と総括的走査(出来事の展開の各段階を1枚の絵のように重ねて一括で捉える方法:名詞の概念化に反映)(Langacker (2008)など)の変換の柔軟性のために、日本語に比べ英語が増減表現を名詞表現で表す傾向の要因の1つになっている可能性を示唆した。また、日英語における志向性の違いと、その背後の概念化の抽象度の違い(英語がより高い抽象度で概念化)が連動し、さらに状況内認知と状況外認知(中村(2019)、本多(2005)、池上(2011)など)と結びつくことで日本語の動詞志向、英語の名詞志向につながるという結論を得た。また、more, less など、相対的な多少の比較を表す表現パターンや単純な形容詞+名詞の表現においても増減表現と同様の表現パターンの違いの傾向を確認し、日本語の動詞表現の概念化パターンとなるスキーマと英語の「名詞修飾表現+名詞」の概念化パターンとなるスキーマが一貫して反映され、それぞれの言語の構文ネットワーク上で広く活性化している可能性を示した。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
「日英語の増減表現について ―動詞志向と名詞志向の観点から―」『ことばの謎に挑む ― 高見健一教授に捧げる論文集 ―』
《关于日语和英语的增减表达——从动词性和名词性的角度》《挑战语言的奥秘——献给高见健一教授的论文集》
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
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作者:
[Nakanishi, Kimiko, 村尾治彦(平田一郎・行田 勇・保坂道雄・江連和章編)]
通讯作者:
村尾治彦(平田一郎・行田 勇・保坂道雄・江連和章編)
「日英語の周辺的他動詞構文と事態認知モデル」『認知言語学の未来に向けて』
《日语和英语的周边及物结构与情境认知模型》《走向认知语言学的未来》
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[村尾治彦(菅井 三実, 八木橋 宏勇編)]
通讯作者:
八木橋 宏勇編)