民事訴訟手続における新種証拠の現状、将来課題と証拠法理論の交錯
民事訴訟手続における新種証拠の現状、将来課題と証拠法理論の交錯
批准号:
20K01365
负责人:
杉山 悦子
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
2022年度は、2021年度に調査に着手した、電子文書における電子署名とその証拠力についての研究成果をまとめて発表した。現在の民事訴訟法では、押印又は署名のある文書については文書が真正に成立したものとみなされ、押印については印象と印影の一致があれば本人による押印が推定される(二段の推定)が、その利用には限界もあった。他方でコロナ禍以降特にニーズが高まった電子文書で用いられる電子署名については、電子署名法3条により成立の真正を推定する規定が置かれている。そこで同条が多様な電子署名のうちどの類型の署名に適用されるか、本人確認が求められるか、従来の意味の二段の推定が機能するかについて検討を行った。その結果、推定の及ぶ場合は流動的であり、反証の余地もあるため、紙媒体の文書の場合と同様、成立の真正を立証する証拠を保管することが重要であることを明らかにした。また、付随する問題として、電子文書の証拠としての位置づけをめぐる見解の対立を再確認する一方で、近時ではデータそのものを準文書として取り扱う見解も有力になっており、改正民事訴訟法に反映されているがさらなる検討の余地もあることを確認した。さらに、裁判官が民事訴訟において専門知識を入手する様々な方法のうち、インターネットを通じて情報を入手する場合の手続的な位置づけ、適法性、限界、手続規律について、ドイツやアメリカ、イギリスの議論を参照して検討した成果を、日本民事訴訟法学会大会で報告し、研究者や実務家と意見交換を行ったうえで結果を公表した。加えて、民事訴訟法のIT化に向けた改正に関して実務家や研究者との対談を行い、理論的な課題について分析をしたり、民事訴訟以外の手続におけるIT化とそこにおける電子文書等の取扱いについても同様に検討を行い、それぞれの検討結果を公表した。
英文摘要
2022年度は、2021年度に調査に着手した、電子文書における電子署名とその証拠力についての研究成果をまとめて発表した。現在の民事訴訟法では、押印又は署名のある文書については文書が真正に成立したものとみなされ、押印については印象と印影の一致があれば本人による押印が推定される(二段の推定)が、その利用には限界もあった。他方でコロナ禍以降特にニーズが高まった電子文書で用いられる電子署名については、電子署名法3条により成立の真正を推定する規定が置かれている。そこで同条が多様な電子署名のうちどの類型の署名に適用されるか、本人確認が求められるか、従来の意味の二段の推定が機能するかについて検討を行った。その結果、推定の及ぶ場合は流動的であり、反証の余地もあるため、紙媒体の文書の場合と同様、成立の真正を立証する証拠を保管することが重要であることを明らかにした。また、付随する問題として、電子文書の証拠としての位置づけをめぐる見解の対立を再確認する一方で、近時ではデータそのものを準文書として取り扱う見解も有力になっており、改正民事訴訟法に反映されているがさらなる検討の余地もあることを確認した。さらに、裁判官が民事訴訟において専門知識を入手する様々な方法のうち、インターネットを通じて情報を入手する場合の手続的な位置づけ、適法性、限界、手続規律について、ドイツやアメリカ、イギリスの議論を参照して検討した成果を、日本民事訴訟法学会大会で報告し、研究者や実務家と意見交換を行ったうえで結果を公表した。加えて、民事訴訟法のIT化に向けた改正に関して実務家や研究者との対談を行い、理論的な課題について分析をしたり、民事訴訟以外の手続におけるIT化とそこにおける電子文書等の取扱いについても同様に検討を行い、それぞれの検討結果を公表した。
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座談会 民事訴訟のIT化の理論と実務(第1回)
圆桌讨论:民事诉讼中的信息技术理论与实践(第一场)
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
有斐閣Online
影响因子:
--
作者:
[Narisawa A, Nonaka M, Akutsu N, Kato M, Harada A, Park YS., 飯田秀総, 杉山悦子, 笹倉香奈, 笠井正俊・杉山悦子ほか, 笹倉香奈, 笠井正俊・杉山悦子ほか, 笹倉香奈, Young Soo Park, 山下徹哉, 笠井正俊・杉山悦子ほか, 山下徹哉, 笹倉香奈, 山下徹哉, 杉山悦子, 池田公博, 山下徹哉, 杉山悦子, 笹倉香奈, 池田公博, 宮木康博, JSDAキャピタルマーケットフォーラム事務局編, 笠井正俊・杉山悦子ほか]
通讯作者:
笠井正俊・杉山悦子ほか
座談会 民事訴訟のIT化の理論と実務(第3回)
圆桌讨论:民事诉讼中的信息技术理论与实践(第三场)
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
有斐閣Online
影响因子:
--
作者:
[笠井正俊・杉山悦子ほか, 池田公博, 笠井正俊・杉山悦子ほか]
通讯作者:
笠井正俊・杉山悦子ほか
濫訴防止策
防止过度投诉的措施
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
ジュリスト
影响因子:
--
作者:
[金澤真理, 笠原武朗, 只木 誠, 吉政知広, 伊藤眞・園尾隆司【編集代表】林道晴・山本和彦・古賀政治【編集委員】青木哲・今津綾子・垣内秀介・笠井正俊・河村浩・古賀政治・下村眞美・杉山悦子・中野琢郎・菱田雄郷・水元宏典・山木戸勇一郎(担当箇所:1675―1824)・山本和彦【分担執筆】, Etsuko SUGIYAMA, 松田岳士, 笹倉香奈, 八田卓也, 只木 誠, 杉山悦子, 金澤真理, 笠原武朗, 松田岳士, 徳永光, Tomohiro Yoshimasa, 八田卓也, 只木 誠, 吉政知広, 杉山悦子, 金澤真理, 笠原武朗, 八田卓也, 八田 卓也, 杉山悦子]
通讯作者:
杉山悦子
裁判官による専門知識の収集と利用
法官收集和使用专家知识
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
民事訴訟法雑誌
影响因子:
--
作者:
[Narisawa A, Nonaka M, Akutsu N, Kato M, Harada A, Park YS., 飯田秀総, 杉山悦子]
通讯作者:
杉山悦子
座談会 民事訴訟のIT化の理論と実務(第4回)
圆桌讨论:民事诉讼中的信息技术理论与实践(第四场)
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
有斐閣Online
影响因子:
--
作者:
[山口 厚, 酒巻 匡, 大澤 裕, 川出 敏裕, 池田公博, 笠井正俊・杉山悦子ほか]
通讯作者:
笠井正俊・杉山悦子ほか
共 18 条
初期琉球政府の教育カリキュラムに関する研究
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批准号:23K02123
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.25万
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财政年份:2023
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负责人:杉山 悦子
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依托单位:
電子化・国際化の流れの中における民事裁判手続とデジタル財の新たな関係の構築
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批准号:22KK0216
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项目类别:Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
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资助金额:$9.65万
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财政年份:2023
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负责人:杉山 悦子
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依托单位:
民事執行手続における優先主義と平等主義の再評価
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批准号:18730066
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$0.9万
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财政年份:2006
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负责人:杉山 悦子
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依托单位:
専門訴訟における民事訴訟法の諸原則の変容と新たな規律
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批准号:15730046
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.3万
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财政年份:2003
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负责人:杉山 悦子
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依托单位:
アジア・メキシコ在中の日系企業の技術移転様式とその進行状況に関する実証的比較研究
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批准号:11730028
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1999
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负责人:杉山 悦子
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依托单位: