ダイズ矮化ウイルス感染の分子機構と宿主因子の解明
ダイズ矮化ウイルス感染の分子機構と宿主因子の解明
批准号:
20K06056
负责人:
薦田 優香
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2020
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2020-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本研究では、北日本のダイズ圃場に慢性的に発生するダイズ矮化病の原因とされる、ダイズ矮化ウイルス(Soybean dwarf virus, SbDV)の増殖機構の解明を目指している。昨年度は、SbDV RNAを機械的にダイズおよびエンドウに接種することに成功し、植物体レベルで、SbDVの逆遺伝学的解析を行う土台ができた。本年度は、SbDV感染性cDNAクローンを用いて、SbDV遺伝子の発現解析を行った。SbDVのサブゲノムRNAからは少なくとも、ORF3a、ORF3、ORF4、ORF5の4遺伝子が発現すると考えられている。そこで、各遺伝子の3’側にルシフェラーゼ遺伝子を付加したSbDVを構築し、発現量の比較試験を行った。エンドウプロトプラストを用いたトランスフェクションの結果、ORF5はORF3の1/10程度の発現量であることなどが示された。これは、ORF3の終止コドンがリードスルーされる率が、10%程度であることを示唆する結果である。SbDV ORF5の3’側にGFP遺伝子を付加したSbDV(SbDV-GFP)の構築を行った。エンドウプロトプラストを用いた解析により、SbDV-GFPの感染性の維持とGFPの発現は確認できた。次に、パーティクルガン法によりダイズおよびエンドウの葉や茎にSbDV-GFPを導入し、感染を試みた。SbDV-GFPが導入された細胞でのGFP蛍光は観察できたものの、ウイルスの細胞間移行は確認できなかった。GFPの付加により細胞間移行が阻害されていると考えられた。
英文摘要
本研究では、北日本のダイズ圃場に慢性的に発生するダイズ矮化病の原因とされる、ダイズ矮化ウイルス(Soybean dwarf virus, SbDV)の増殖機構の解明を目指している。昨年度は、SbDV RNAを機械的にダイズおよびエンドウに接種することに成功し、植物体レベルで、SbDVの逆遺伝学的解析を行う土台ができた。本年度は、SbDV感染性cDNAクローンを用いて、SbDV遺伝子の発現解析を行った。SbDVのサブゲノムRNAからは少なくとも、ORF3a、ORF3、ORF4、ORF5の4遺伝子が発現すると考えられている。そこで、各遺伝子の3’側にルシフェラーゼ遺伝子を付加したSbDVを構築し、発現量の比較試験を行った。エンドウプロトプラストを用いたトランスフェクションの結果、ORF5はORF3の1/10程度の発現量であることなどが示された。これは、ORF3の終止コドンがリードスルーされる率が、10%程度であることを示唆する結果である。SbDV ORF5の3’側にGFP遺伝子を付加したSbDV(SbDV-GFP)の構築を行った。エンドウプロトプラストを用いた解析により、SbDV-GFPの感染性の維持とGFPの発現は確認できた。次に、パーティクルガン法によりダイズおよびエンドウの葉や茎にSbDV-GFPを導入し、感染を試みた。SbDV-GFPが導入された細胞でのGFP蛍光は観察できたものの、ウイルスの細胞間移行は確認できなかった。GFPの付加により細胞間移行が阻害されていると考えられた。
期刊论文(2)
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科研奖励(0)
会议论文
An efficient mechanical inoculation technique for soybean dwarf virus reveals that the viral readthrough domain is inessential for the systemic infection of host plants
大豆矮化病毒的有效机械接种技术表明,病毒读通结构域对于宿主植物的全身感染并不重要
DOI:
10.1007/s10327-022-01057-6
发表时间:
2022
期刊:
Journal of General Plant Pathology
影响因子:
1.2
作者:
[Naoki Ube, Yuhka Katsuyama, Keisuke Kariya, Shin-ichi Tebayashi, Masayuki Sue, Takuji Tohnooka, Kotomi Ueno, Shin Taketa and Atsushi Ishihara, Hagiwara-Komoda Yuka]
通讯作者:
Hagiwara-Komoda Yuka
ダイズ矮化ウイルスRNAを用いた機械的接種法の構築と利用
大豆矮化病毒RNA机械接种方法的构建及应用
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hirota Saeka, Nakayama Yuji, Itokazu Hodaka, Ekino Keisuke, Nishizawa Masafumi, Harashima Satoshi, 日比野隼平・髙原浩之, 薦田(萩原)優香]
通讯作者:
薦田(萩原)優香
Investigation of the mechanism of propagation and transmission of soybean dwarf virus using reverse genetics.
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批准号:23K05246
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:薦田 優香
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依托单位:
バイオイメージングを用いたCGS発現制御機構の研究
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批准号:11J40125
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2011
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负责人:薦田 優香
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依托单位:
海外基金