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19・20世紀日本における「蒙古襲来」表象の諸相に関する宗教史学的研究

19・20世紀日本における「蒙古襲来」表象の諸相に関する宗教史学的研究
19、20世纪日本“蒙古入侵”各方面表征的宗教史研究
批准号:
19J11855
负责人:
高瀬 航平
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-25 至 2021-03-31

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
第1に、戦前の教科書を網羅的に収集、目録化し、そこにおける「蒙古襲来」表象を分析した。検定期の小学校用の日本史教科書について、検定された143種類を目録にまとめた。そして、本文がオンライン公開されている場合は取得し、古書店などに出品されている場合は購入し、それ以外は所蔵情報などを整理した。その過程で、学海指針社編『訂正帝国読本』巻之8(集英堂、1894年)に「元寇紀年碑」の設計図が挿絵として掲載されていたことを発見した。これは、従来、管見の限り指摘されてこなかった点であり、日蓮宗僧侶も参加した民間の「蒙古襲来」の顕彰事業が学校教育に対して与えた影響を証明する資料として重要であると考えられる。第2に、第1の目録も利用しつつ、学校教育と宗教の関係について、従来充分検討されてこなかった新資料を分析し、その成果を論文として発表した。具体的には、1.1893年のシカゴ万国博覧会のために日本政府が作成した英文の日本史書における宗教に関する記述を分析し、修史事業、外交、学校教育の関係を考察した。2.法典調査会の議事録を分析し、1899年文部省訓令第12号の成立過程における学校教育と宗教の関係の再編について考察した。3.文部省官僚であった岡村司の意見書を分析し、文部省が「宗教学校」の監督を検討し始めた契機について考察した。これらの議論はいずれも、先行研究の問題点を解決する新規性や意義を有すると考えられる。また今後学校教育における「蒙古襲来」表象を分析するうえで、前提となる研究といえる。第3に、研究成果を英語で発表した。IAHR世界大会のプログラム委員会に提出したアブストラクトは、その審査を通過したが、大会それ自体が中止された。そこでその発表を発展させ、日本宗教学会第79回学術大会において英語により口頭発表した。なお現地調査は、新型コロナウイルス感染症の流行のため、断念せざるをえなかった。
英文摘要
第1に、戦前の教科書を網羅的に収集、目録化し、そこにおける「蒙古襲来」表象を分析した。検定期の小学校用の日本史教科書について、検定された143種類を目録にまとめた。そして、本文がオンライン公開されている場合は取得し、古書店などに出品されている場合は購入し、それ以外は所蔵情報などを整理した。その過程で、学海指針社編『訂正帝国読本』巻之8(集英堂、1894年)に「元寇紀年碑」の設計図が挿絵として掲載されていたことを発見した。これは、従来、管見の限り指摘されてこなかった点であり、日蓮宗僧侶も参加した民間の「蒙古襲来」の顕彰事業が学校教育に対して与えた影響を証明する資料として重要であると考えられる。第2に、第1の目録も利用しつつ、学校教育と宗教の関係について、従来充分検討されてこなかった新資料を分析し、その成果を論文として発表した。具体的には、1.1893年のシカゴ万国博覧会のために日本政府が作成した英文の日本史書における宗教に関する記述を分析し、修史事業、外交、学校教育の関係を考察した。2.法典調査会の議事録を分析し、1899年文部省訓令第12号の成立過程における学校教育と宗教の関係の再編について考察した。3.文部省官僚であった岡村司の意見書を分析し、文部省が「宗教学校」の監督を検討し始めた契機について考察した。これらの議論はいずれも、先行研究の問題点を解決する新規性や意義を有すると考えられる。また今後学校教育における「蒙古襲来」表象を分析するうえで、前提となる研究といえる。第3に、研究成果を英語で発表した。IAHR世界大会のプログラム委員会に提出したアブストラクトは、その審査を通過したが、大会それ自体が中止された。そこでその発表を発展させ、日本宗教学会第79回学術大会において英語により口頭発表した。なお現地調査は、新型コロナウイルス感染症の流行のため、断念せざるをえなかった。
期刊论文(9)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Monuments to Worship and Warfare: The Intricate Relationship between Religions and Modernities in Japanese Monuments
崇拜与战争的纪念碑:日本纪念碑中宗教与现代性之间错综复杂的关系
DOI: --
发表时间: 2020
期刊: International Research Forum Religious Cultures in Asia: Mutual Transformations through Multiple Modernities
影响因子: --
作者: [長沢栄治(監修), 服部美奈, 小林寧子(編著), 谷部圭彦, 秋葉淳, 山﨑和美, マルコ・ソッティーレ, 池田美佐子, 久志本裕子, 服部美奈, 内田直義, イディリス・ダニシマズ, 見原礼子, 鳥山純子, 中島悠介, 大坪玲子, 日下部達哉, 鴨川明子, 小林寧子, 中田有紀, 河野明日香, 松本ますみ, 原智佐(著), 髙瀬航平, 髙瀬航平, 髙瀬航平, 髙瀬航平, TAKASE Kohei]
通讯作者: TAKASE Kohei
明治憲法第28条の成立過程および公布当初の解釈について
关于明治宪法第28条的制定过程及其初步解释
DOI: --
发表时间: 2019
期刊:
影响因子: --
作者: [朱心茹, 影浦峡, 安部伸哉, 髙瀬航平, 髙瀬航平, 髙瀬航平]
通讯作者: 髙瀬航平
修史・外交・教育―History of the Empire Japan『にほんれきし』(1893年)における「神代史」―
历史、外交和教育:日本帝国史《日本历志》(1893)中的“神时代史”
DOI: --
发表时间: 2021
期刊: 次世代人文社会研究
影响因子: --
作者: [長沢栄治(監修), 服部美奈, 小林寧子(編著), 谷部圭彦, 秋葉淳, 山﨑和美, マルコ・ソッティーレ, 池田美佐子, 久志本裕子, 服部美奈, 内田直義, イディリス・ダニシマズ, 見原礼子, 鳥山純子, 中島悠介, 大坪玲子, 日下部達哉, 鴨川明子, 小林寧子, 中田有紀, 河野明日香, 松本ますみ, 原智佐(著), 髙瀬航平]
通讯作者: 髙瀬航平
文部省による「宗教学校」の監督への転換―岡村司「宗教学校ノ処分ニ関スル卑見」を中心に―
文部省转向监管“宗教学校”——以冈村司“宗教学校处置假说”为中心——
DOI: --
发表时间: 2021
期刊: 東京大学宗教学年報
影响因子: --
作者: [朱心茹, 影浦峡, 安部伸哉, 髙瀬航平, 髙瀬航平]
通讯作者: 髙瀬航平
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