Exploration of chiral d-wave superconductivity in the metal decorated graphene
Exploration of chiral d-wave superconductivity in the metal decorated graphene
批准号:
19J12818
负责人:
遠藤 由大
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-25 至 2021-03-31
中文摘要
金属修飾グラフェンにおいてChiral d 波超伝導発現の有無を調べるため、本年度はその候補物質であるSiC 上Ca 吸着Ca インターカレート単層グラフェンおよびCa+K 吸着Ca インターカレート単層グラフェンを作製し、それぞれの電気伝導測定を行った。SiC 上Ca 吸着Ca インターカレート単層グラフェンの抵抗値の温度依存性からは、4 K以下の温度領域でゼロ抵抗を示し、それより温度が上がると抵抗値の急激な上昇が観測された。この振る舞いは超伝導状態が温度の上昇により壊れていく様子と考えられる。さらに抵抗値の面直磁場依存性を測定した結果、印加磁場の増加に伴い超伝導が壊れて抵抗値が増加する振る舞いが観測され、ギンツブルグランダウ理論を用いて解析を行った結果、0 Kにおける臨界磁場は283 ± 6 mTと見積もられた。SiC 上Ca+K 吸着Ca インターカレート単層グラフェンの抵抗値の温度依存性においては、測定可能な最低温度0.8 K において抵抗値は有限の値をもち、温度が上がるにしたがってその抵抗値が急激に増加する振る舞いが観測された。この振る舞いは超伝導状態が温度の増加により壊れていく様子と考えられ、0.8 Kではまだ超伝導転移の途中であることが示唆される。さらに抵抗値の面直磁場依存性を測定した結果、印加磁場の増加に伴い抵抗値が増加する振る舞いが観測された。これは超伝導状態が磁場により壊れることによるものと考えられ、ギンツブルグランダウ理論を用いて解析を行った結果、0 Kにおける臨界磁場は110 ± 4 mT と得られた。上述のようにChiral d 波超伝導の発現が期待される2つのSiC 上金属修飾グラフェンはどちらも超伝導転移を生じることが実験的に明らかとなった。
英文摘要
金属修飾グラフェンにおいてChiral d 波超伝導発現の有無を調べるため、本年度はその候補物質であるSiC 上Ca 吸着Ca インターカレート単層グラフェンおよびCa+K 吸着Ca インターカレート単層グラフェンを作製し、それぞれの電気伝導測定を行った。SiC 上Ca 吸着Ca インターカレート単層グラフェンの抵抗値の温度依存性からは、4 K以下の温度領域でゼロ抵抗を示し、それより温度が上がると抵抗値の急激な上昇が観測された。この振る舞いは超伝導状態が温度の上昇により壊れていく様子と考えられる。さらに抵抗値の面直磁場依存性を測定した結果、印加磁場の増加に伴い超伝導が壊れて抵抗値が増加する振る舞いが観測され、ギンツブルグランダウ理論を用いて解析を行った結果、0 Kにおける臨界磁場は283 ± 6 mTと見積もられた。SiC 上Ca+K 吸着Ca インターカレート単層グラフェンの抵抗値の温度依存性においては、測定可能な最低温度0.8 K において抵抗値は有限の値をもち、温度が上がるにしたがってその抵抗値が急激に増加する振る舞いが観測された。この振る舞いは超伝導状態が温度の増加により壊れていく様子と考えられ、0.8 Kではまだ超伝導転移の途中であることが示唆される。さらに抵抗値の面直磁場依存性を測定した結果、印加磁場の増加に伴い抵抗値が増加する振る舞いが観測された。これは超伝導状態が磁場により壊れることによるものと考えられ、ギンツブルグランダウ理論を用いて解析を行った結果、0 Kにおける臨界磁場は110 ± 4 mT と得られた。上述のようにChiral d 波超伝導の発現が期待される2つのSiC 上金属修飾グラフェンはどちらも超伝導転移を生じることが実験的に明らかとなった。
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会议论文
K修飾されたCaインターカレートグラフェン/SiCの輸送特性
K改性钙插层石墨烯/SiC的传输特性
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[遠藤由大, 鄭帝洪, 秋山了太, 長谷川修司]
通讯作者:
長谷川修司
K修飾されたCaインターカレートグラフェン/SiCによる超伝導
使用 K 改性钙插层石墨烯/SiC 实现超导
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[古和航, 八島光晴, 椋田秀和, 西出聡悟A, S. TanusilpB, 早川純A, 黒崎健B, 遠藤由大,鄭 帝洪,秋山了太,長谷川修司]
通讯作者:
遠藤由大,鄭 帝洪,秋山了太,長谷川修司
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