Cav3.2リン酸化修飾経路の同定・摂動による入眠行動の分子基盤探求
Cav3.2リン酸化修飾経路の同定・摂動による入眠行動の分子基盤探求
批准号:
19J22074
负责人:
昆 一弘
金额:
$1.98万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-25 至 2022-03-31
中文摘要
摂食や睡眠、生殖をはじめとした本能行動は、無脊椎動物からわれわれヒトに至るまで進化的に高度に保存された行動であるが、これらの行動を制御する分子・神経機構は完全には理解されていない。特にも睡眠は未だに多くの謎が残されており、医学的・社会的な見地からもその詳細な制御機構の解明が期待されている。本研究では、睡眠覚醒行動の中でも特に入眠を司る分子・神経基盤に着目している。入眠に重要なリン酸化修飾経路を同定し、その経路を操作した際の睡眠表現型解析から、特定の細胞集団におけるリン酸化修飾による分子機能制御が入眠過程に重要であるという仮説を検証する。神経活動を薬理遺伝学的に活性化すると入眠が誘導され、抑制すると入眠が阻害される神経細胞集団を前年度までに同定している。この細胞集団が睡眠恒常性にも関与するかを調べた。睡眠を剥奪した後に、当該細胞集団の神経活動を薬理遺伝学的に抑制すると、通常は見られるはずの回復睡眠が見られなかった。この結果は、当該細胞集団の活性化が睡眠剥奪後の回復睡眠に必要であることを示唆する。次に、当該細胞集団内ではたらく重要なリン酸化修飾経路を同定するために、当該細胞集団において特定の内在性キナーゼ活性を双方向に操作した。その結果、当該キナーゼを活性化しても阻害しても入眠が誘導されることが分かった。同様に、キナーゼ活性の双方向の操作は両者とも睡眠剥奪後の回復睡眠を減弱させた。これらの結果は、適切なタイミングでのキナーゼ活性の変化が神経活動をダイナミックに調節することで、入眠および睡眠恒常性を制御することを示唆する。本研究では、入眠および睡眠恒常性制御に寄与する特定の細胞集団を同定し、その中ではたらく重要なキナーゼを見出した。当該キナーゼが関与するリン酸化修飾経路が入眠だけでなく睡眠制御の中核をなす重要な分子基盤である可能性を新たに提示する。
英文摘要
摂食や睡眠、生殖をはじめとした本能行動は、無脊椎動物からわれわれヒトに至るまで進化的に高度に保存された行動であるが、これらの行動を制御する分子・神経機構は完全には理解されていない。特にも睡眠は未だに多くの謎が残されており、医学的・社会的な見地からもその詳細な制御機構の解明が期待されている。本研究では、睡眠覚醒行動の中でも特に入眠を司る分子・神経基盤に着目している。入眠に重要なリン酸化修飾経路を同定し、その経路を操作した際の睡眠表現型解析から、特定の細胞集団におけるリン酸化修飾による分子機能制御が入眠過程に重要であるという仮説を検証する。神経活動を薬理遺伝学的に活性化すると入眠が誘導され、抑制すると入眠が阻害される神経細胞集団を前年度までに同定している。この細胞集団が睡眠恒常性にも関与するかを調べた。睡眠を剥奪した後に、当該細胞集団の神経活動を薬理遺伝学的に抑制すると、通常は見られるはずの回復睡眠が見られなかった。この結果は、当該細胞集団の活性化が睡眠剥奪後の回復睡眠に必要であることを示唆する。次に、当該細胞集団内ではたらく重要なリン酸化修飾経路を同定するために、当該細胞集団において特定の内在性キナーゼ活性を双方向に操作した。その結果、当該キナーゼを活性化しても阻害しても入眠が誘導されることが分かった。同様に、キナーゼ活性の双方向の操作は両者とも睡眠剥奪後の回復睡眠を減弱させた。これらの結果は、適切なタイミングでのキナーゼ活性の変化が神経活動をダイナミックに調節することで、入眠および睡眠恒常性を制御することを示唆する。本研究では、入眠および睡眠恒常性制御に寄与する特定の細胞集団を同定し、その中ではたらく重要なキナーゼを見出した。当該キナーゼが関与するリン酸化修飾経路が入眠だけでなく睡眠制御の中核をなす重要な分子基盤である可能性を新たに提示する。
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CUBIC-Cloud: A point-cloud-based computational framework to analyze, visualize and share data for whole brain profiling by tissue clearing
CUBIC-Cloud:基于点云的计算框架,用于通过组织清除来分析、可视化和共享全脑分析数据
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Mano T, Susaki EA, Murata K, Kon K, Shimizu C, Ono H, Shi S, Yamada RG, Miyamichi K, Touhara K, and Ueda HR]
通讯作者:
and Ueda HR
DOI:
10.1101/2020.08.28.271031
发表时间:
2020-08
期刊:
bioRxiv
影响因子:
--
作者:
[T. Mano;Ken Murata;K. Kon;Chika Shimizu;Hiroaki Ono;Shoi Shi;R. Yamada;Kazunari Miyamichi;E. Susaki;K. Touhara;H. Ueda]
通讯作者:
T. Mano;Ken Murata;K. Kon;Chika Shimizu;Hiroaki Ono;Shoi Shi;R. Yamada;Kazunari Miyamichi;E. Susaki;K. Touhara;H. Ueda
CUBIC-Cloud: A computational framework for quantitative whole brain analysis of cells and circuits
CUBIC-Cloud:用于细胞和电路定量全脑分析的计算框架
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[T. Mano, E. A. Susaki, K. Murata, K. Kon, C. Shimizu, H. Ono, K. Miyamichi, K. Touhara, H. R. Ueda]
通讯作者:
H. R. Ueda
Comprehensive Analysis of Neuronal and Microglial Activity by Whole-brain Imaging in LPS-induced Inflammation
通过全脑成像综合分析 LPS 诱导炎症中的神经元和小胶质细胞活性
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kon K, Mano T, Susaki EA, and Ueda HR]
通讯作者:
and Ueda HR
Whole-brain profiling of neuronal and microglial activities behind inflammation-mediated sleep phenotype
炎症介导的睡眠表型背后的神经元和小胶质细胞活动的全脑分析
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kon K, Mano T, Susaki EA, and Ueda HR]
通讯作者:
and Ueda HR
共 8 条
Sex hormone-dependent development of neural circuits for male sexual behavior
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批准号:23KJ0234
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2023
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负责人:昆 一弘
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依托单位:
海外基金