近世ドイツにおける学識者の「就職活動」に関する研究
近世ドイツにおける学識者の「就職活動」に関する研究
批准号:
19J22924
负责人:
望月 澪
金额:
$1.98万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-25 至 2022-03-31
中文摘要
当初の予定では、二年次に収集された史料の分析を中心に据え、その成果を学術雑誌へと投稿することが計画されていたが、2020年から継続するコロナ感染症対策の影響を受け、当該年度の研究計画も大幅に変更を迫られる結果となった。その為、制限された史料状況の中で可能な研究として、前年来進めてきた、ケルン大学とその教授が1540年代のケルン大司教ヘルマン・フォン・ヴィートの宗教改革運動に対して採った抵抗運動を対象に、第71回日本西洋史学会にて口頭報告、『世界史研究論叢』第11号にて、査読論文として公表した。これらの研究からは、①大学という主体の独自の行動様式への注目については、ケルン大学が、教説の正誤の判定者として振舞うことで、教会を念頭に置きつつも地域社会の秩序を守護・維持する役割を自らに課していたことが判った。このような大学の自意識に関する研究成果は、大学を空間や領邦君主に属する一機関として捉える傾向の強い現在の研究動向に対して、少なからぬ方向性の転換を要請するものであり、重要な研究成果であったと言えるだろう。なお、②構成員である学識者の行動様式と大学の行動様式の関係への注目、③より「平時」の行動への視野の拡大については、1520年代にケルン大学とルーヴァン大学がマルティン・ルターの教説に対して起草した鑑定意見とそれをめぐる社会の反応の分析を行っている。この分析からは、①で見られた大学の意識は神学部と法学部の間で微妙な差異がありつつも、概ね共通して見られること、社会からも大学がこれらの役割を有していることは前提視されていたことが判っている。これらの分析の結果は、『史学雑誌』などの学術誌への投稿が予定されている。
英文摘要
当初の予定では、二年次に収集された史料の分析を中心に据え、その成果を学術雑誌へと投稿することが計画されていたが、2020年から継続するコロナ感染症対策の影響を受け、当該年度の研究計画も大幅に変更を迫られる結果となった。その為、制限された史料状況の中で可能な研究として、前年来進めてきた、ケルン大学とその教授が1540年代のケルン大司教ヘルマン・フォン・ヴィートの宗教改革運動に対して採った抵抗運動を対象に、第71回日本西洋史学会にて口頭報告、『世界史研究論叢』第11号にて、査読論文として公表した。これらの研究からは、①大学という主体の独自の行動様式への注目については、ケルン大学が、教説の正誤の判定者として振舞うことで、教会を念頭に置きつつも地域社会の秩序を守護・維持する役割を自らに課していたことが判った。このような大学の自意識に関する研究成果は、大学を空間や領邦君主に属する一機関として捉える傾向の強い現在の研究動向に対して、少なからぬ方向性の転換を要請するものであり、重要な研究成果であったと言えるだろう。なお、②構成員である学識者の行動様式と大学の行動様式の関係への注目、③より「平時」の行動への視野の拡大については、1520年代にケルン大学とルーヴァン大学がマルティン・ルターの教説に対して起草した鑑定意見とそれをめぐる社会の反応の分析を行っている。この分析からは、①で見られた大学の意識は神学部と法学部の間で微妙な差異がありつつも、概ね共通して見られること、社会からも大学がこれらの役割を有していることは前提視されていたことが判っている。これらの分析の結果は、『史学雑誌』などの学術誌への投稿が予定されている。
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カトリック大学の公秩序観――1543年ケルン大学の論駁書を事例に――
天主教大学的公共秩序观:以1543年对科隆大学的驳斥为例
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
世界史研究論叢
影响因子:
--
作者:
[Ayano Toriyabe, Kenji Goto, Akira Umise, Takao Hanawa, Hideki Hosoda, 鳥谷部綾乃,海瀨晃,田原正樹,細田秀樹, 望月澪]
通讯作者:
望月澪
(新刊紹介)永本哲也『ミュンスター宗教改革』
(新书介绍)长本哲也《明斯特改革》
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
世界史研究論叢
影响因子:
--
作者:
[Ayano Toriyabe, Kenji Goto, Akira Umise, Takao Hanawa, Hideki Hosoda, 鳥谷部綾乃,海瀨晃,田原正樹,細田秀樹, 望月澪, 望月澪, 望月澪, 望月澪, 望月澪]
通讯作者:
望月澪
西洋大学史概観:大学の「自由」と権力の関係を考える事例と共に
西方大学历史概览:以思考大学自由与权力关系为例
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ayano Toriyabe, Kenji Goto, Akira Umise, Takao Hanawa, Hideki Hosoda, 鳥谷部綾乃,海瀨晃,田原正樹,細田秀樹, 望月澪, 望月澪, 望月澪, 望月澪, 望月澪, 望月澪, 望月澪, 望月澪]
通讯作者:
望月澪
Digital技術下の方法論は革命的か:歴史学の場合
数字技术下的方法论是革命性的吗?:历史案例
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ayano Toriyabe, Kenji Goto, Akira Umise, Takao Hanawa, Hideki Hosoda, 鳥谷部綾乃,海瀨晃,田原正樹,細田秀樹, 望月澪, 望月澪, 望月澪, 望月澪, 望月澪, 望月澪, 望月澪]
通讯作者:
望月澪
近世ドイツの法学識者の役割――16世紀ケルン市を事例に――
法律学者在近代早期德国的角色:以 16 世纪科隆市为例
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ayano Toriyabe, Kenji Goto, Akira Umise, Takao Hanawa, Hideki Hosoda, 鳥谷部綾乃,海瀨晃,田原正樹,細田秀樹, 望月澪, 望月澪, 望月澪, 望月澪, 望月澪, 望月澪, 望月澪, 望月澪, Ryo Mochizuki, Ryo Mochizuki, 望月 澪]
通讯作者:
望月 澪
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