The body of Buddha and Representation - Investigating the Foundation of Japanese Religious Art History
The body of Buddha and Representation - Investigating the Foundation of Japanese Religious Art History
批准号:
19K00168
负责人:
長岡 龍作
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
今年度は中国北宋・遼の造形について考察を加え、清凉寺釈迦如来像が依拠する仏身論が北宋・遼の事例とどのような関係を持っているかを探究した。(a)開封の伽藍の仏身論:啓聖禅院と大相国寺の伽藍には、いずれも「千百億釈迦」が存在した。これはこの伽藍に『梵網経』に基づく、盧舎那仏とその化身の釈迦という仏身論が適用されていることを示す。また、大相国寺には『華厳経』に基づく仏身論により、盧舎那仏と眷属を伴う文殊・普賢像が安置された。この眷属中には、善財童子が含まれていた可能性が高い。北宋王朝の枢要寺院である啓聖禅院と大相国寺に出現した仏像と伽藍の構成原理は、大きな影響力を持ったと想定される。(b)盧舎那仏像の姿:共通していたと想定される啓聖禅院と大相国寺の盧舎那仏の像容を探究した。その際に注目すべきは、両手を左右に拡げて構え掌を上に向ける印相(新印相)である。杭州飛来峰の盧舎那仏(乾興元年・1022)の印相として従来から注目され、鎌倉時代日本でも受容されたことが知られる。山西省長治博物館所蔵の盧舎那仏像は、頭上に五体の坐化仏を戴き新印相を執る。また、台座の千枚の蓮弁それぞれに仏坐像を配している。『梵網経』に基づく新印相の盧舎那仏として同像の重要性は高い。(c)顕密融合の仏身論:北宋雍煕二年(985)の清凉寺釈迦如来像の仏身論は、『梵網経』・『華厳経』に基づきつつ、顕密を融合させるという点に特色がある。朝陽北塔天宮発見の木胎銀棺には、法身仏として大日如来が表現されている。法身・報身・化身という中国華厳の三身思想が遼仏教に及んだ時、大日如来が法身仏として造形化されるに至ったことが想定される。顕密融合の仏身論がここに認められる。さらに朝陽北塔では、仏舎利を大日如来に見立てていることが確認される。これは、清凉寺釈迦如来像像内の五臓が大日如来に見立てられたことと共通する。
英文摘要
今年度は中国北宋・遼の造形について考察を加え、清凉寺釈迦如来像が依拠する仏身論が北宋・遼の事例とどのような関係を持っているかを探究した。(a)開封の伽藍の仏身論:啓聖禅院と大相国寺の伽藍には、いずれも「千百億釈迦」が存在した。これはこの伽藍に『梵網経』に基づく、盧舎那仏とその化身の釈迦という仏身論が適用されていることを示す。また、大相国寺には『華厳経』に基づく仏身論により、盧舎那仏と眷属を伴う文殊・普賢像が安置された。この眷属中には、善財童子が含まれていた可能性が高い。北宋王朝の枢要寺院である啓聖禅院と大相国寺に出現した仏像と伽藍の構成原理は、大きな影響力を持ったと想定される。(b)盧舎那仏像の姿:共通していたと想定される啓聖禅院と大相国寺の盧舎那仏の像容を探究した。その際に注目すべきは、両手を左右に拡げて構え掌を上に向ける印相(新印相)である。杭州飛来峰の盧舎那仏(乾興元年・1022)の印相として従来から注目され、鎌倉時代日本でも受容されたことが知られる。山西省長治博物館所蔵の盧舎那仏像は、頭上に五体の坐化仏を戴き新印相を執る。また、台座の千枚の蓮弁それぞれに仏坐像を配している。『梵網経』に基づく新印相の盧舎那仏として同像の重要性は高い。(c)顕密融合の仏身論:北宋雍煕二年(985)の清凉寺釈迦如来像の仏身論は、『梵網経』・『華厳経』に基づきつつ、顕密を融合させるという点に特色がある。朝陽北塔天宮発見の木胎銀棺には、法身仏として大日如来が表現されている。法身・報身・化身という中国華厳の三身思想が遼仏教に及んだ時、大日如来が法身仏として造形化されるに至ったことが想定される。顕密融合の仏身論がここに認められる。さらに朝陽北塔では、仏舎利を大日如来に見立てていることが確認される。これは、清凉寺釈迦如来像像内の五臓が大日如来に見立てられたことと共通する。
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序章 平泉美術の概要と研究
简介:平泉艺术的概述与研究
DOI:
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发表时间:
2021
期刊:
『平泉の文化史3 中尊寺の仏教美術』
影响因子:
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作者:
[Minami Takeshi, Takeuchi Akinori, Imazu Setsuo, Okuyama Masayoshi, Higashikage Yu, Mizuno Toshinori, Okabayashi Kosaku, Takahashi Kazuya, 長岡龍作]
通讯作者:
長岡龍作
草創期中尊寺伽藍の構想と信仰
中尊寺早期的理念和信仰
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
『平泉の文化史3 中尊寺の仏教美術』
影响因子:
--
作者:
[Minami Takeshi, Takeuchi Akinori, Imazu Setsuo, Okuyama Masayoshi, Higashikage Yu, Mizuno Toshinori, Okabayashi Kosaku, Takahashi Kazuya, 長岡龍作, 長岡龍作]
通讯作者:
長岡龍作
仏教美術におけるビーズと荘厳
佛教艺术中的念珠与庄严
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[西村洋平, 木村 俊道, 長岡龍作]
通讯作者:
長岡龍作
仏教と造形 信仰から考える美術史
佛教与造型:信仰视角下的艺术史
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takemura, Yoshiaki, 長岡龍作]
通讯作者:
長岡龍作
盧舎那如来と栴檀釈迦瑞像―日本と北宋の仏身論をめぐって
罗刹如来与释迦牟尼像:论日本及北宋的佛身说
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[大橋康二, 扇浦正義, 小村優太, 佐竹保子, 野上建紀, 山崎達也, 櫻庭美咲, 長岡龍作]
通讯作者:
長岡龍作
共 17 条
仏教美術と仏身論―東大寺大仏の世界観と顕密の融合に着目して
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批准号:23K00169
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:長岡 龍作
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依托单位:
The Construction of the History of Worship in Vessel around Northwest China: A New Study of Religious Objects through Art History and Archaeology
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批准号:20KK0001
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项目类别:Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
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资助金额:$11.98万
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财政年份:2020
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负责人:長岡 龍作
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依托单位:
仏教美術のトポロジー-仏像のいる土地とその意味に関する基礎的考察
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批准号:18652011
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.6万
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财政年份:2006
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负责人:長岡 龍作
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依托单位:
八・九世紀木彫像の再検討-中国様式の受容と伝播という視点から-
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批准号:01710025
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1989
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负责人:長岡 龍作
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依托单位: