関西中国書画碑帖コレクション形成の研究―未公刊資料の分析を中心として―
関西中国書画碑帖コレクション形成の研究―未公刊資料の分析を中心として―
批准号:
19K00201
负责人:
下田 章平
金额:
$2.91万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
2022年度は羅振玉コレクションを継承したと見られる収蔵家であった久野錦浦(1875-1918)と大西見山(1870-1930)について検討した。また、内藤湖南と端方コレクションの関わりについて考察した。第1の久野錦浦については、そのコレクションが初期羅振玉コレクション(明清書画及び碑帖)を購入したことにより形成され、支配人として勤務していた西備銀行の経営破綻によってコレクションが散佚したことを明らかにした。また、博文堂(美術商)の初期の活動実態に関しては、関西における文求堂(寸紅堂)との競合、法書会大阪支部としての活動、篆刻家の桑名鐵城の経済的支援についても言及した。第2の大西見山については、大西見山コレクションが羅振玉コレクションの流入により形成されたことが判明した。また、明治末年から昭和初期にかけて日本に流入した碑帖の流入過程について検討し、明治末年から大正中葉までは羅振玉コレクション、大正中葉から昭和初年までは李宗瀚や端方コレクションの流入が認められ、前者は大西見山、後者は中村不折や三井高堅によって所蔵されたと結論付けた。第3の内藤湖南の中国文物との関わりに関しては、明治36年(1903)に開催された第5回内国勧業博覧会における端方の青銅器コレクションの公開の実態について確認した上で、内藤湖南と劉世コウの交友関係について分析し、近代書画碑帖収蔵史上、第二期の到来をもたらした明治43年(1910)の内藤湖南らの端方コレクション等の調査がこの博覧会を契機にして実施されたことを明らかにした。このほかに、近代書画碑帖収蔵史を5期に区分し、各時期の概要を確認した上で、書画碑帖収蔵史上の特徴とその研究分野について提示した。
英文摘要
2022年度は羅振玉コレクションを継承したと見られる収蔵家であった久野錦浦(1875-1918)と大西見山(1870-1930)について検討した。また、内藤湖南と端方コレクションの関わりについて考察した。第1の久野錦浦については、そのコレクションが初期羅振玉コレクション(明清書画及び碑帖)を購入したことにより形成され、支配人として勤務していた西備銀行の経営破綻によってコレクションが散佚したことを明らかにした。また、博文堂(美術商)の初期の活動実態に関しては、関西における文求堂(寸紅堂)との競合、法書会大阪支部としての活動、篆刻家の桑名鐵城の経済的支援についても言及した。第2の大西見山については、大西見山コレクションが羅振玉コレクションの流入により形成されたことが判明した。また、明治末年から昭和初期にかけて日本に流入した碑帖の流入過程について検討し、明治末年から大正中葉までは羅振玉コレクション、大正中葉から昭和初年までは李宗瀚や端方コレクションの流入が認められ、前者は大西見山、後者は中村不折や三井高堅によって所蔵されたと結論付けた。第3の内藤湖南の中国文物との関わりに関しては、明治36年(1903)に開催された第5回内国勧業博覧会における端方の青銅器コレクションの公開の実態について確認した上で、内藤湖南と劉世コウの交友関係について分析し、近代書画碑帖収蔵史上、第二期の到来をもたらした明治43年(1910)の内藤湖南らの端方コレクション等の調査がこの博覧会を契機にして実施されたことを明らかにした。このほかに、近代書画碑帖収蔵史を5期に区分し、各時期の概要を確認した上で、書画碑帖収蔵史上の特徴とその研究分野について提示した。
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第五回内国勧業博覧会における端方コレクション公開の意義
第五届全国工业展览会展出Hangata系列的意义
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
湖南
影响因子:
--
作者:
[下田章平]
通讯作者:
下田章平
近代書画碑帖収蔵史
近代书画古迹收藏史
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[田中 隆充, 王 懿敏, 阿部 裕之, 神野真吾, 京谷啓徳, 下田章平]
通讯作者:
下田章平
久野錦浦の収蔵活動と博文堂(美術商)初期の活動実態
锦浦久野的收藏活动和白文堂的早期活动
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
相模国文
影响因子:
--
作者:
[秋山 聰・田中正之監修、芳賀満, 芳賀京子, 奈良澤由美, 加藤磨珠枝, 武田一文, 高 晟埈, 木俣元一, 京谷啓徳, 秋山 聰, 宮下規久朗, 尾関 幸, 喜多崎 親, 天野知香, 田中正之, 井口壽乃, 大西磨希子, 大西磨希子, 大西磨希子, 大西磨希子, 大西磨希子, 大西磨希子, 大西磨希子, 大西磨希子, 下田章平]
通讯作者:
下田章平
林朗庵の収蔵に関する一考察
林露庵藏品研究
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
相模国文
影响因子:
--
作者:
[Teerapat Deemad, Peng Jiang, Takamitsu Tanaka, 松原知生, 中野朋子, 下田章平, 平井章一ほか, 山上紀子, 宮下規久朗, 高田知仁, 下田章平]
通讯作者:
下田章平
The Inflow of the Early Luo Zhenyu Collection of Calligraphy, Paintings, and Inscription Rubbings into Japan
罗振玉早期藏书画、碑刻拓片流入日本
DOI:
10.11166/shogakushodoshi.2022.57
发表时间:
2022
期刊:
CALLIGRAPHIC STUDIES
影响因子:
--
作者:
[Teerapat Deemad, Peng Jiang, Takamitsu Tanaka, 松原知生, 中野朋子, 下田章平]
通讯作者:
下田章平
共 11 条
美術商・博文堂の研究―中国書画碑帖の日本流入の実態
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批准号:24K03492
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.08万
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财政年份:2024
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负责人:下田 章平
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依托单位: