课题基金 / 基金详情

戦後ドイツにおける「負の過去」をめぐる議論の言説史・思想史的検討

戦後ドイツにおける「負の過去」をめぐる議論の言説史・思想史的検討
战后德国“消极过去”争论的话语史和意识形态史
批准号:
19K00480
负责人:
初見 基
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
2022年度においても、前年度に引きつづき海外渡航に制限があったためドイツ現地での資料調査を遂行することはかなわなかったものの、この間当科研費によって収集した資料の整理と分析を進めることに主眼を置いた作業はほぼ計画どおりに遂行された。当年度研究の第一の重点が置かれている、戦後間もない時期のドイツ国内外での「集団の罪」をめぐる議論については、当時の雑誌掲載の文章を対象として、いかなる論調のなかでそれが扱われたかの確認が進められた。具体的には、1945年11月に創刊されたDie Wandlung誌、1946年4月に創刊されたFrankfurter Hefte誌のほか、長い歴史をもつStimmen der Zeit誌、Neues Abendland誌なども含め、1946/47年当時の議論のひとつの中心だった「ドイツ人の罪」をいかに捉え、そしてそれにどう処することが主張されているか、という論点に即して、諸論考の検討が進められた。その暫定的な評価としては、おおむね狭義での「集団の罪」という概念、すなわち「ドイツ人」はひとしなみに「罪」を負っているとの把握そのものは峻拒されながらも、政治指導者等に限定されない漠然としたなんらかのかたちで「ドイツ人の罪」が暗黙の裡に前提とされたうえで論が組み立てられている、という様相が確認できた。研究の第二の重点が置かれた、1968年以降の政治的激動のなかで「負の過去」がどのように論じられたか、という点に関しては、とりわけ1970年代初頭に政治的テロリズムとして現れたRAFに即したかたちで研究が設定され、その線に沿っての検討もなされたが、これについてはまだ暫定的な結論をくだす段階にはいたっていない。またそれと併行して、これまでほとんど邦訳等も存していない、RAFの公式文書の翻訳作業が進行中であり、その一部は2023年度中に公開される見通しである。
英文摘要
2022年度においても、前年度に引きつづき海外渡航に制限があったためドイツ現地での資料調査を遂行することはかなわなかったものの、この間当科研費によって収集した資料の整理と分析を進めることに主眼を置いた作業はほぼ計画どおりに遂行された。当年度研究の第一の重点が置かれている、戦後間もない時期のドイツ国内外での「集団の罪」をめぐる議論については、当時の雑誌掲載の文章を対象として、いかなる論調のなかでそれが扱われたかの確認が進められた。具体的には、1945年11月に創刊されたDie Wandlung誌、1946年4月に創刊されたFrankfurter Hefte誌のほか、長い歴史をもつStimmen der Zeit誌、Neues Abendland誌なども含め、1946/47年当時の議論のひとつの中心だった「ドイツ人の罪」をいかに捉え、そしてそれにどう処することが主張されているか、という論点に即して、諸論考の検討が進められた。その暫定的な評価としては、おおむね狭義での「集団の罪」という概念、すなわち「ドイツ人」はひとしなみに「罪」を負っているとの把握そのものは峻拒されながらも、政治指導者等に限定されない漠然としたなんらかのかたちで「ドイツ人の罪」が暗黙の裡に前提とされたうえで論が組み立てられている、という様相が確認できた。研究の第二の重点が置かれた、1968年以降の政治的激動のなかで「負の過去」がどのように論じられたか、という点に関しては、とりわけ1970年代初頭に政治的テロリズムとして現れたRAFに即したかたちで研究が設定され、その線に沿っての検討もなされたが、これについてはまだ暫定的な結論をくだす段階にはいたっていない。またそれと併行して、これまでほとんど邦訳等も存していない、RAFの公式文書の翻訳作業が進行中であり、その一部は2023年度中に公開される見通しである。
期刊论文(7)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
樵る 激情
樵夫热情
DOI: --
发表时间: 2023
期刊:
影响因子: --
作者: [中村唯史, 坂庭 淳史, 小椋 彩編著, ヤン・ポトツキ著 畑浩一郎訳, 中村隆之, 梁川英俊, 大原志麻, 森あおい, 安永愛, Takayuki Nakamura, トーマス・ベルンハルト(初見基訳)]
通讯作者: トーマス・ベルンハルト(初見基訳)
戦後ドイツにおけるSchuld言説の一断面
战后德国舒尔德话语的一部分
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [イーゴリ・エヴラームピエフ, 下里俊行, 坂庭淳史ほか訳, 安永愛, 初見基]
通讯作者: 初見基
DOI: --
发表时间: 2019
期刊:
影响因子: --
作者: [イーゴリ・エヴラームピエフ, 下里俊行, 坂庭淳史ほか訳, 安永愛, 初見基, ヤン・ポトツキ著 畑浩一郎訳, 中村隆之, 梁川英俊, 森あおい, 大原志麻, 初見基]
通讯作者: 初見基
要旨 戦後ドイツにおけるSchuld言説の一断面
摘要:战后德国舒尔德话语的一段
DOI: --
发表时间: 2023
期刊: 広島ドイツ文学
影响因子: --
作者: [Ацуо НАКАДЗАВА(中澤敦夫), 梁川英俊, 瀬戸直彦, 坂庭淳史, 中村隆之, 初見基]
通讯作者: 初見基
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