A Study of Chu Culture in the Changjiang River Basin:The Cultural Background of the Birth of the Han Dynasty
A Study of Chu Culture in the Changjiang River Basin:The Cultural Background of the Birth of the Han Dynasty
批准号:
19K01025
负责人:
太田 麻衣子
金额:
$2.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本年度はまず長江流域だけでなく嶺南にも目をむけ、春秋後期に抬頭した越国や、戦国後期の史料に初出する百越、およびその百越を統一秦が制圧し、中国の王朝の支配を嶺南にまで拡大させたことにより、秦漢交代期に誕生することとなった南越国にかんする史資料や先行研究の整理・検討を行った。越については史料的制約から諸説乱立するところが少なからずあり、その起源についても議論百出の状態にある。なかには越をオーストロネシア系諸族に連ねようとする観点もあり、春秋呉越の言語をオーストロネシア語族と同源とみなして解釈した研究もなされているが、これについては倭にかんする論著のなかで、漢籍に散見する呉越語の語彙はオーストロネシア的ではなく、文化内容は似ていても言語のうえでは異なるという指摘もあることが分かった。また、甲骨文をもとに、越は殷代にはすでに国家形成を進め、中国の王朝とも深い関わりをもっていたとする説もかねてより提唱されており、様々な角度から批判されてきたが、近年の古文字学の成果と照らしあわせたところ、この説はそもそも成立しえないことが分かった。つぎに、先行研究には南越が秦漢交代期の楚の影響を受けているという指摘もあることから、関連する史資料や先行研究の整理・検討も行った。秦漢交代期の楚については、馬王堆帛書「五星占」に記された「張楚」の語をもとに注目が高まり、以来その重要性が強調されてきたが、近年では伝世文献を軸に、「張楚」にたいする従来の解釈は過大評価であるとの指摘もなされている。ただし、「張楚」の語は「五星占」のほかにも馬王堆帛書「刑徳」や益陽兔子山遺址八号井出土の觚など、いずれも湖南省から出土した複数の出土史料にみられ、当時の当該地域においては一定の重要性をもった語であったとは考えられる。そこで「五星占」や「刑徳」の史料的性質に留意しながら、「張楚」の位置づけについて再検討を試みた。
英文摘要
本年度はまず長江流域だけでなく嶺南にも目をむけ、春秋後期に抬頭した越国や、戦国後期の史料に初出する百越、およびその百越を統一秦が制圧し、中国の王朝の支配を嶺南にまで拡大させたことにより、秦漢交代期に誕生することとなった南越国にかんする史資料や先行研究の整理・検討を行った。越については史料的制約から諸説乱立するところが少なからずあり、その起源についても議論百出の状態にある。なかには越をオーストロネシア系諸族に連ねようとする観点もあり、春秋呉越の言語をオーストロネシア語族と同源とみなして解釈した研究もなされているが、これについては倭にかんする論著のなかで、漢籍に散見する呉越語の語彙はオーストロネシア的ではなく、文化内容は似ていても言語のうえでは異なるという指摘もあることが分かった。また、甲骨文をもとに、越は殷代にはすでに国家形成を進め、中国の王朝とも深い関わりをもっていたとする説もかねてより提唱されており、様々な角度から批判されてきたが、近年の古文字学の成果と照らしあわせたところ、この説はそもそも成立しえないことが分かった。つぎに、先行研究には南越が秦漢交代期の楚の影響を受けているという指摘もあることから、関連する史資料や先行研究の整理・検討も行った。秦漢交代期の楚については、馬王堆帛書「五星占」に記された「張楚」の語をもとに注目が高まり、以来その重要性が強調されてきたが、近年では伝世文献を軸に、「張楚」にたいする従来の解釈は過大評価であるとの指摘もなされている。ただし、「張楚」の語は「五星占」のほかにも馬王堆帛書「刑徳」や益陽兔子山遺址八号井出土の觚など、いずれも湖南省から出土した複数の出土史料にみられ、当時の当該地域においては一定の重要性をもった語であったとは考えられる。そこで「五星占」や「刑徳」の史料的性質に留意しながら、「張楚」の位置づけについて再検討を試みた。
期刊论文(5)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
呉・越・徐・舒と楚―特に秦末漢初の騒乱における役割から―
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批准号:09J00451
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.9万
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财政年份:2009
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负责人:太田 麻衣子
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依托单位: