课题基金 / 基金详情

イギリス社会の移民に対する態度の淵源-18世紀イギリスにおける移民の受容と排除

イギリス社会の移民に対する態度の淵源-18世紀イギリスにおける移民の受容と排除
英国社会对待移民态度的根源:18世纪英国对移民的接受与排斥
批准号:
19K01080
负责人:
中川 順子
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

中川 順子的其他基金

相关文献

中文摘要
翻译
18世紀イングランド、とりわけロンドン市内に流入したユダヤ人とドイツ系移民について、関連文献や史料を用いて調査を行った。研究の途上で重要な存在として在英黒人の存在が浮上したため、ドイツ系・ユダヤ人移民との比較対象として、黒人に関する調査も実施している。16世紀後半から18世紀初頭までは、帰化もしくはデニズンの取得者の多くがユグノーであった。18世紀の帰化取得者について、取得者に関する史料を分析した。その結果、1710年代以降は、ユグノーの取得者は減少し、ドイツ系や東欧出身者の取得者が増加していることが明らかになった。職業については商人が多く確認できた。18世紀前半の帰化付与者にドイツ系が多いことから、イギリス社会が彼らの貢献に対して期待を寄せていたことも明らかになった。従来関心が寄せられてこなかった18世紀のドイツ系移民やドイツ系商人がイギリスの海外貿易や帝国形成に重要な役割を果たしていること、イギリス社会が帰化付与の前提として信仰以上に経済的利益を重視し、移民政策をシフトしたのではないかとの課題を提示できた。ユダヤ人についても、クロムウェルによる入国許可以前からユダヤ人が共同体を形成しながら信仰を維持していることが明らかになった。イタリアのリヴォルノのセファルディム共同体とロンドンのユダヤ人との間の交易が確認できた。ロンドンのユダヤ人については、ディアスポラネットワークという観点からも研究することが今後の課題である。帰化を付与する対象の変化を通じて、イギリス社会の移民政策の転機が18世紀にあると示唆することが可能である。
英文摘要
18世紀イングランド、とりわけロンドン市内に流入したユダヤ人とドイツ系移民について、関連文献や史料を用いて調査を行った。研究の途上で重要な存在として在英黒人の存在が浮上したため、ドイツ系・ユダヤ人移民との比較対象として、黒人に関する調査も実施している。16世紀後半から18世紀初頭までは、帰化もしくはデニズンの取得者の多くがユグノーであった。18世紀の帰化取得者について、取得者に関する史料を分析した。その結果、1710年代以降は、ユグノーの取得者は減少し、ドイツ系や東欧出身者の取得者が増加していることが明らかになった。職業については商人が多く確認できた。18世紀前半の帰化付与者にドイツ系が多いことから、イギリス社会が彼らの貢献に対して期待を寄せていたことも明らかになった。従来関心が寄せられてこなかった18世紀のドイツ系移民やドイツ系商人がイギリスの海外貿易や帝国形成に重要な役割を果たしていること、イギリス社会が帰化付与の前提として信仰以上に経済的利益を重視し、移民政策をシフトしたのではないかとの課題を提示できた。ユダヤ人についても、クロムウェルによる入国許可以前からユダヤ人が共同体を形成しながら信仰を維持していることが明らかになった。イタリアのリヴォルノのセファルディム共同体とロンドンのユダヤ人との間の交易が確認できた。ロンドンのユダヤ人については、ディアスポラネットワークという観点からも研究することが今後の課題である。帰化を付与する対象の変化を通じて、イギリス社会の移民政策の転機が18世紀にあると示唆することが可能である。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
近世イギリスにおける外国人の流入と帰化法制定からみた移民政策・国民意識