苦痛緩和のための鎮静と安楽死との違いを明確にする鎮静の定義に関する実証研究
苦痛緩和のための鎮静と安楽死との違いを明確にする鎮静の定義に関する実証研究
批准号:
19K10575
负责人:
今井 堅吾
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
終末期に苦痛緩和のために行われる鎮静では、標準化された鎮静薬の投与方法がないことや、鎮静の定義が意識を低下させるという意図を含んでいるためにあいまいで、何が鎮静かについて解釈がバラバラで安楽死との違いが明確でない。これを解決するために、再現可能な投与プロトコル(薬剤投与方法の手順)により鎮静を新たに定義することで安楽死との違いを明確化することに取り組んだ。2018年度までに単施設(聖隷三方原病院)で実施されてきた鎮静薬の投与プロトコルを各施設での実践状況と照らし合わせて差異を検証した。各施設で実施可能となるように鎮静薬の投与量、評価・増量間隔、早送り間隔などに修正を加えた。苦痛に合わせて鎮静薬を増量する調節型鎮静プロトコルと、最初から深昏睡になるまで鎮静薬を投与し維持する持続的深い鎮静プロトコルを作成した。調節型鎮静プロトコルは、なるべく意識が保たれるようにしながら苦痛緩和が可能であるが、迅速な苦痛緩和が難しい可能性がある。一方持続的深い鎮静プロトコルは、迅速に苦痛緩和が出来るがコミュニケーションが直ちに困難になる。患者の状態により相応なプロトコルを選択することとした。各施設において投与プロトコルを用いてパイロット試験を行った。試験での問題点を抽出し、更に修正して最終的な投与プロトコルを作成した。プロトコルによる鎮静を行い、苦痛、意識、有害事象/生命予後を前向きに評価していく。それにより、安楽死との違いを明確にする鎮静の定義が確立できる。更に、各投与プロトコルで定義された鎮静は、治療内容と結果が明らかな、再現可能な標準治療となる。今後、標準治療と新たな投与プロトコルの比較試験を行うことで、更に治療成績の良い投与プロトコルの開発につながる。
英文摘要
終末期に苦痛緩和のために行われる鎮静では、標準化された鎮静薬の投与方法がないことや、鎮静の定義が意識を低下させるという意図を含んでいるためにあいまいで、何が鎮静かについて解釈がバラバラで安楽死との違いが明確でない。これを解決するために、再現可能な投与プロトコル(薬剤投与方法の手順)により鎮静を新たに定義することで安楽死との違いを明確化することに取り組んだ。2018年度までに単施設(聖隷三方原病院)で実施されてきた鎮静薬の投与プロトコルを各施設での実践状況と照らし合わせて差異を検証した。各施設で実施可能となるように鎮静薬の投与量、評価・増量間隔、早送り間隔などに修正を加えた。苦痛に合わせて鎮静薬を増量する調節型鎮静プロトコルと、最初から深昏睡になるまで鎮静薬を投与し維持する持続的深い鎮静プロトコルを作成した。調節型鎮静プロトコルは、なるべく意識が保たれるようにしながら苦痛緩和が可能であるが、迅速な苦痛緩和が難しい可能性がある。一方持続的深い鎮静プロトコルは、迅速に苦痛緩和が出来るがコミュニケーションが直ちに困難になる。患者の状態により相応なプロトコルを選択することとした。各施設において投与プロトコルを用いてパイロット試験を行った。試験での問題点を抽出し、更に修正して最終的な投与プロトコルを作成した。プロトコルによる鎮静を行い、苦痛、意識、有害事象/生命予後を前向きに評価していく。それにより、安楽死との違いを明確にする鎮静の定義が確立できる。更に、各投与プロトコルで定義された鎮静は、治療内容と結果が明らかな、再現可能な標準治療となる。今後、標準治療と新たな投与プロトコルの比較試験を行うことで、更に治療成績の良い投与プロトコルの開発につながる。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
調節型鎮静プロトコルと持続的深い鎮静プロトコルの効果と安全性に関する前向き観察研究
改良镇静方案和持续深度镇静方案的有效性和安全性的前瞻性观察研究
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kengo Imai, MD, Tatsuya Morita, MD, Naosuke Yokomichi, MD, PhD, Masanori Mori, MD, 今井堅吾]
通讯作者:
今井堅吾
Efficacy of Proportional Sedation and Deep Sedation Defined by Sedation Protocols: A Multicenter, Prospective, Observational Study
镇静方案定义的比例镇静和深度镇静的功效:一项多中心、前瞻性、观察性研究
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kengo Imai, MD, Tatsuya Morita, MD, Naosuke Yokomichi, MD, PhD, Masanori Mori, MD]
通讯作者:
MD
DOI:
10.1016/j.jpainsymman.2021.06.005
发表时间:
2021-12-02
期刊:
JOURNAL OF PAIN AND SYMPTOM MANAGEMENT
影响因子:
4.7
作者:
[Imai, Kengo, Morita, Tatsuya, Mori, Masanori]
通讯作者:
Mori, Masanori