クォータ制導入による女性の政治参画とジェンダー秩序の変容：ネパールを事例に

妇女的政治参与和通过引入配额制度改变性别秩序：尼泊尔的案例研究

• 批准号: 19K12601
• 负责人: 幅崎 麻紀子
• 金额: $ 2.83万
• 依托单位: Saitama University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2019
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2019-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-19K12601/
• 关键词: ジェンダー・クォータ; 副市長; 女性議員への期待; 再選の困難さ; 陳情; 女性の暮らしへのインパクト; 自己表象; ジェンダー役割; 選挙運動; ポジティブアクション; 地方行政; ジェンダー秩序; クォータ制; 女性の政治参画; ネパール

2022年度は、ローカル社会における人々のジェンダーをめぐる価値観の変化を把握すべく、地方都市G市の農村部B村にて聞き取り調査及び参与観察を行った。同市の市長、副市長とも同一政党から立候補しており、政党ではどちらか一方を女性とする法律を遵守していた。しかし、市内の女性の代議員の数は多くはない。B村の位置するG市4区の代表者5名は全員同一政党の議員であるが、女性は区の女性代表、ダリットの女性代表の2名のみであり、クォータ制により女性の議席が確保されたポストのみ選出されている。少数ながらも女性の副市長や代議員がいることで、一般の女性が自治体に訴える機会に増加傾向がみられる。その内容は、家庭内暴力、財産相続問題、重婚問題等であり、男性の代議員には訴えにくかった女性問題が寄せられている。このような動きは、テレビ局のトーク番組でも放送され、一般の女性たちが、女性が副市長や代議員として政治に参画するようになったことで、市が何をしてくれるのかを問う場面が見られるようになった。様々な家庭内の問題を自治体が対処すべき問題として捉えるようになるなど、ジェンダー問題への対処の仕方に、変化が起きつつある。さらに、韓国にて国の研究所及びNPOの研究所を訪問し、情報を得た。クォータ制の導入を実施している韓国においては、政治領域での女性が増えるだけではなく、議会の要職（例えば副議長等）に女性が就くようになった。副議長や議長に就くには、数回にわたる当選回数やキャリアの長さが必要であり、要職に就くことすなわち再選される女性が誕生していることを示している。しかしながら、比例代表制で当選した議員の場合は、2回目は代表として選ばれる慣行はなく、女性議員の多くはキャリアが続かない状況にある点が課題とのことであった。また、政党によって、女性議員を育成する意思の強弱があるとのことがわかった。

在2022年，为了了解当地社会中人们性别的价值观的变化，我们在当地城市的乡村B进行了访谈和采访。该市市长和副市长都在竞选同一政党，政党遵守了一个或另一个是妇女的法律。但是，这座城市的女性代表不多。 B村所在的G City第四区的五个代表都是同一政党的成员，但只有两名女性是来自病房的女性代表和Dalits的女性代表，并且仅选择了由于配额制度而获得的女性座位的职位。有了少数女性副市长和代表，普通妇女向地方政府呼吁的机会越来越多。该内容包括家庭暴力，财产继承问题，重婚问题等，以及男性代表难以诉诸的妇女问题问题。这种运动也在电视脱口秀节目中播出，并且有可能看到普通妇女质疑这座城市将在妇女加入政治时会做什么，以担任副市长和代表。变化正在以性别问题的解决方式进行，地方政府开始将各种国内问题视为需要解决的问题。此外，我们访问了韩国的国家研究机构和NPO研究机构，以获取信息。在正在实施配额的韩国，不仅政治领域的妇女人数增加了，而且妇女也开始在议会中扮演重要角色（例如副主席）。要成为副主席或主席，您需要几次胜利和职业长度，这表明有些女性将再次当选为关键职位。但是，对于以比例代表制度当选的议员，没有第二次被选为代表的做法，问题是许多女立法者无法继续其职业。还发现，政党具有训练女立法者的强大意愿。

项目成果

大学生として学ぶ 自分らしさとキャリアデザイン

作为一名大学生了解个性和职业设计

• 发表时间: 2021
• 作者: 高丸理香;宇賀田 栄次;原田 いづみ
• 通讯作者: 原田 いづみ

アジアの出産とテクノロジー

亚洲的分娩和技术

• 发表时间: 2022
• 作者: 白井千晶;幅崎麻紀子;松尾瑞穂;嶋澤恭子他
• 通讯作者: 嶋澤恭子他

How do Japanese school teachers face educational difficulties in transition to Multicultural Symbiotic Societies?

日本学校教师如何面对向多元文化共生社会转型的教育困境？

• 发表时间: 2019
• 作者: Habazaki;M.;Shoji;I.
• 通讯作者: I.

<Book reviews>KOHAMA Masako, One Child Policy and the Society of China

<书评>小滨雅子：独生子女政策与中国社会

• DOI: 10.14989/shirin_104_1_263
• 发表时间: 2021
• 期刊: 史林
• 作者: Toru Yamamori;Toru Yamamori;Toru Yamamori (近刊につきDOIがまだ割り当てられていません);Makiko Habazaki;Toru Yamamori;幅崎麻紀子;山森亮;幅崎麻紀子
• 通讯作者: 幅崎麻紀子

Women’s Choice within the Context of Fertility Decline: A Study of Reproductive Praxis in Contemporary Nepal

生育率下降背景下妇女的选择：当代尼泊尔生殖实践研究

• 发表时间: 2019
• 作者: Habazaki;M.
• 通讯作者: M.