メンタル・スペース理論による日常言語に潜む提喩性の解明
メンタル・スペース理論による日常言語に潜む提喩性の解明
批准号:
19K13205
负责人:
大田垣 仁
金额:
$0.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
2022年度は、提喩と換喩の連続性を明らかにするために、特に種による提喩に注目した。そこでは、メンタル・スペース理論に基づく、外延的なアプローチ(大田垣 仁(2022):「提喩性について-語用論的コネクターから提喩をみる-」『語文』(第116・117輯)で定式化)では、「提喩性」の正体を記述しきれないことが判明した。このアプローチによって、提喩を構成するカテゴリー関係についても、トリガー(実際の言語形式)とターゲット(指示対象や意味として話し手が意図しているもの)があり、これらの間に語用論的コネクターが生じることを発見した。これにより、隠喩や換喩と提喩との連続性と相違をカテゴリー配置の点で明示できたが、さらに提喩の語用論的コネクターそのものがどのような認知操作(認知的アルゴリズム)を持つものであるかはブラックボックスのままであった。したがって、2022年度は、提喩の認知操作を究明するために、関連研究の洗い直しを行った。つまり、認知意味論からのアプローチとしてWilliam Croftによるドメイン・ハイライティングの観点、関連性理論からのアプローチとしてRobyn Carstonによるアドホック概念構築の観点をみいだし、これらを批判的に検討することで、提喩性の正体が認知的なバイアスがかかったスケール操作にあるのではないか、ということにたどり着いた。この発見については、2022年度末に開催された金水研(放送大学)・岡﨑研(立命館大学)が主催した共同研究会で発表を行ったが。ここでは、スケール概念と、メンタル・スペース理論の主要概念のひとつであるブレンディング理論(概念統合理論)を用いて、種による提喩の発生条件について検討した。
英文摘要
2022年度は、提喩と換喩の連続性を明らかにするために、特に種による提喩に注目した。そこでは、メンタル・スペース理論に基づく、外延的なアプローチ(大田垣 仁(2022):「提喩性について-語用論的コネクターから提喩をみる-」『語文』(第116・117輯)で定式化)では、「提喩性」の正体を記述しきれないことが判明した。このアプローチによって、提喩を構成するカテゴリー関係についても、トリガー(実際の言語形式)とターゲット(指示対象や意味として話し手が意図しているもの)があり、これらの間に語用論的コネクターが生じることを発見した。これにより、隠喩や換喩と提喩との連続性と相違をカテゴリー配置の点で明示できたが、さらに提喩の語用論的コネクターそのものがどのような認知操作(認知的アルゴリズム)を持つものであるかはブラックボックスのままであった。したがって、2022年度は、提喩の認知操作を究明するために、関連研究の洗い直しを行った。つまり、認知意味論からのアプローチとしてWilliam Croftによるドメイン・ハイライティングの観点、関連性理論からのアプローチとしてRobyn Carstonによるアドホック概念構築の観点をみいだし、これらを批判的に検討することで、提喩性の正体が認知的なバイアスがかかったスケール操作にあるのではないか、ということにたどり着いた。この発見については、2022年度末に開催された金水研(放送大学)・岡﨑研(立命館大学)が主催した共同研究会で発表を行ったが。ここでは、スケール概念と、メンタル・スペース理論の主要概念のひとつであるブレンディング理論(概念統合理論)を用いて、種による提喩の発生条件について検討した。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
提喩性について 語用論的コネクターから提喩をみる
关于提喻:从实用连接器看提喻
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
語文
影响因子:
--
作者:
[Horiuchi, Fumino, 勝田順子, 大田垣 仁]
通讯作者:
大田垣 仁
比喩が介在した"N1のN2"型名詞句について
关于涉及隐喻的“N1的N2”类型名词短语
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
語文
影响因子:
--
作者:
[Horiuchi, Fumino, 勝田順子, 大田垣 仁, 大田垣 仁]
通讯作者:
大田垣 仁
種による提喩は換喩なのか
物种概要是转喻吗?
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Horiuchi, Fumino, 勝田順子, 大田垣 仁, 大田垣 仁, 大田垣 仁]
通讯作者:
大田垣 仁