ヴィクトリア朝におけるフェミニズムと人権理念の関係について
ヴィクトリア朝におけるフェミニズムと人権理念の関係について
批准号:
19K13382
负责人:
田村 理
金额:
$1.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
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英文摘要
ヴィクトリア朝におけるフェミニズム、特に中流階級の女性の主導する、売春女性の解放運動が、次世紀に開花する国際人権論の発展を促した経緯を探究し、一定の成果を得た。第一に、神学者の妻バトラ(J. Butler)によって指導された、売春女性の解放運動をめぐる学説史を整理した。それは錯綜しており、日本のイギリス史や女性史学界においては未だ交通整理もされていない状況にある。そこで、研究代表者は、各論者が、(i)性産業を、押しなべて女性に対する暴力であるとして非難するのか、あるいは、(ii)女性は売春を含む自由な性的活動によって、家父長制やそれに依拠する、「純潔であれ」という悪習を相対化できると期待するのかをめぐった、鋭い対立の存在する点を看破した。それによって、キリスト教に即したバトラの女性救済運動に対する評価も、大きく変化するのである。第二に、バトラの前半生と、彼女の運動の第一期(1869~74年)における活動を、一次史料および二次文献の大規模な調査を元に明らかにした。まず、ヴィクトリア朝初期のリベラリズムが行き詰まりを迎え、社会国家への第一歩が踏出される最中にあって、性病の蔓延防止と、女性の権利保障との均衡をいかに取るべきか、という議論が交わされていた時代状況を明らかにした。そうした中でバトラは、(i)性産業の全部が、女性に対する迫害であるとも、(ii)女性は売春を行うことで、家父長制による抑圧を乗り越えられるとも考えておらず、むしろ、貧困女性が意に反して売春を強制されたり、その上で性病蔓延の元凶とされ、官憲から検査や治療を強制される等の不利益な扱いを受けたりする現状を批判していた点が明らかになった。またその根底に、国家等の人為的な秩序に関わりなく、人間は自由であり平等であるという、ギリシア哲学やキリスト教に淵源を持つ価値観が存在する点を看取した。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
ジョセフィン・バトラ(1828~1906)の伝染病法廃止論:ヴィクトリア朝におけるフェミニズムと人権理念の関係をめぐって
约瑟芬·巴特拉(Josephine Batra,1828-1906)废除《传染病法》:论维多利亚时代女权主义与人权理想的关系
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
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作者:
[島村幸一, 横山學, 真栄平房昭, 屋良健一郎, 嘉手苅徹, 橋尾直和, 平泉紀房, 平泉紀房, 平泉紀房, 田村理]
通讯作者:
田村理
フェミニズムは人権論を復権させたか:ジョセフィン・バトラの伝染病法廃止論(1870~74)再考
女权主义是否恢复了人权理论:重新考虑约瑟芬·巴特拉废除流行病法的理论(1870-74)
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[島村幸一, 横山學, 真栄平房昭, 屋良健一郎, 嘉手苅徹, 橋尾直和, 平泉紀房, 平泉紀房, 平泉紀房, 田村理, 田村理]
通讯作者:
田村理
ウィルスエンベロープ蛋白を標的とする新規抗C型肝炎リード化合物の探索
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批准号:16790011
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2004
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负责人:田村 理
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依托单位:
海外基金