リスク・期待リターン推定での会計情報の有用性:実現原則や保守主義の影響を踏まえて
リスク・期待リターン推定での会計情報の有用性:実現原則や保守主義の影響を踏まえて
批准号:
19K13853
负责人:
小野 慎一郎
金额:
$2.33万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
2022年度には第1に,純事業資産利益率(RNOA)に関する論文を雑誌『企業会計』で公表した。本論文では,期待事業リターンの予測で注目されるRNOAを,(1)販売活動からの売上高コア事業利益率,(2)資産回転率,(3)その他のコア事業利益,(4)非正常項目に分解して実証分析を行った。その結果,(1)~(4)の継時的パターンには違いがあり,(1)~(4)を別々に予測してからそれらを結合することでRNOA予測の正確性を高められることを示す証拠を得た。第2に,会計原則と期待リターンの関係についての研究を進め,その論文を雑誌『証券アナリストジャーナル』に掲載した。本論文では,会計原則の特徴を生かして構築された新たなファクター(要約損益計算書ファクターと要約貸借対照表ファクター)を提示している。分析の結果,両ファクターが日本市場でうまく機能する一方で、Fama-Frenchの5ファクターモデルは両ファクターのリターンを十分に説明できないことが分かった。これらの結果は,会計原則の影響を明示的に考慮した資産価格モデルの構築が有望であることを示唆している。第3に,実現原則と親和性が高い近年の収益認識基準に着目し,当該基準に関する海外の実証研究の動向を整理して,その論文を雑誌『産業經理』で公表した。本論文では,(1)米国で近年適用された収益認識基準(ASU 2009-13/14,ASC 606)は,平均的に見れば財務報告の品質や株式市場に好ましい効果を与えたと判断できること,(2)収益認識基準の適用は,会計的効果や株式市場への効果だけでなく,企業や規制主体の行動への実体的効果も生じさせたといえること,(3)基準適用効果は業種や開示行動によって大きく異なること,(4)ASC 606とIFRS 15の規定内容は実質的に同じだが,両基準の適用前後での変化には相違が見られることを指摘した。
英文摘要
2022年度には第1に,純事業資産利益率(RNOA)に関する論文を雑誌『企業会計』で公表した。本論文では,期待事業リターンの予測で注目されるRNOAを,(1)販売活動からの売上高コア事業利益率,(2)資産回転率,(3)その他のコア事業利益,(4)非正常項目に分解して実証分析を行った。その結果,(1)~(4)の継時的パターンには違いがあり,(1)~(4)を別々に予測してからそれらを結合することでRNOA予測の正確性を高められることを示す証拠を得た。第2に,会計原則と期待リターンの関係についての研究を進め,その論文を雑誌『証券アナリストジャーナル』に掲載した。本論文では,会計原則の特徴を生かして構築された新たなファクター(要約損益計算書ファクターと要約貸借対照表ファクター)を提示している。分析の結果,両ファクターが日本市場でうまく機能する一方で、Fama-Frenchの5ファクターモデルは両ファクターのリターンを十分に説明できないことが分かった。これらの結果は,会計原則の影響を明示的に考慮した資産価格モデルの構築が有望であることを示唆している。第3に,実現原則と親和性が高い近年の収益認識基準に着目し,当該基準に関する海外の実証研究の動向を整理して,その論文を雑誌『産業經理』で公表した。本論文では,(1)米国で近年適用された収益認識基準(ASU 2009-13/14,ASC 606)は,平均的に見れば財務報告の品質や株式市場に好ましい効果を与えたと判断できること,(2)収益認識基準の適用は,会計的効果や株式市場への効果だけでなく,企業や規制主体の行動への実体的効果も生じさせたといえること,(3)基準適用効果は業種や開示行動によって大きく異なること,(4)ASC 606とIFRS 15の規定内容は実質的に同じだが,両基準の適用前後での変化には相違が見られることを指摘した。
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会計数値を活用した期待リターン推定の有用性
使用会计数据估计预期回报的有用性
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
企業会計
影响因子:
--
作者:
[Keita Inoue, Yoshitaka Shirinashihama, Masafumi Fujino, 高橋史郎,河路武志,伊藤克容,伊藤公哉,井上慶太, 篠藤涼子, 篠藤涼子, 篠藤涼子, 小野 慎一郎, 小野 慎一郎, 小野 慎一郎,椎葉 淳,村宮 克彦, 小野 慎一郎]
通讯作者:
小野 慎一郎
会計上の認識・測定原則とリスク・期待リターンの関連性
会计确认/计量原则与风险/预期收益之间的关系
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
企業会計
影响因子:
--
作者:
[Keita Inoue, Yoshitaka Shirinashihama, Masafumi Fujino, 高橋史郎,河路武志,伊藤克容,伊藤公哉,井上慶太, 篠藤涼子, 篠藤涼子, 篠藤涼子, 小野 慎一郎, 小野 慎一郎, 小野 慎一郎,椎葉 淳,村宮 克彦, 小野 慎一郎, 小野 慎一郎]
通讯作者:
小野 慎一郎
日本市場におけるバリュートラップ:会計原則の影響に基づく説明の検証
日本市场的价值陷阱:基于会计原则的影响审视解释
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
経営財務研究
影响因子:
--
作者:
[Keita Inoue, Yoshitaka Shirinashihama, Masafumi Fujino, 高橋史郎,河路武志,伊藤克容,伊藤公哉,井上慶太, 篠藤涼子, 篠藤涼子, 篠藤涼子, 小野 慎一郎, 小野 慎一郎, 小野 慎一郎,椎葉 淳,村宮 克彦, 小野 慎一郎, 小野 慎一郎, 小野 慎一郎,椎葉 淳,村宮 克彦]
通讯作者:
小野 慎一郎,椎葉 淳,村宮 克彦
収益認識基準に関する実証研究の動向
收入确认标准实证研究动向
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
産業經理
影响因子:
--
作者:
[Keita Inoue, Yoshitaka Shirinashihama, Masafumi Fujino, 高橋史郎,河路武志,伊藤克容,伊藤公哉,井上慶太, 篠藤涼子, 篠藤涼子, 篠藤涼子, 小野 慎一郎]
通讯作者:
小野 慎一郎
純事業資産利益率(RNOA)の特徴と予測
净运营资产回报率(RNOA)的特征和预测
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
企業会計
影响因子:
--
作者:
[Keita Inoue, Yoshitaka Shirinashihama, Masafumi Fujino, 高橋史郎,河路武志,伊藤克容,伊藤公哉,井上慶太, 篠藤涼子, 篠藤涼子, 篠藤涼子, 小野 慎一郎, 小野 慎一郎]
通讯作者:
小野 慎一郎
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