グローバル環境下における拡大生産者責任の制度設計に関する研究

全球环境下生产者延伸责任制度设计研究

基本信息

批准号：
18K01634
负责人：
紀國洋
金额：
$ 2.08万
依托单位：
Ritsumeikan University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2018
资助国家：
日本
起止时间：
2018-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究課題は、耐久財生産者に課される拡大生産者責任（Extended Producer Responsibility、以下EPR）を、製品が国外で廃棄される場合にまで拡張・適用した際に生じる効果を理論的に分析し、グローバルな視野からのEPRの制度設計に関する提言を導くことを目的としている。2022年度は、開放経済を想定したEPRの制度設計に関する理論分析を行った。理論分析に当たっては、「耐久消費財市場が一般的には不完全競争であること、すなわち、耐久財生産者が価格支配力を持っていること」、「耐久財生産者は計画的陳腐化のインセンティブを有しており、耐久性選択に関する戦略的な行動をとる可能性があること」、「中古製品が外国に輸出されると、外国で廃棄物になる可能性があること」、「自国の廃棄物政策は外国に及ばないこと」を考慮に入れた。さらに、耐久財が国内で廃棄物になる場合と、耐久財が国外に輸出され、海外で廃棄物になる場合では、望ましいEPRのあり方が異なる可能性があるという問題意識に立って、グローバルな視点からのEPRの制度設計の検討を行っている。現在、各国で行われているEPR政策は、中古財が国境を越えて廃棄物になるケースには適用できていない。本研究課題において、グローバル環境下における耐久財生産者へ環境配慮設計（Design for Environment）を促すEPR政策のあり方、各国政府や耐久財生産者がグローバルEPRの制度的枠組みに加わるインセンティブの付与の方法など、効果的な制度設計を検討しているところである。

该研究主题的目的是对产品扩展并应用于对耐用商品生产商施加的扩展生产者责任（EPR）时产生的影响的理论分析，以至于从国外处理产品，并指导从全球角度来指导有关EPR机构设计的建议。 In fiscal 2022, we conducted a theoretical analysis of EPR system design, which is intended to be an open economy.在理论分析中，我们考虑了“消费者耐用的商品市场通常不完全竞争性，即耐用的商品生产商具有价格控制，”“耐用的商品生产商对计划过时的持久性进行了持久性的动机，并且可能对持久性选择采取战略性行动，“二手商品市场可以在外国国家成为浪费，”他们自身浪费政策不可能。此外，我们正在考虑一个可能性的问题，即所需的EPR情况可能会在耐用商品在国内变成废物的情况下可能有所不同，而在国外出口耐用的货物并将其变成海外浪费的情况，并且从全球角度设计了EPR系统。目前，在各个国家实施的EPR政策不适用于二手商品在各个边界中变成废物的情况。在本研究主题中，我们目前正在考虑有效的机构设计，包括鼓励耐用商品生产商在全球环境中为环境设计的EPR政策的形式，以及政府和耐用商品生产商可以赋予加入全球EPR机构框架的激励措施的方式。