Ecological niches of small salamanders in terrestrial ecosystem
Ecological niches of small salamanders in terrestrial ecosystem
批准号:
18K05752
负责人:
神松 幸弘
金额:
$2.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本研究は小型サンショウウオ類を対象に解剖や筋肉や血液といった組織を切取するなどの生体を傷つける方法ではなく、わずかな体表粘液の炭素および窒素の安定同位体分析を行うことで食物を推定する方法の確立を目指している。さらにこれまでほとんどわかっていなかった小型サンショウウオ類各種における生態的地位を解明することを目的としている。前年同様に、海外でのフィールドワークは難しく、またウクライナ情勢によって、ヘリウムガスの調達が難しくなったことにより分析機会も大幅に減少する状況が続いた。ただし、本年度はこれまでの成果のまとめを進め、国内の小型サンショウウオ類は自然界で似たような餌生物を捕食しているものの、体サイズなどの属性の違いによって餌が異なることを示唆する分析結果を得た。このことは、希少生物を多く含むサンショウウオ類の生態について、食性ばかりでなく北海道に生息するサンショウウオ2種(エゾサンショウウオ、キタサンショウウオ)が共存する生息地において、2種の種間関係(食うー食われるあるいは競争関係)を論じる上で鍵となる安定同位体分析を用いて食性、その成果を日本陸水学会英文誌にて論文発表した。これまで2種の共存する生息地は発見されていなかったため、エゾサンショウウオによるキタサンショウウオの捕食や競争排除によって、2種の共存は成り立たないと考えられてきた。しかし、炭素・窒素安定同位体分析を行い、2種の生態的地位および種間関係について分析した結果からは、エゾサンショウウオは幼生初期にはキタサンショウウオ幼生の捕食者となっている可能性が示唆されたが、成長するとともにその傾向は不明瞭になった。また、炭素・窒素安定同位体比から推定された両種の餌は異なると考えられた。本結果は2種の北海道内の分布を考えるにあたり、従来考えられてきた種間関係を再考する必要性を示唆すると考えられた。
英文摘要
本研究は小型サンショウウオ類を対象に解剖や筋肉や血液といった組織を切取するなどの生体を傷つける方法ではなく、わずかな体表粘液の炭素および窒素の安定同位体分析を行うことで食物を推定する方法の確立を目指している。さらにこれまでほとんどわかっていなかった小型サンショウウオ類各種における生態的地位を解明することを目的としている。前年同様に、海外でのフィールドワークは難しく、またウクライナ情勢によって、ヘリウムガスの調達が難しくなったことにより分析機会も大幅に減少する状況が続いた。ただし、本年度はこれまでの成果のまとめを進め、国内の小型サンショウウオ類は自然界で似たような餌生物を捕食しているものの、体サイズなどの属性の違いによって餌が異なることを示唆する分析結果を得た。このことは、希少生物を多く含むサンショウウオ類の生態について、食性ばかりでなく北海道に生息するサンショウウオ2種(エゾサンショウウオ、キタサンショウウオ)が共存する生息地において、2種の種間関係(食うー食われるあるいは競争関係)を論じる上で鍵となる安定同位体分析を用いて食性、その成果を日本陸水学会英文誌にて論文発表した。これまで2種の共存する生息地は発見されていなかったため、エゾサンショウウオによるキタサンショウウオの捕食や競争排除によって、2種の共存は成り立たないと考えられてきた。しかし、炭素・窒素安定同位体分析を行い、2種の生態的地位および種間関係について分析した結果からは、エゾサンショウウオは幼生初期にはキタサンショウウオ幼生の捕食者となっている可能性が示唆されたが、成長するとともにその傾向は不明瞭になった。また、炭素・窒素安定同位体比から推定された両種の餌は異なると考えられた。本結果は2種の北海道内の分布を考えるにあたり、従来考えられてきた種間関係を再考する必要性を示唆すると考えられた。
期刊论文(5)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
Isotope analysis reveals proportional change and site-selection variation of river- and lake-produced eggs of a landlocked migratory fish.
同位素分析揭示了内陆洄游鱼类在河流和湖泊产卵的比例变化和地点选择变化。
DOI:
10.1111/jfb.14200
发表时间:
2019
期刊:
Journal of Fish Biology
影响因子:
2
作者:
[Sawada, H., Shigeta, K., Kawakami, M., Yuma, M., Maruyama, A.]
通讯作者:
A.
古代の甘味「甘葛」の原料に関する考察
对古老甜品“甘草”原料的思考
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
環太平洋文明研究
影响因子:
--
作者:
[Misao Yokoyama, Hikaru Takaya, Minoru Sakamoto, 神松幸弘・入口敦志]
通讯作者:
神松幸弘・入口敦志
日本産小型サンショウウオから見た日本列島における環境変動に対する生物の影響応答
从小日本蝾螈的角度看日本列岛生物对环境变化的反应
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
環太平洋文明研究
影响因子:
--
作者:
[西鈴音, 平田令子, 伊藤 哲, 神松幸弘]
通讯作者:
神松幸弘
Interspecific interactions between coexisting Siberian and Ezo salamander larvae examined by stable isotope analyses
通过稳定同位素分析检查共存的西伯利亚蝾螈幼虫和虾夷蝾螈幼虫之间的种间相互作用
DOI:
10.1007/s10201-022-00709-y
发表时间:
2023
期刊:
Limnology
影响因子:
1.6
作者:
[Shigeharu Terui , Tsubasa Furuta , Yukihiro Kohmatsu , Atsushi Maruyama]
通讯作者:
Atsushi Maruyama
Seasonal monitoring of Hida salamander Hynobius kimurae using environmental DNA with a genus-specific primer set
使用环境 DNA 和属特异性引物组对飞騨蝾螈 Hynobius kimurae 进行季节性监测
DOI:
10.3354/esr01073
发表时间:
2020
期刊:
Endang Species Res
影响因子:
--
作者:
[Toshiaki Jo, Sei Tomita, Yukihiro Kohmatsu, Maslin Osathanunkul, Atushi Ushimaru, Toshifumi Minamoto]
通讯作者:
Toshifumi Minamoto
オオサンショウウオを使った陸水における環境変遷の復元
-
批准号:17657010
-
项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
-
资助金额:$2.24万
-
财政年份:2005
-
负责人:神松 幸弘
-
依托单位:
海外基金