赤血球ATP受容体シグナリングを標的にマラリア感染を防ぐ:耐性のない治療法の確立
赤血球ATP受容体シグナリングを標的にマラリア感染を防ぐ:耐性のない治療法の確立
批准号:
18K08450
负责人:
越野 一朗
金额:
$2.75万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
これまでの研究成果に基づき、申請当初とは逆である「赤血球内のcAMP濃度の上昇と、それに続く細胞内シグナル伝達経路の活性化は、熱帯熱マラリア原虫の赤血球侵入を抑制する」という仮説の検証を行なっている。赤血球内cAMP濃度上昇はマラリア原虫の赤血球侵入に対して抑制的に働くにも関わらず、阻害剤によるプロテインキナーゼA(PKA)の活性抑制はマラリア原虫の侵入に全く影響を及ぼさなかったことから、PKA以外のcAMPを介したシグナル伝達経路、すなわちExchange protein directly activated by cAMP(EPAC)を介した経路が侵入抑制に関与しているのではないかと推察している。EPACは成熟ヒト赤血球ならびに熱帯熱マラリア原虫の両方に発現していることが分かっているが、遺伝子破壊マラリア原虫を用いた検討から、原虫のEPACは赤血球侵入には必要ないことがPatelらによって報告されている(PLoS Biol. 17: e3000264 (2019))。したがって、EPACの活性化剤および阻害剤を用いた検証により、マラリア原虫の侵入に果す宿主赤血球のEPACの役割を明らかにすることができると予想され、準備を進めている。2022年度は、新型コロナウイルス感染症対策に起因する講義・実習等の準備、実施にかなりの時間を費やす必要があり、計画通りに研究を進めることができなかった。
英文摘要
これまでの研究成果に基づき、申請当初とは逆である「赤血球内のcAMP濃度の上昇と、それに続く細胞内シグナル伝達経路の活性化は、熱帯熱マラリア原虫の赤血球侵入を抑制する」という仮説の検証を行なっている。赤血球内cAMP濃度上昇はマラリア原虫の赤血球侵入に対して抑制的に働くにも関わらず、阻害剤によるプロテインキナーゼA(PKA)の活性抑制はマラリア原虫の侵入に全く影響を及ぼさなかったことから、PKA以外のcAMPを介したシグナル伝達経路、すなわちExchange protein directly activated by cAMP(EPAC)を介した経路が侵入抑制に関与しているのではないかと推察している。EPACは成熟ヒト赤血球ならびに熱帯熱マラリア原虫の両方に発現していることが分かっているが、遺伝子破壊マラリア原虫を用いた検討から、原虫のEPACは赤血球侵入には必要ないことがPatelらによって報告されている(PLoS Biol. 17: e3000264 (2019))。したがって、EPACの活性化剤および阻害剤を用いた検証により、マラリア原虫の侵入に果す宿主赤血球のEPACの役割を明らかにすることができると予想され、準備を進めている。2022年度は、新型コロナウイルス感染症対策に起因する講義・実習等の準備、実施にかなりの時間を費やす必要があり、計画通りに研究を進めることができなかった。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
熱帯熱マラリア原虫の赤血球侵入に関わるプリン受容体の検索
寻找参与恶性疟原虫红细胞侵袭的嘌呤能受体
DOI:
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发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
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作者:
[越野一朗, 中村史雄]
通讯作者:
中村史雄
熱帯熱マラリア原虫の赤血球侵入におけるcAMPの役割
cAMP在恶性疟原虫侵袭红细胞中的作用
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[越野一朗, 中村史雄]
通讯作者:
中村史雄
赤血球のセマフォリン7Aを標的とした耐性のない抗マラリア治療法を探る
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批准号:22K08588
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2022
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负责人:越野 一朗
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依托单位:
牛の遺伝性バンド3欠損症の分子病態に関する研究
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批准号:97J07776
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1998
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负责人:越野 一朗
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依托单位:
海外基金