Archaeological Research on the Formation Process of the Silk Road 'Tienshan North Road'

丝绸之路“天山北道”形成过程的考古研究

基本信息

批准号：
18K12560
负责人：
山藤正敏
金额：
$ 2.66万
依托单位：
Nara National Research Institute for Cultural Properties
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份：
2018
资助国家：
日本
起止时间：
2018-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本年度は、キルギス現地にて3年ぶりにフィールド調査を実施した。今回は、2018・2019年度に調査できていなかった南方山麓地帯の西部とその周辺にとりわけ焦点を絞って、考古学踏査を実施した。考古学踏査の結果、計38遺跡を記録することができた。これらは主に、「居住地」、「生活遺構」、「葬祭遺構」を含んでいる。今回確認した唯一の「居住地」（町）であるタシュ・マザール遺跡（CV22007）は、小河川間の段丘緩斜面上に広がり、約6 ha（東西約150 m、南北約340 m）の規模を有する。現地表面では、家屋の痕跡と思われる小丘が無数に連なっていた。遺跡範囲の北部には47 m四方の建物跡が認められ、公共建造物の存在が推測される。表採した土器片から、8から9世紀頃の所産と考えられる。「生活遺構」として、計20遺跡を記録した。このうち13遺跡（17遺構）は囲い込み遺構であり、溝や堤等で円形あるいは矩形に一定範囲を区画し、内部の閉鎖空間（平坦面）を活用した痕跡と見られる。12基は円形または半円形、4基は矩形、残りの1基（CV22022-1）は不定形であった。残る1基（CV22030）は溝を伴わない珍しい型式であり、長さ50～80 cmの礫による積石列により円形に縁取られていた。これら囲い込み遺構では異物が採集できなかったため年代は不明であるが、紀元前後から18世紀頃まで幅広い年代が推測される。「生活遺構」の残り6遺跡は、18世紀頃の所産と考えられる矩形建物遺構である。また、20件の「葬祭遺構」を記録し、クルガン（円墳、前8世紀から;前3世紀頃）7遺跡、また、小型円墳群（前3世紀から後5世紀頃か）7遺跡を含む。本年度の調査により、調査対象地域の南北にわたる遺跡分布状況を明らかにすることができた。これにより、チュー渓谷西部における遺跡分布状況の通史的変遷を具体的に描き出すことが可能となった。

今年，我们三年来首次对吉尔吉斯斯坦进行了现场调查。这次，我们进行了一项考古调查，特别关注南部山麓地区的西部地区，该调查在2018年和2019年没有进行调查。一项考古调查显示，总共记录了38家废墟。这些主要包括“居住地”，“生存遗体”和“葬礼遗体”。这次唯一的“住所”（镇）证实，塔什·马扎尔（Tash Mazar）废墟（CV22007）散布在小河流之间的温和露台斜坡上，约为6公顷（东方和西部约150 m，北部和南部约340 m）。在现场的表面上，似乎无数的小山丘似乎是房屋痕迹。在废墟的北部发现了一个47 m广场的建筑物，据估计存在公共建筑物的存在。从表面涂层的陶器中，人们认为它是在8到9世纪左右生产的。总共将20个废墟记录为“活废墟”。其中13个（17个废墟）被封闭，被认为是某个区域的痕迹，将凹槽，毛刺等分为圆形或矩形形状，使用内部闭合空间（平面表面）。十二组为圆形或半圆形，四个组为矩形，其余组（CV22022-1）不确定。其余的单元（CV22030）是一种罕见的类型，没有凹槽，并被一排由50-80厘米长的砾石制成的石头圆形。这个年龄是未知的，因为无法从这些封闭的遗体中收集异物，但据估计，从卑诗省左右到18世纪左右，各种各样的年龄。 “生命遗体”的其余六个废墟是矩形建筑，被认为是从18世纪左右源自的。它还记录了20个“葬礼遗体”，其中包括库尔根的七个废墟（圆形墓葬，公元前8世纪；公元前3世纪左右），以及七个小墓葬（公元前3世纪之间和公元前5世纪左右）。今年的调查使我们能够阐明正在调查的地区北部和南部的废墟分布。这使得可以专门描述西楚山谷中废墟分布的一般历史。

项目成果

期刊论文数量（18）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

キルギス共和国国立科学アカデミー歴史文化遺産研究所(キルギス)

吉尔吉斯共和国国家科学院历史文化遗产研究所（吉尔吉斯斯坦）

DOI：
发表时间：
期刊：
影响因子：
0
作者：
通讯作者：

砕葉鎮とアク・ベシム遺跡―ラバト地区の考古学踏査（2015～2018年）―

Haiba 镇和 Ak Beshim 遗址 - 拉巴特地区考古调查（2015-2018） -

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
影响因子：
0
作者：
澤藤りかい;Christian Leipe;Andrzej Weber;加藤博文;石田肇;Mikkel W Pedersen.;柚原雅樹・梅﨑惠司・森　貴教;根岸　洋;山藤正敏
通讯作者：
山藤正敏

シルクロード天山北路の形成過程―キルギス共和国、チュー渓谷西部の考古学踏査（2018・2019年）―

丝绸之路天山北道的形成过程——吉尔吉斯斯坦楚河谷西部考古考察（2018、2019）——

DOI：
发表时间：
2020
期刊：
第27回西アジア発掘調査報告会報告集　令和元年度考古学が語る古代オリエント
影响因子：
0
作者：
佐藤由似;石田智子;根岸　洋;城倉正祥・田畑幸嗣・山藤正敏・高橋亘・山内和也・バキットアマンバエヴァ;森　貴教;Yuni Sato;石田智子;根岸　洋・西村広経・隈元道厚・関根有一朗・國木田大;森　貴教;石田智子;Yuni Sato;山藤正敏・バキット　アマンバエヴァ
通讯作者：
山藤正敏・バキット　アマンバエヴァ

A Chronological Consideration on the Rabat of Ak-Beshim/Suyab, a City on the Silkroad: A Preliminary Result of an Analysis on Pottery from the 2015 Seasons.

对丝绸之路上的城市 Ak-Beshim/Suyab 拉巴特的年代思考：2015 年季节陶器分析的初步结果。

DOI：
发表时间：
2018
期刊：
影响因子：
0
作者：
Yamafuji;M.;Jokura;M.;Yamauchi;K. and Amanbaeva;B.
通讯作者：
B.

シルクロード都市の新発見―キルギス共和国チュー渓谷西部における考古学踏査―

丝绸之路城市新发现：吉尔吉斯斯坦楚河谷西部考古勘探

DOI：
发表时间：
2021
期刊：
奈良文化財研究所紀要
影响因子：
0
作者：
Zhang Zhen;Zhang Dong-Bo;Onga Kotaro;Hasegawa Akira;Ohta Kenji;Hirose Kei;Wentzcovitch Renata M.;山藤正敏・バキットアマンヴァエワ
通讯作者：
山藤正敏・バキットアマンヴァエワ