統合失調症の抗精神病薬多剤大量投与例における減薬と脳機能変化に関する検討
統合失調症の抗精神病薬多剤大量投与例における減薬と脳機能変化に関する検討
批准号:
18K15478
负责人:
岡田 直大
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
統合失調症患者における抗精神病薬の多剤大量投与は、患者の身体機能および精神機能の低下をきたすのみならず、医療経済学的な負担も大きい。近年、精神科臨床の場において、多剤大量投与の減薬の取り組みがなされており、精神症状の改善や脳機能の改善をもたらすことが期待されているが、その科学的根拠は乏しい。本研究では、統合失調症患者よりMRI撮像(安静時脳機能画像)を取得し、減薬により患者の脳機能の変化や臨床症状改善との関連を探索することを目的としている。初年度である平成30年度は予備解析として、統合失調症患者29例を対象として、全脳の機能的結合と抗精神病薬服薬量との相関を調査した。汎用ソフトウェアであるDPARSFを用いて、安静時脳機能画像より脳機能的接続の全脳マトリックスデータを抽出した。結果としては、左内側眼窩前頭皮質と小脳左葉との機能的結合が、抗精神病薬服薬量と負の相関を示した。以上より、抗精神病薬の大量投与が脳機能的接続の低下を生じうることが示され、精神機能や社会機能にも悪影響を及ぼす可能性が示唆された。平成31年度(令和元年度)は、縦断データとして存在する統合失調症6例を対象として、DPARSFを用いて、2時点の安静時脳機能画像より、脳機能的接続の全脳マトリックスデータを抽出した。その後令和2年度に、解析可能な脳機能的接続の全脳マトリックスデータ5例を対象として、抗精神病薬の薬剤量の変化との相関を調査したところ、有意な機能的結合は抽出されなかった。また、平成31年度(令和元年度)よりMRIマシンを変更して撮像することになり、新機種でのTime 1撮像を開始し、令和4年度までに統合失調症23例(うち3例は縦断例)および健常群39例の撮像を完了した。
英文摘要
統合失調症患者における抗精神病薬の多剤大量投与は、患者の身体機能および精神機能の低下をきたすのみならず、医療経済学的な負担も大きい。近年、精神科臨床の場において、多剤大量投与の減薬の取り組みがなされており、精神症状の改善や脳機能の改善をもたらすことが期待されているが、その科学的根拠は乏しい。本研究では、統合失調症患者よりMRI撮像(安静時脳機能画像)を取得し、減薬により患者の脳機能の変化や臨床症状改善との関連を探索することを目的としている。初年度である平成30年度は予備解析として、統合失調症患者29例を対象として、全脳の機能的結合と抗精神病薬服薬量との相関を調査した。汎用ソフトウェアであるDPARSFを用いて、安静時脳機能画像より脳機能的接続の全脳マトリックスデータを抽出した。結果としては、左内側眼窩前頭皮質と小脳左葉との機能的結合が、抗精神病薬服薬量と負の相関を示した。以上より、抗精神病薬の大量投与が脳機能的接続の低下を生じうることが示され、精神機能や社会機能にも悪影響を及ぼす可能性が示唆された。平成31年度(令和元年度)は、縦断データとして存在する統合失調症6例を対象として、DPARSFを用いて、2時点の安静時脳機能画像より、脳機能的接続の全脳マトリックスデータを抽出した。その後令和2年度に、解析可能な脳機能的接続の全脳マトリックスデータ5例を対象として、抗精神病薬の薬剤量の変化との相関を調査したところ、有意な機能的結合は抽出されなかった。また、平成31年度(令和元年度)よりMRIマシンを変更して撮像することになり、新機種でのTime 1撮像を開始し、令和4年度までに統合失調症23例(うち3例は縦断例)および健常群39例の撮像を完了した。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
統合失調症における皮質下体積とその側性の変化
精神分裂症皮质下体积及其偏侧性的变化
DOI:
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发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
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作者:
[伊藤卓治, 田中智史, 下門大祐, 道勇学, 岡野栄之, 岡田洋平, 岡田直大, Masaki Nishioka et al., 岡田 直大]
通讯作者:
岡田 直大
Circuits/Physiology biomarkers based on RDoC.
基于 RDoC 的电路/生理学生物标志物。
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Okada N, Hashimoto R, Ozaki N, Kasai K.]
通讯作者:
Kasai K.
脳画像所見からわかる精神疾患の病態
脑成像结果揭示精神疾病的病理学
DOI:
--
发表时间:
2020
期刊:
影响因子:
--
作者:
[伊藤卓治, 田中智史, 下門大祐, 道勇学, 岡野栄之, 岡田洋平, 岡田直大]
通讯作者:
岡田直大
MRSを用いた統合失調症における大脳基底核GABA機能異常の解明
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批准号:21K15709
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$3.08万
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财政年份:2021
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负责人:岡田 直大
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依托单位:
海外基金