細胞内亜鉛とTGF-βシグナル制御による好酸球性副鼻腔炎の新規治療法の開発
細胞内亜鉛とTGF-βシグナル制御による好酸球性副鼻腔炎の新規治療法の開発
批准号:
18KK0444
负责人:
鈴木 正宣
金额:
$9.98万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
财政年份:
2019
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2019 至 2023
中文摘要
近年、難治性副鼻腔炎は増加傾向にある。中でも鼻茸を伴う副鼻腔炎 (Chronic rhinosinusitis with nasal polyps; CRSwNP 好酸球性副鼻腔炎の多くの症例がこれに該当する。ヨーロッパの最新のガイドラインEPOS2020ではPrimary, diffuse, Type2, CRSに分類される)に対して治療戦略上のブレイクスルーが期待されている。その病態はA. 鼻粘膜上皮のバリア機能の低下を背景としたTSLPやインターロイキン33等のサイトカイン産生亢進を契機に、B. Th2優位の免疫応答(Type2炎症)が生じ、その結果として、 C. リモデリングが生じフィブリン網形成やコラーゲンの低下による浮腫が遷延し、鼻茸が形成されると考えられている。申請者らのグループはCRSwNPにおいて、鼻粘膜組織中にみられる亜鉛が低下していることを明らかにした。そこで、本研究課題ではこの組織中低亜鉛が上記のそれぞれの病態にどのように関与しているかを明らかにすることを目的とし、これまでに低亜鉛が鼻粘膜上皮細胞や線維芽細胞に与える影響を検討してきた。具体的には低亜鉛環境では上皮細胞でのサイトカイン産生が亢進されることや、線維芽細胞でのコラーゲン産生が抑制されることを明らかにした。これらは副鼻腔炎、特にCRSwNPの病態形成の一因となる因子であり、治療標的として有用である可能性が考えられた。また、亜鉛トランスポーターと亜鉛キレーターの遺伝子発現を検討したが、亜鉛の細胞内キレーターであるメタロサイオニン以外の発現は変化していなかった。qPCR法や蛍光免疫染色法で組織内亜鉛とメタロサイオニンの発現をin vivo, in vitroで検討した結果、副鼻腔炎におけるメタロサイオニンは低亜鉛の原因ではなく結果であると考えられた。これはメタロサイオニンが組織中亜鉛のマーカーとなりうることを示唆すると考えられた。
英文摘要
近年、難治性副鼻腔炎は増加傾向にある。中でも鼻茸を伴う副鼻腔炎 (Chronic rhinosinusitis with nasal polyps; CRSwNP 好酸球性副鼻腔炎の多くの症例がこれに該当する。ヨーロッパの最新のガイドラインEPOS2020ではPrimary, diffuse, Type2, CRSに分類される)に対して治療戦略上のブレイクスルーが期待されている。その病態はA. 鼻粘膜上皮のバリア機能の低下を背景としたTSLPやインターロイキン33等のサイトカイン産生亢進を契機に、B. Th2優位の免疫応答(Type2炎症)が生じ、その結果として、 C. リモデリングが生じフィブリン網形成やコラーゲンの低下による浮腫が遷延し、鼻茸が形成されると考えられている。申請者らのグループはCRSwNPにおいて、鼻粘膜組織中にみられる亜鉛が低下していることを明らかにした。そこで、本研究課題ではこの組織中低亜鉛が上記のそれぞれの病態にどのように関与しているかを明らかにすることを目的とし、これまでに低亜鉛が鼻粘膜上皮細胞や線維芽細胞に与える影響を検討してきた。具体的には低亜鉛環境では上皮細胞でのサイトカイン産生が亢進されることや、線維芽細胞でのコラーゲン産生が抑制されることを明らかにした。これらは副鼻腔炎、特にCRSwNPの病態形成の一因となる因子であり、治療標的として有用である可能性が考えられた。また、亜鉛トランスポーターと亜鉛キレーターの遺伝子発現を検討したが、亜鉛の細胞内キレーターであるメタロサイオニン以外の発現は変化していなかった。qPCR法や蛍光免疫染色法で組織内亜鉛とメタロサイオニンの発現をin vivo, in vitroで検討した結果、副鼻腔炎におけるメタロサイオニンは低亜鉛の原因ではなく結果であると考えられた。これはメタロサイオニンが組織中亜鉛のマーカーとなりうることを示唆すると考えられた。
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Low labile zinc level in nasal mucosa inhibits collagen production in fibroblast.
鼻粘膜中的低不稳定锌水平抑制成纤维细胞中胶原蛋白的产生。
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Morita Shinya, Nakamaru Yuji, Fukuda Atsushi, Fujiwara Keishi, Suzuki Masanobu, Hoshino Kimiko, Honma Aya, Homma Akihiro, 鈴木 正宣]
通讯作者:
鈴木 正宣
DOI:
10.4193/rhin22.405
发表时间:
2023-01-01
期刊:
RHINOLOGY
影响因子:
7.2
作者:
[Kimura,Shogo, Suzuki,Masanobu, Homma,Akihiro]
通讯作者:
Homma,Akihiro
DOI:
10.1177/2152656718816738
发表时间:
2019-01
期刊:
Allergy & rhinology (Providence, R.I.)
影响因子:
--
作者:
[Suzuki M, Nakamaru Y, Takagi D, Honma A, Suzuki T, Takakuwa E, Morita S, Vreugde S, Homma A]
通讯作者:
Homma A
DOI:
10.1097/mao.0000000000003431
发表时间:
2021-11
期刊:
Otology & Neurotology
影响因子:
2.1
作者:
[S. Morita;Y. Nakamaru;Atsushi Fukuda;Keishi Fujiwara;Masanobu Suzuki;Kimiko Hoshino;A. Honma;A. Homma]
通讯作者:
S. Morita;Y. Nakamaru;Atsushi Fukuda;Keishi Fujiwara;Masanobu Suzuki;Kimiko Hoshino;A. Honma;A. Homma
Type2炎症による鼻粘膜支持組織への影響
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批准号:22K16923
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2022
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负责人:鈴木 正宣
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依托单位:
好酸球性副鼻腔炎の根治を施行したSIRT-1活性化剤の基礎的研究
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批准号:17H06491
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项目类别:Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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资助金额:$1.75万
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财政年份:2017
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负责人:鈴木 正宣
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依托单位:
海外基金