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鳥類における腎障害発症機序の解明と早期腎障害マーカーの探索

鳥類における腎障害発症機序の解明と早期腎障害マーカーの探索
阐明鸟类肾损伤发生机制并寻找早期肾损伤标志物
批准号:
19K21165
负责人:
川合 千尋
金额:
$1.91万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-08-24 至 2020-03-31

项目摘要

项目成果

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近年の養鶏業の発展やコンパニオンバードの人気、および希少鳥類種数の増加から、鳥類における医療の必要性はより高まっている。鳥類は特有な腎臓構造により哺乳類と比較して腎障害が起こりやすいが、未だに腎障害の発症機序が完全には解明されておらず、また早期腎障害のマーカーとなる物質は発見されていない。そこで本研究では、鳥類における腎障害の早期診断マーカーの特定を試みた。鳥類における早期腎障害の評価が可能となれば、腎障害を引き起こす化学物質の汚染や感染症の早期発見に結びつき、直接的な対策や被害個体への適切な処置が可能となるだろう。さらに腎臓疾患に対する適切な治療の他、鳥類医学領域で頻繁に用いられるが副作用として腎障害のリスクを持つ治療薬を、腎臓状態をモニタリングしながら投与することが可能となり、治療効果の向上が期待できる。今年度は、これまでの研究により腎障害マーカー候補となった遺伝子に着目し、そのタンパク質発現量の変動を調べた。タンパク質の定量においては、簡易診断のためのキット化に向けて競合ELISA法の構築を試みた。まずウサギにおいてペプチド免疫を行い、抗血清を得たのちにアフィニティー精製を行って抗体を作成した。ELISA法では精製抗体を用いて固相化し、合成ペプチドと腎障害を生じたニワトリの血漿を競合させ、血漿中の目的タンパク質の定量を行った。その結果、腎障害が重篤であり、遺伝子発現の増加が顕著であった個体においては目的タンパク質の発現量の増加が十分に認められたが、腎障害の程度が僅かであった個体においては、今回構築した競合ELISA法ではタンパク質発現量の変動が検出されなかった。従って、本研究ではニワトリの腎障害において新規腎障害マーカー候補物質の遺伝子およびタンパク質の両者での発現増加を認め、診断キット化に向けてより高感度の検出を可能とするELISA法を再構築する必要がある。
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