目玉模様への鳥類の忌避反応:比較行動学・組織解剖学からの統合的検討
目玉模様への鳥類の忌避反応:比較行動学・組織解剖学からの統合的検討
批准号:
22KJ0076
负责人:
水野 歩
金额:
$1.09万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
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英文摘要
本研究課題は,一般に広く知られている「チョウやガの翅に存在する目立つ目玉模様は,鳥類にとっては捕食者の眼のごとく見えるため,捕食回避として機能している」という学説が本当に正しいのかの解明を目指している.忌避反応が喚起されるのは目玉模様が捕食者の眼に見えるからなのか(眼の擬態仮説),それとも単に目立つ模様だからなのか(警告信号仮説)という点に着目し,鳥類全般での目玉模様の忌避効果の検証を進めている.初年度は当初計画の①行動実験と②系統関係を考慮したメタ解析のうち,主に①行動実験を実施し,次のような検討をおこなってきた.目玉模様刺激を対呈示する実験を通して,眼の擬態仮説と警告信号仮説のどちらが当てはまるかを検討した.具体的には,幾何学的な視覚刺激に対して高い反応性を示すことが刺激呈示実験から既に明らかになっているカエデチョウ科鳥類の一種,コモンチョウNeochmia ruficaudaに対して,眼に似せた1対の目玉模様刺激と,眼には見えないが目玉模様が連なって存在する目立つ目玉模様刺激を呈示し,その反応を比較した.呈示刺激への反応として,模様刺激への忌避反応は逃避行動(刺激から逃げる)と驚愕反応(刺激を見て飛び上がる)を,選好反応は注視反応(刺激を覗き込む)を記録した.もし,眼の擬態仮説が当てはまるのならば1対の目玉模様に対して,警告信号仮説が当てはまるのならば目立つ目玉模様刺激に,実験個体はより忌避反応を示すと予測される.結果,いずれの実験個体においても,2つの呈示刺激に対して忌避反応は示さないことがわかった.逆に一部の個体では目玉模様刺激への選好反応が繰り返し観察された.このことは,目玉模様が全ての鳥類において忌避される模様ではないことを示唆する.
期刊论文(2)
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科研奖励(0)
会议论文
Food-mimicking ornamental traits in Estrildid finches
梅花雀的模仿食物的观赏性状
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ayumi Mizuno, Masayo Soma]
通讯作者:
Masayo Soma
カエデチョウ科鳥類の羽装模様の進化と視覚選好の関係
鹭科鸟类羽毛图案的进化与视觉偏好的关系
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hiroshi Watanabe, Kimiko Kuroki, Katsumi Maenaka, 水野歩・相馬雅代]
通讯作者:
水野歩・相馬雅代