寄生虫群集の形成過程における履歴効果と宿主への波及

寄生虫群落形成过程中的历史影响及其对宿主的溢出

基本信息

批准号：
22KJ0086
负责人：
長谷川稜太
金额：
$ 1.09万
依托单位：
Hokkaido University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2023
资助国家：
日本
起止时间：
2023-03-08 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-22KJ0086/
关键词：
寄生虫寄生性カイアシ類サケ科群集集合履歴効果

项目摘要

地球上の生物には複数種の寄生虫による寄生虫群集が形成されている。寄生虫群集組成が異なれば、宿主の成長や生存も異なるので、組成の違いがどのように決定されているか明らかにすることは生態学の重要な問いである。本研究では河川性サケ科魚類の寄生群集に着目し、先に宿主に寄生した外部寄生虫によって組成が異なる寄生虫群集が形成されるという「履歴効果」があるか調べた。具体的には、宿主の体重・成長を低下させるカイアシ類ヤマメナガクビムシ類が先に寄生した宿主では他種の寄生が促進され、種数や各種の個体数が豊かな寄生虫群集が形成されるのに対し、宿主の免疫を誘導するコガタカワシンジュガイ(コガタ)が先に寄生した宿主では、他種の寄生が阻害され、種数や各種の個体数が少ない寄生虫群集が形成されると予測した。北海道東部70地点以上でサケ科魚類イワナとオショロコマをつかまえ、寄生虫検査をおこなった。多くの地点でイワナの口にはミヤマナガクビムシが、オショロコマのエラにはオショロコマナガクビムシが寄生していた。またコガタの幼生は両種のエラに寄生していた。両イワナ類の体内からは線虫や鉤頭虫がみられた。ミヤマナガクビムシの寄生率とコガタ幼生の寄生率の間には正の相関がみられ、2種の同時寄生が頻繁に起きていた。これはミヤマナガクビムシの寄生がコガタ幼生の寄生を促進する可能性を示唆する。オショロコマナガクビムシの寄生率とミヤマナガクビムシの寄生率には負の相関がみられた。2種の寄生虫は異なる宿主を利用するが、浮遊幼生期に何らかの相互作用がある可能性を示唆する。以上の結果は国内外の学会やセミナーなどで発表した。また寄生虫の進化生態学研究で世界をリードするRobert Poulin博士(ニュージーランド・オタゴ大学)のもとに3ヶ月滞在し、本研究で得られた結果について議論した。現在以上の議論の内容をもとに論文執筆を進めている。

地球生物体形成的寄生虫群落由多种寄生虫形成。不同的寄生虫社区组成也导致不同的宿主生长和生存，因此澄清组成的差异是如何确定的是一个重要的生态问题。这项研究的重点是萨摩尼科河鱼的寄生虫群落，并研究了是否存在一种“历史效应”，其中是否存在具有不同成分的寄生虫群落，这取决于先前寄生在宿主的寄生虫。 Specifically, we predicted that in hosts that were parasitized by the copepod, which lowers the host's weight and growth, parasite communities will be promoted, and that there will be a rich parasite community with a wide variety of species and populations, while in hosts that were parasitized by the copepod, which induces the host's immunity, parasitism will be inhibited, and parasite communities will be formed with a small number of species and各种物种的种群。我们在北海道东部的70多个地点捕获了鲑鱼鱼炭和鲑鱼科，并测试了寄生虫。在许多地方，炭的口中有寄生的甲虫，捕获山的ill被捕获鱼寄生。同样，甲虫的幼虫在这两种物种的g上都是寄生的。两种炭的体内都看到了线虫和钩状蠕虫。在日本角甲虫的寄生速率和幼虫的寄生率之间观察到正相关，两种同时发生的寄生虫经常发生。这表明头骨甲虫的寄生虫可能促进甲虫幼虫中的寄生虫。甲虫的寄生速率与山甲虫的寄生率之间存在负相关。这两个寄生虫利用不同的宿主，表明浮动幼虫阶段可能存在某种相互作用。上述结果在国内和国际学术社会和研讨会上提出。他还花了三个月的时间与罗伯特·普林（Robert Poulin）博士（新西兰奥塔哥大学）（寄生虫进化生态学研究领袖），并讨论了从这项研究中获得的结果。我正在根据比我所看到的更多的讨论内容写论文。