言葉の使用規則を明示化する倫理的義務:言語哲学・認識論・倫理学の架橋に向けて
言葉の使用規則を明示化する倫理的義務:言語哲学・認識論・倫理学の架橋に向けて
批准号:
22KJ0522
负责人:
田中 凌
金额:
$3.08万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
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英文摘要
2022年度に達成した具体的課題は、次の4つにまとめられる。(1) Kripke 1982 (Wittgenstein on Rules and Private Language) で論じられるいわゆる「規則遵守問題」を、自身の言語能力についての自己知にかんする問題提起として解釈する近年の研究をサーヴェイした。その上で、自身の言語能力を他者に対して「表出」するという実践の観点から、そのように解釈された限りでの規則遵守問題の解消法を提案した。(2) 語の意味の知識が、証言の認識論において知識の受け取り手が満たすべき必要条件といかに関わるかを明らかにした。意味の知識について一般的に聞き手が満たすべき必要条件を同定しようとするならば、それは個別的文脈において自身の有する意味の知識が十分であるかを判断するメタ的能力に訴えてなされるべきだと提案した。(3) 意味論的委任という現象を指示の記述説によって扱う試みに生じる問題点を明らかにした。意味論的委任とは、個別の話者が自身の使用する語の意味を、自分よりもその語の使用に習熟していると思われる他者へと委任して決定するという現象である。証言の認識論の観点から、意味論的委任を成り立たせるメカニズムは個々人の認知的記述に還元できず、その点で記述説的な説明には限界があることを明らかにした。(4) 近年の概念工学基礎研究をサーヴェイすることで、実装にかかわる二つの大きなテーマが存在することを明らかにした。概念工学とは、既存の言語表現や概念に対してより良い代替概念・表現を提案し、最終的にその社会実装を試みる営みである。既存の研究においては、一方で実効性が見込まれる実装の手法を模索する研究があり、他方でそうした実効性のある手法が人々の概念使用・言語実践の自律性を侵害しうることを指摘する研究が存在することが明らかになった。
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指示の記述説は意味論的委任を適切に扱えるか
指令的描述性理论能否恰当地处理语义委托?
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[田中太一, 浅岡健志朗, 石塚政行, 松田俊介, 松田俊介, 田中 凌, Tanaka Ryo, Ryo Tanaka, 田中凌, 田中凌]
通讯作者:
田中凌
Explication of Meaning in Context
上下文含义的解释
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[和泉悠, 鈴木貴之, 藤川直也, 田中凌, Ryo Tanaka]
通讯作者:
Ryo Tanaka
概念工学の実装とその倫理
概念工程的实施及其伦理
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[和泉悠, 鈴木貴之, 藤川直也, 田中凌]
通讯作者:
田中凌
語の意味の知識と証言による知識の伝達
通过见证了解词义并传播知识
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[和泉悠, 鈴木貴之, 藤川直也, 田中凌, Ryo Tanaka, Ryo Tanaka, Ryo Tanaka, Suzuki Yui, Ryo Tanaka, 鈴木唯, 田中凌]
通讯作者:
田中凌
『他者理解についてのブランダムモデル』と客観性の問題
“理解他人的品牌模型”与客观性问题
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[和泉悠, 鈴木貴之, 藤川直也, 田中凌, Ryo Tanaka, Ryo Tanaka, Ryo Tanaka, Suzuki Yui, Ryo Tanaka, 鈴木唯, 田中凌, 鈴木唯, 田中凌]
通讯作者:
田中凌
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