生体膜上で誘起されるアミロイドβ凝集の分子機構解明および凝集阻害剤の開発
生体膜上で誘起されるアミロイドβ凝集の分子機構解明および凝集阻害剤の開発
批准号:
22KJ2711
负责人:
宮本 恵里花
金额:
$1.6万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2023-03-08 至 2025-03-31
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
細胞膜上の流動性の低い領域である脂質ラフト上では、糖脂質であるガングリオシドがクラスターを形成している。アルツハイマー病 (AD) においては、原因タンパク質であるアミロイドβタンパク質 (Aβ) がガングリオシドクラスターに結合し、高毒性なAβ凝集体の形成を促進する複合体を形成する。本研究課題ではこの現象に着目し、膜上のガングリオシドに誘起されるAβ凝集を再現するモデルを構築し、Aβ凝集阻害剤を開発することを目的とした。まずガングリオシドを含む市販の脂質を用いた平面膜デバイスを作製し、原子間力顕微鏡 (AFM) で観察することで、ADにおける膜上のガングリオシドに誘起されるAβ凝集を再現・評価した。次に、これまでにファージ提示法で同定されたガングリオシド結合性ペプチドの立体構造をもとに分子設計を行い、環状ペプチドを合成した。平面膜デバイスを用いたAFM観察や、細胞毒性アッセイの結果、環状ペプチドの高いAβ凝集阻害能を明らかにした。環状ペプチドは、Aβと膜上のガングリオシドとの複合体形成という、凝集の起点に作用することでAβ凝集を阻害する可能性がある。Aβの凝集の起点となる膜上での現象を評価する実験系として、本研究で用いた手法が有用であることが示された。次に、よりAD患者脳内環境を模倣した環境でペプチドの機能を評価するために、ヒト脳抽出脂質を用いた平面膜デバイスの作製に着手した。まず、AD患者を含む高齢者の剖検脳皮質から調製された、Aβ凝集好発部位である楔前部および、Aβ凝集回避部位である鳥距溝由来のシナプス膜脂質を用いて平面膜を作製した。次にこの患者脳由来脂質から作成した膜デバイス上でのAβ凝集をAFMで観察した。膜表面に形成されたAβ凝集体の評価の結果、ヒト脳部位特異的なAβ凝集の観察に成功した。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
膜マイクロドメイン中の糖脂質に誘起されるAβ凝集を阻害する環状ペプチドの機能評価
环肽抑制膜微区糖脂诱导的 Aβ 聚集的功能评价
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[宮本恵里花, 松原輝彦, 佐藤智典]
通讯作者:
佐藤智典
脂質ラフト上のGM1に誘起されたAβ凝集を阻害する環状ペプチド
环肽抑制 GM1 诱导的 Aβ 在脂筏上聚集
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[宮本恵里花, 松原輝彦, 佐藤智典]
通讯作者:
佐藤智典
Ganglioside Nanocluster-Targeting Peptidyl Inhibitor Prevents Amyloid β Fibril Formation on the Neuronal Membrane
神经节苷脂纳米簇靶向肽基抑制剂可防止神经元膜上淀粉样蛋白 β 原纤维的形成
DOI:
10.1021/acschemneuro.2c00047
发表时间:
2022
期刊:
ACS Chemical Neuroscience
影响因子:
5
作者:
[Matsubara Teruhiko, Nakai Mako, Nishihara Masaya, Miyamoto Erika, Sato Toshinori]
通讯作者:
Sato Toshinori
細胞膜上のGM1を標的とした環状ペプチドによるAβ凝集阻害効果の解析
环肽靶向细胞膜GM1抑制Aβ聚集作用分析
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[宮本恵里花, 松原輝彦, 佐藤智典]
通讯作者:
佐藤智典