Wntシグナルによるアポトーシス制御とヒト多能性幹細胞品質評価への応用
Wntシグナルによるアポトーシス制御とヒト多能性幹細胞品質評価への応用
批准号:
16K12922
负责人:
中島 啓行
金额:
$2.25万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份:
2016
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2016-04-01 至 2017-03-31
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英文摘要
再生医療への応用が期待されるヒト多能性幹細胞は、培養条件によって形質が変化しやすいため、その品質管理が重要な課題である。ヒト多能性幹細胞はシングルセルにして培養(分散培養)するとアポトーシスを起こすという性質を持つが、継代を繰り返すと、分散培養してもアポトーシスを起こさない変異株が生じることが報告されている。この分散誘導性アポトーシス耐性細胞は、正常な細胞に比べて腫瘍形成の頻度が高く、ヒト多能性幹細胞の品質を維持する上での懸念事項となりうる。しかしながら、その発生メカニズムについてはよく分かっていない。先行研究において、正常なヒトES細胞と分散誘導性アポトーシス耐性ヒトES細胞の遺伝子発現をマイクロアレイ解析で比較した結果、分散誘導性アポトーシス耐性ヒトES細胞ではWntアンタゴニストの発現が減少していることが明らかとなった。そこで、本研究ではWntアンタゴニストの減少が分散誘導性アポトーシス耐性獲得に寄与するのか検証した。Wntアンタゴニストを添加した培地で分散誘導性アポトーシス耐性ヒトES細胞を培養すると、分散培養後の生存率が低下すること、およびアポトーシスのマーカーであるAnnexin-V陽性細胞が増加すること、が分かった。一方、Wnt5Aを添加するとWntアンタゴニストの場合とは逆に分散培養後の生存率が上昇すると共に、Annexin-V陽性細胞の割合が減少することが明らかとなった。また、WntアンタゴニストとWnt5Aを同時に添加するとWntアンタゴニストのみを添加した場合に見られたAnnexin-V陽性細胞の増加は認められなくなった。これらのことから、Wnt5Aによるシグナルの亢進が分散誘導性アポトーシス耐性獲得の関与している可能性が示唆された。
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会议论文
Downregulation of endogenous WNT antagonists as a potential marker for resistance of human pluripotent stem cells to dissociation-induced apoptosis
内源性 WNT 拮抗剂的下调作为人类多能干细胞对解离诱导的细胞凋亡的抗性的潜在标志物
DOI:
--
发表时间:
2016
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hiroyuki Nakashima, Kouichi Hasegawa, Hirofumi Suemori, Akihiro Umezawa, Yoji Sato]
通讯作者:
Yoji Sato
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