脳弓下器官への新規自己抗体がNa代謝異常を起こす分子病態の解明と治療標的の探索
脳弓下器官への新規自己抗体がNa代謝異常を起こす分子病態の解明と治療標的の探索
批准号:
21K15894
负责人:
宇都宮 朱里
金额:
$2.33万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
自己免疫性高Na血症ならびにROHHAD症候群の患者で認めた抗脳弓下器官抗体(SFO抗体)反応について、対応する抗原を同定するべく研究を行っている。国内、海外から収集した臨床診断された患者の血清サンプル約25例を解析対象とした。このうちSFO抗体陽性の患者血清サンプルのうち、既知報告されている抗Nax抗体陰性例は44%であった。その血清サンプルを用いてプロテインアレイ解析を施行した。結果80%の血清サンプルで共通した認められた抗原はZCAN1であった。疾患との関連性を証明するために、以下解析を行った。まず、マウス脳弓下器官組織を用いて患者血清と抗ZSCAN1抗体試薬を共培養したところ、同一の部位に共通に染まり発現していることが確認された。またZSCAN1抗原と1時間留置させた前後の患者血清でマウス脳弓下器官における免疫染色を行ったところ留置後の血清では染色が低下していた。これらのことからZSCAN1抗原を候補抗原と同定し、小麦胚芽細胞における無細胞培養システムを用いてZSCAN1抗原タンパクを発現させ、抽出し、マイクロプレートに固相化させた。ELISA試薬で反応させ停止させたのちに、蛍光吸光度計で450nmの強度を測定し、各血清サンプルについて、陽性陰性対照を基に抗体価を計算し40以上を陽性判定とした。本プレートを用いてELISA法により多数例の血清解析を開始した。疾患でない小児患者20例ではいずれも陰性結果であったが、疾患患者ではこれまで行っていたマウス脳組織との免疫染色による解析とほぼ同等の結果を得ることができた。ELISA解析方法を使用し、臨床的に血漿交換、免疫グロブリン投与、ステロイドパルス治療をおこなった抗体反応陽性患者の前後の血清サンプルの採取ができ、それぞれの治療前後のサンプルで抗体反応を行った。いずれのサンプルでも治療後の抗体反応の低下を認めた。
英文摘要
自己免疫性高Na血症ならびにROHHAD症候群の患者で認めた抗脳弓下器官抗体(SFO抗体)反応について、対応する抗原を同定するべく研究を行っている。国内、海外から収集した臨床診断された患者の血清サンプル約25例を解析対象とした。このうちSFO抗体陽性の患者血清サンプルのうち、既知報告されている抗Nax抗体陰性例は44%であった。その血清サンプルを用いてプロテインアレイ解析を施行した。結果80%の血清サンプルで共通した認められた抗原はZCAN1であった。疾患との関連性を証明するために、以下解析を行った。まず、マウス脳弓下器官組織を用いて患者血清と抗ZSCAN1抗体試薬を共培養したところ、同一の部位に共通に染まり発現していることが確認された。またZSCAN1抗原と1時間留置させた前後の患者血清でマウス脳弓下器官における免疫染色を行ったところ留置後の血清では染色が低下していた。これらのことからZSCAN1抗原を候補抗原と同定し、小麦胚芽細胞における無細胞培養システムを用いてZSCAN1抗原タンパクを発現させ、抽出し、マイクロプレートに固相化させた。ELISA試薬で反応させ停止させたのちに、蛍光吸光度計で450nmの強度を測定し、各血清サンプルについて、陽性陰性対照を基に抗体価を計算し40以上を陽性判定とした。本プレートを用いてELISA法により多数例の血清解析を開始した。疾患でない小児患者20例ではいずれも陰性結果であったが、疾患患者ではこれまで行っていたマウス脳組織との免疫染色による解析とほぼ同等の結果を得ることができた。ELISA解析方法を使用し、臨床的に血漿交換、免疫グロブリン投与、ステロイドパルス治療をおこなった抗体反応陽性患者の前後の血清サンプルの採取ができ、それぞれの治療前後のサンプルで抗体反応を行った。いずれのサンプルでも治療後の抗体反応の低下を認めた。
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Hospital European George Pompidou Paris,/Lille University Hospital, L(フランス)
巴黎欧洲乔治蓬皮杜医院/里尔大学医院,L(法国)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
ELISA法によるNax抗体解析の構築と陽性例における特徴的臨床因子の検討
ELISA法构建Nax抗体分析及阳性病例特征性临床因素检查
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[内田優美子, 高橋幸博, 釜本智之, 中川隆志, 利根川仁, 西本瑛里, 谷有貴, 西久保敏也, 壺井史奈ら]
通讯作者:
壺井史奈ら
自己免疫性高Na血症・ROHHAD症候群におけるZSCAN1新規抗原の同定
自身免疫性高钠血症/ROHHAD 综合征中新型 ZSCAN1 抗原的鉴定
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
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作者:
[内田優美子, 高橋幸博, 釜本智之, 中川隆志, 利根川仁, 西本瑛里, 谷有貴, 西久保敏也, 壺井史奈ら, 宇都宮朱里ら]
通讯作者:
宇都宮朱里ら
Northwestern University/Ann and Robert H. Lurie Hospital(米国)
西北大学/安和罗伯特 H. 卢里医院(美国)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
自己免疫性高Na血症・ROHHAD症候群における新規抗原同定とELISA測定法の構築
自身免疫性高钠血症/ROHHAD综合征新型抗原的鉴定及ELISA测定方法的构建
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Nakamura‐Utsunomiya Akari、Goda Satoshi、Hayakawa Seiichi, et al., 壺井史奈ら, 宇都宮朱里ら, 宇都宮朱里ら]
通讯作者:
宇都宮朱里ら
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