课题基金 / 基金详情

凍結保存による同種静脈グラフトの抗原性変化・組織障害に関する検討

凍結保存による同種静脈グラフトの抗原性変化・組織障害に関する検討
异体静脉移植物冷冻保存后抗原变化及组织损伤的研究
批准号:
21K16441
负责人:
市田 晃彦
金额:
$2.91万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31

项目摘要

项目成果

相似基金

相关文献

中文摘要
翻译
東京大学組織バンクから1998年から2021年に凍結保存同種静脈グラフト(以下、ホモグラフト)を提供した件数は731件であった。これらの症例において、実際にホモグラフトの移植が行われたが再手術でグラフトの一部が摘出されたり、剖検が行われホモグラフトの組織学的な観察が可能となった症例をピックアップした。肝移植で使用された529件のうち、過去に東京大学医学部附属病院で剖検が行われたり、再肝移植の際にホモグラフトが摘出された症例は3例であった。また、研究期間中に剖検が行われた症例が4例あった。また、他院で剖検、もしくは再肝移植の際に摘出された症例は7例であった。肝移植以外に肝胆膵外科手術においてホモグラフトが使用された95例のうち、剖検もしくは再手術でホモグラフトの摘出が行われた症例は3例であった。これら合計17例のホモグラフトを組織学的に評価できるよう、スライド作成や免疫染色を行った(HE染色、EVG染色、CD31染色など)。また、比較検討のために、使用期限切れなどで使用されなかったホモグラフト19例においてもスライド作成・免疫染色を行った。これらの観察の結果、ホモグラフトは凍結保存・解凍後も血管の組織学的構造が保たれ、内皮細胞もほぼ残存していることがわかった。実際に移植が行われた17例の観察では移植後もホモグラフトの血管構造は保たれており、細胞の生存が確認された。動脈ホモグラフトで見られるような内膜肥厚、中膜壊死、外膜側からの炎症細胞浸潤は軽度であり、強い拒絶の所見は見られなかった。内皮細胞は13例で残存していた。経過中に閉塞してしまったホモグラフトでは細胞性は保たれず、中膜主体に壊死・線維化が見られた。実臨床でホモグラフトを使用し、抗凝固療法が不要で感染症に強く免疫抑制療法が不要、という利点があると感じていたがそれを裏付ける組織学的所見が確認された。
英文摘要
東京大学組織バンクから1998年から2021年に凍結保存同種静脈グラフト(以下、ホモグラフト)を提供した件数は731件であった。これらの症例において、実際にホモグラフトの移植が行われたが再手術でグラフトの一部が摘出されたり、剖検が行われホモグラフトの組織学的な観察が可能となった症例をピックアップした。肝移植で使用された529件のうち、過去に東京大学医学部附属病院で剖検が行われたり、再肝移植の際にホモグラフトが摘出された症例は3例であった。また、研究期間中に剖検が行われた症例が4例あった。また、他院で剖検、もしくは再肝移植の際に摘出された症例は7例であった。肝移植以外に肝胆膵外科手術においてホモグラフトが使用された95例のうち、剖検もしくは再手術でホモグラフトの摘出が行われた症例は3例であった。これら合計17例のホモグラフトを組織学的に評価できるよう、スライド作成や免疫染色を行った(HE染色、EVG染色、CD31染色など)。また、比較検討のために、使用期限切れなどで使用されなかったホモグラフト19例においてもスライド作成・免疫染色を行った。これらの観察の結果、ホモグラフトは凍結保存・解凍後も血管の組織学的構造が保たれ、内皮細胞もほぼ残存していることがわかった。実際に移植が行われた17例の観察では移植後もホモグラフトの血管構造は保たれており、細胞の生存が確認された。動脈ホモグラフトで見られるような内膜肥厚、中膜壊死、外膜側からの炎症細胞浸潤は軽度であり、強い拒絶の所見は見られなかった。内皮細胞は13例で残存していた。経過中に閉塞してしまったホモグラフトでは細胞性は保たれず、中膜主体に壊死・線維化が見られた。実臨床でホモグラフトを使用し、抗凝固療法が不要で感染症に強く免疫抑制療法が不要、という利点があると感じていたがそれを裏付ける組織学的所見が確認された。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
肝移植における凍結保存同種静脈グラフトの利用と今後の展望について
冻存同种异体静脉移植物在肝移植中的应用及前景
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [関裕介, 赤松延久, 長谷川潔]
通讯作者: 長谷川潔
凍結同種静脈グラフトを用いた生体肝移植後に剖検を行い静脈グラフトの病理組織学的変化を検討した一例
活体肝移植后使用冷冻同种异体静脉移植物进行尸检以检查静脉移植物的组织病理学变化的案例。
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [関裕介, 市田晃彦, 田村純人, 田中麻理子, 赤松延久, 金子順一, 有田淳一, 牛久哲男, 長谷川潔]
通讯作者: 長谷川潔
Histopathological changes in venous allografts with cryopreservation
冷冻保存同种异体静脉移植物的组织病理学变化
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [関裕介, 市田晃彦, 田村純人, 田中麻理子, 赤松延久, 金子順一, 有田淳一, 小前兵衛, 小野稔, 長谷川潔]
通讯作者: 長谷川潔
海外基金