有機リン系毒物による中枢性呼吸抑制の機序解明および解毒薬の効果について
有機リン系毒物による中枢性呼吸抑制の機序解明および解毒薬の効果について
批准号:
21K16592
负责人:
野村 和史
金额:
$3.0万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2021-04-01 至 2026-03-31
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英文摘要
2021年度に引き続き、en-bloc標本を用いて有機リンの毒性、および拮抗薬の効果について検証を行った。P6に限定したげっ歯類から脳幹脊髄を一塊に取り出し、呼吸性バーストが経時的に観察できることを確認し、還流する人工髄液に有機リンを混入した。すると、約半数の標本で呼吸性バースト興奮が消失することが確認できた。統計学的にも、有機リン投与により呼吸性バースト興奮の頻度は有意に減少することが示された。過去の研究成果と合わせて考えると、有機リンによる中枢性呼吸停止は、PBCよりも尾側領域の障害によって発生することを意味する。中枢性呼吸停止について、これまでそのような尾側領域の関与を示す研究は報告されていない。すなわち、本研究によって中枢性呼吸停止における、新たな責任部位を発見したことになる。続いて解毒薬である2種類の拮抗薬の効果について検証した。方法は先行研究と同様のプロトコールで、有機リンと同時に解毒薬をそれぞれ同時投与するものである。その結果、上述したような呼吸性バースト興奮の頻度低下は、解毒薬投与により拮抗することがわかった。これはすなわち解毒薬は有機リンによる中枢性呼吸抑制に拮抗することを意味しており、治療薬として有益であることが示唆された。さらに、中枢性呼吸停止は有機リンのアセチルコリンエステラーゼ阻害作用によるアセチルコリン過剰状態が生み出すことを確認することにした。有機リンと異なるカルバメート系アセチルコリンエステラーゼ阻害薬であるネオスチグミンを標本に投与したところ、有機リンとほぼ同様の呼吸性バーストの停止が見られた。この研究成果は2022年度日本救急医学会学術集会および日本集中治療医学会総会で発表し、論文にまとめた。論文は現在投稿中であるが、近日中に出版される見込みである。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
有機リン系毒物による中枢性呼吸停止の機序について
有机磷毒物引起中枢性呼吸骤停的机制
DOI:
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发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
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作者:
[野村和史, 成松英智, 尾家慶彦, 越久仁敬]
通讯作者:
越久仁敬
有機リン系毒物による中枢性呼吸停止に対する解毒薬の効果について
解毒剂对有机磷毒物所致中枢性呼吸骤停的作用
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[野村和史, 成松英智, 尾家慶彦, 越久仁敬]
通讯作者:
越久仁敬
溶接モニタリングと深層学習の融合による溶接品質その場推定と判断根拠の可視化
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批准号:21K03806
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2021
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负责人:野村 和史
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依托单位:
海外基金