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中世における自動詞・他動詞の対応に関する研究

中世における自動詞・他動詞の対応に関する研究
中世纪不及物动词与及物动词的对应研究
批准号:
22K13133
负责人:
岡村 弘樹
金额:
$1.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31

项目摘要

项目成果

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本研究は、日本語史の転換期とも言える中世における動詞を対象とし、自動詞・他動詞の対応の傾向・特徴にそれまでの時代と違いがあるか否かの確認と、中世後期以降盛んになってゆく四段動詞の下二(一)段化と自動詞・他動詞の対応との関係の解明を主たる目的とするものである。前者についてはデータの収集と検討を進めているところであるが、現時点ではそれまでの時代との違いを見出せていない。特に、四段他動詞・下二段自動詞のペアが対象を傷つけるような意味の動詞に偏るという傾向も維持しているように見えるが、これは中世後期以降に下二(一)段化の例が多く見られる「読む」「言ふ」「書く」とは特徴が異なるため、注意を要する。後者について、中世後期の抄物に見られる「ヨメル」の類いが四段動詞が下一段化したものなのか、それとも「ヨム」に助動詞「リ」が付いたものなのかといった議論がある。その検討をするために、中世前期の明恵関連の聞書を複数調査し、それに基づき口頭発表をした。調査対象に聞書を選んだのは、中世前期の資料の中でも口語的な表現が特に期待されること、聞書が作られた背景が抄物と通ずるところがあり、言語的特徴にも通ずるところがある可能性が期待されること、という点による。その結果、口語において助動詞「リ」は廃れつつあったと一般的には認識されているが、聞書にはある程度の用例が見られること、その「リ」の特徴として、中古から中世にかけての他の資料に見られるのと異なり、文末において終止形で使われる用例に偏ることが明らかとなった。中世後期に見られるようになる「ヨメル」の類いも文末近くで「ヨメルゾ」のように用いられることがあるため、下一段化の例と助動詞「リ」との間に関係があるかについてはなお慎重に検討する必要がある。
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会议论文
中世口語における助動詞「リ」
中世纪口语中的助动词“li”
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [中川奈津子, 林由華, 林由華, 河野光将, 山田里奈, 山田 里奈, 山田里奈, 仙波光明・岸江信介・峪口有香子, 岸江信介・峪口有香子, 岡村弘樹]
通讯作者: 岡村弘樹