皮膚常在細菌間における相互作用の存在とその分子機構の解明
皮膚常在細菌間における相互作用の存在とその分子機構の解明
批准号:
22K14814
负责人:
古山 祐貴
金额:
$3.0万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2027-03-31
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英文摘要
皮膚常在細菌の単離を行い、100株以上の常在菌サンプルを取得した。また、それらの株を用いて相互作用関係にある菌株のスクリーニングを行った。その結果、ニキビの原因となる皮膚常在細菌であるアクネ菌のバイオフィルム形成を阻害する活性を示す細菌を見出した。興味深いことに、本菌はアクネ菌の生育を阻害することなく、バイオフィルム形成のみを特異的に阻害した。現状ではアクネ菌の治療には殺菌剤が利用されるが、殺菌剤の使用には①耐性菌の出現リスクがある、②所謂善玉菌と呼ばれる皮膚にとって有益な作用を示す常在細菌も殺してしまうといったデメリットがある。さらに、アクネ菌が毛穴内でバイオフィルムを形成することで、殺菌剤が効きにくくなり、ニキビが治りにくくなることが知られている。以上のことから、本研究で見出したような、殺菌作用によらずアクネ菌のバイオフィルム形成を得意的に阻害できるような化合物は新たなニキビ治療法の開発に寄与するものであることが期待される。そのため我々は、本菌の培養液の代謝産物解析を行い、活性本体探索を進めている。現在、までに活性本体の候補となる化合物を見出している。実際に本化合物が活性本体であるのかといった点に関して検証を進めるとともに、その作用機序解析を行っている。上記に加え、洗濯物の生乾き臭の原因となる常在細菌であるモラクセラ属菌の生育を阻害する細菌を2種、耳漏の原因菌となる日和見病原菌であるブレビバクテリウム属菌の生育を阻害する細菌を3種見出している。これらの細菌に関しても活性本体の同定と作用機序解析に取り組んでいる。これらの知見に関しては、新たな洗濯用洗剤の開発や日和見感染症の予防法開発などへの応用が期待される。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
ヒト皮膚常在細菌叢の維持に向けた栄養条件の検討
维持人体皮肤常驻菌群的营养条件检查
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[山元郁弥, 倉持幸司, 古山祐貴]
通讯作者:
古山祐貴
アクネ菌のバイオフィルム形成に影響を与える皮膚由来微生物・化合物の探索
寻找影响痤疮丙酸杆菌生物膜形成的皮肤源性微生物和化合物
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[松本彩季, 倉持幸司, 古山祐貴]
通讯作者:
古山祐貴
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