国内に現存する氷河を拠点に据えた氷河生態系の時空間的多様性解析
国内に現存する氷河を拠点に据えた氷河生態系の時空間的多様性解析
批准号:
22K15187
负责人:
村上 匠
金额:
$2.91万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31
中文摘要
氷河表面の雪氷上には様々な微生物や小動物が生息している。こうした氷河生物の活動が流域の物質循環や氷河の融解と密接に関連していることが明らかとなってきており、気候変動が氷河生態系の構造にどのような影響を与えるのか注目が集まっている。一方で、氷河微生物の多様性や生態に関しては未だ不明な点が多く残されている。特に、極域以外の地域の氷河生態系に関しては情報が不足している。本課題では、国内に現存する氷河に着目し、表面に生息する微生物、特に細菌群集のメタゲノムを継続的に収集・解析することを目標としている。そうした集中的かつ大規模な解析を行うことで、氷河細菌群集の系統組成や代謝能の詳細を把握し、従来調査の及んで来なかった日本の氷河生態系の詳細解明を目指す。さらに、これまで公開された海外氷河メタゲノムデータと統合した比較解析を行うことによって。日本を含めた世界各地の氷河細菌群集構造の相違点を詳らかにし、氷河生態系の地球規模での多様性を明らかにする予定である。2022年度は、富山県立山の氷河にて8月と10月の2回の雪氷試料採集を実施した。現在、これら試料について核酸試料を調製し、配列解析に向けて準備している。一方、世界各地の氷河メタゲノムデータ解析については、2022年度に海外のチームから報告されたデータセットを加えた統合解析を実施した。その結果、極域やアジア内陸部など様々な地域の氷河細菌群集について、系統組成や保有する遺伝子、メタゲノム配列から再構築された各細菌種のドラフトゲノム情報など、今後比較解析を進めていく上で基盤となるデータを作成した。
英文摘要
氷河表面の雪氷上には様々な微生物や小動物が生息している。こうした氷河生物の活動が流域の物質循環や氷河の融解と密接に関連していることが明らかとなってきており、気候変動が氷河生態系の構造にどのような影響を与えるのか注目が集まっている。一方で、氷河微生物の多様性や生態に関しては未だ不明な点が多く残されている。特に、極域以外の地域の氷河生態系に関しては情報が不足している。本課題では、国内に現存する氷河に着目し、表面に生息する微生物、特に細菌群集のメタゲノムを継続的に収集・解析することを目標としている。そうした集中的かつ大規模な解析を行うことで、氷河細菌群集の系統組成や代謝能の詳細を把握し、従来調査の及んで来なかった日本の氷河生態系の詳細解明を目指す。さらに、これまで公開された海外氷河メタゲノムデータと統合した比較解析を行うことによって。日本を含めた世界各地の氷河細菌群集構造の相違点を詳らかにし、氷河生態系の地球規模での多様性を明らかにする予定である。2022年度は、富山県立山の氷河にて8月と10月の2回の雪氷試料採集を実施した。現在、これら試料について核酸試料を調製し、配列解析に向けて準備している。一方、世界各地の氷河メタゲノムデータ解析については、2022年度に海外のチームから報告されたデータセットを加えた統合解析を実施した。その結果、極域やアジア内陸部など様々な地域の氷河細菌群集について、系統組成や保有する遺伝子、メタゲノム配列から再構築された各細菌種のドラフトゲノム情報など、今後比較解析を進めていく上で基盤となるデータを作成した。
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会议论文
メタゲノムデータで解析する氷河細菌群集構造の詳細
使用宏基因组数据分析冰川细菌群落结构的详细信息
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[村上匠, 瀬川高弘, 森宙史, 竹内望]
通讯作者:
竹内望
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