课题基金 / 基金详情

膵癌における間質線維化に関わるRON受容体の治療標的としての可能性の追求

膵癌における間質線維化に関わるRON受容体の治療標的としての可能性の追求
探索RON受体作为胰腺癌间质纤维化治疗靶点的可能性
批准号:
22K15973
负责人:
加藤 晃久
金额:
$3.0万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
近年様々な癌腫においては分子標的治療の発展が見られるが,膵癌においては限定的であり新たな分子標的の解明が強く求められている.そのような中で細胞膜上受容体の一つであるRONは,膵癌組織に多く発現し,パブリックデータ(TCGA)の膵癌症例に絞った解析ではRON高発現と予後不良との関係性が認められている.しかし膵癌におけるRONの役割や制御メカニズムには不明な点が多い.そこで本研究では,膵癌組織の特徴でもある間質線維化や乏血性の低酸素環境に着目し,膵癌におけるRONの役割や,線維化・低酸素などに関連する分子の調節機構に焦点をしぼり解析することを目的とした.まず低酸素状態で活性化される転写因子である低酸素誘導因子(HIF-1α)とRONとの関係性を解析するため,膵癌細胞株や実臨床での膵癌切除検体を用いて検討した結果,RONとHIF-1αが共発現していることを見出し,さらにRON高発現膵癌細胞株に対してsiRNA導入によりRONを抑制すると,同じくHIF-1αの発現も抑えられることから,RONがHIF-1αを制御し得る可能性が示唆された.次に恒常的にRON遺伝子をノックダウンさせた細胞株をレンチウイルスを媒介に樹立し,そのHIF-1αの発現低下がウエスタンブロットで確認された.逆のHIF-1αを抑制した細胞株におけるRONの発現低下が認めなかった.一方でRON低発現細胞株へFull-length RONを形質導入により強制発現させることで,HIF-1αの発現も増加することを確認した.細胞増殖能については,RONノックダウン安定細胞株と元の細胞株では差がないことが判明した.しかし浸潤能については,RONノックダウン細胞株では低下しており,またこの現象はRON受容体のリガンドであるMSPを投与しても浸潤能低下を示したままであり,RONは浸潤能に関して重要な因子であることが示唆された.
英文摘要
近年様々な癌腫においては分子標的治療の発展が見られるが,膵癌においては限定的であり新たな分子標的の解明が強く求められている.そのような中で細胞膜上受容体の一つであるRONは,膵癌組織に多く発現し,パブリックデータ(TCGA)の膵癌症例に絞った解析ではRON高発現と予後不良との関係性が認められている.しかし膵癌におけるRONの役割や制御メカニズムには不明な点が多い.そこで本研究では,膵癌組織の特徴でもある間質線維化や乏血性の低酸素環境に着目し,膵癌におけるRONの役割や,線維化・低酸素などに関連する分子の調節機構に焦点をしぼり解析することを目的とした.まず低酸素状態で活性化される転写因子である低酸素誘導因子(HIF-1α)とRONとの関係性を解析するため,膵癌細胞株や実臨床での膵癌切除検体を用いて検討した結果,RONとHIF-1αが共発現していることを見出し,さらにRON高発現膵癌細胞株に対してsiRNA導入によりRONを抑制すると,同じくHIF-1αの発現も抑えられることから,RONがHIF-1αを制御し得る可能性が示唆された.次に恒常的にRON遺伝子をノックダウンさせた細胞株をレンチウイルスを媒介に樹立し,そのHIF-1αの発現低下がウエスタンブロットで確認された.逆のHIF-1αを抑制した細胞株におけるRONの発現低下が認めなかった.一方でRON低発現細胞株へFull-length RONを形質導入により強制発現させることで,HIF-1αの発現も増加することを確認した.細胞増殖能については,RONノックダウン安定細胞株と元の細胞株では差がないことが判明した.しかし浸潤能については,RONノックダウン細胞株では低下しており,またこの現象はRON受容体のリガンドであるMSPを投与しても浸潤能低下を示したままであり,RONは浸潤能に関して重要な因子であることが示唆された.
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会议论文
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DOI: 10.1097/mpa.0000000000002032
发表时间: 2022
期刊: Pancreas
影响因子: 2.9
作者: [Kato A, Naitoh I, Naiki-Ito A, Hayashi K, Okumura F, Fujita Y, Sano H, Nishi Y, Miyabe K, Inoue T, Hirano A, Takada H, Yoshida M, Hori Y, Natsume M, Kato H, Takahashi S, Kataoka H.]
通讯作者: Kataoka H.