腎ラブドイド腫瘍におけるmiRNAネットワークの治療標的としての可能性
腎ラブドイド腫瘍におけるmiRNAネットワークの治療標的としての可能性
批准号:
22K16471
负责人:
長崎 瑛里
金额:
$3.0万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2022-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
腎ラブドイド腫瘍(RTK)細胞株(WT-CLS1、G401)を用いたmiRNA-mRNA比較統合解析により、RTK特異的に発現変化を認めるmiRNAとその標的遺伝子を同定した。そのうち、RTK細胞で低発現のmiRNAの標的遺伝子であり、かつRTK細胞株において高発現である40の遺伝子を抽出した。抽出した40の遺伝子を対象にGO enrichment解析を行い、RTK細胞における発現変動遺伝子の機能的特徴を解析すると、細胞接着に関連する遺伝子が有意に濃縮されていた。その1つであるNeuropilin 1 (NRP1)はこれまでに悪性腫瘍との関連が多く報告されていることから、RTKにおける腫瘍関連遺伝子の候補として以降の実験の解析対象とした。RTK細胞株におけるNRP1の機能解析を行うため、siRNAを用いてNRP1の発現を抑制した。WST-8 assayを行いNRP1の発現抑制下におけるRTK細胞の生存率の変化を解析すると、WT-CLS1、 G401ともに生存率の有意な変化は認めなかった。Matrigel invasion assayを行いNRP1の発現抑制下におけるRTK細胞の浸潤能の変化を解析すると、 WT-CLS1、G401ともにNRP1の発現抑制下で細胞浸潤能の有意な低下を認めた。Wound healing assayを行いNRP1の発現抑制下におけるRTK細胞の遊走能の変化を解析したところ、WT-CLS1においてはNRP1の発現抑制下で細胞遊走能の有意な低下を認めた。G401では有意な変化は認めなかったが、NRP1の発現抑制下で細胞遊走能の低下傾向を認めた。以上から、NRP1はRTKにおいてOncogeneとして浸潤や遊走を促進する可能性があり、RTKの新たな治療標的となりうることが示唆された。
英文摘要
腎ラブドイド腫瘍(RTK)細胞株(WT-CLS1、G401)を用いたmiRNA-mRNA比較統合解析により、RTK特異的に発現変化を認めるmiRNAとその標的遺伝子を同定した。そのうち、RTK細胞で低発現のmiRNAの標的遺伝子であり、かつRTK細胞株において高発現である40の遺伝子を抽出した。抽出した40の遺伝子を対象にGO enrichment解析を行い、RTK細胞における発現変動遺伝子の機能的特徴を解析すると、細胞接着に関連する遺伝子が有意に濃縮されていた。その1つであるNeuropilin 1 (NRP1)はこれまでに悪性腫瘍との関連が多く報告されていることから、RTKにおける腫瘍関連遺伝子の候補として以降の実験の解析対象とした。RTK細胞株におけるNRP1の機能解析を行うため、siRNAを用いてNRP1の発現を抑制した。WST-8 assayを行いNRP1の発現抑制下におけるRTK細胞の生存率の変化を解析すると、WT-CLS1、 G401ともに生存率の有意な変化は認めなかった。Matrigel invasion assayを行いNRP1の発現抑制下におけるRTK細胞の浸潤能の変化を解析すると、 WT-CLS1、G401ともにNRP1の発現抑制下で細胞浸潤能の有意な低下を認めた。Wound healing assayを行いNRP1の発現抑制下におけるRTK細胞の遊走能の変化を解析したところ、WT-CLS1においてはNRP1の発現抑制下で細胞遊走能の有意な低下を認めた。G401では有意な変化は認めなかったが、NRP1の発現抑制下で細胞遊走能の低下傾向を認めた。以上から、NRP1はRTKにおいてOncogeneとして浸潤や遊走を促進する可能性があり、RTKの新たな治療標的となりうることが示唆された。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Anaplastic sarcoma of the kidneyの1例(第2報) DICER1遺伝子解析について
肾脏间变性肉瘤一例(二报)关于DICER1基因分析
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[長崎 瑛里, 上原 秀一郎, 星 玲奈, 細川 崇, 金田 英秀, 下澤 克宜, 谷ヶ崎 博, 越永 従道]
通讯作者:
越永 従道
腎ラブドイド腫瘍細胞におけるケトン体による抗腫瘍効果の検討(Ketone bodies inhibit the growth of rhabdoid tumor of the kidney cells)
酮体对肾横纹肌样瘤细胞抗肿瘤作用的检测(酮体抑制肾细胞横纹肌样瘤的生长)
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Muto Eri, Yamaoka Bin, Nagasaki Eri, Abe Naoko, Fujiwara Kyoko, Koshinaga Tsugumichi, Uehara Shuichiro]
通讯作者:
Uehara Shuichiro
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